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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2005/10th/calendar のバックアップ(No.2)

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    • 1 (2005-12-09 (金) 08:15:28)
    • 2 (2005-12-09 (金) 08:16:00)

カレンダーの作成

次に、ウィンドウ左下にある、 ワークシートの一覧から 「カレンダー」をクリックしてください。

カレンダーのシート

カレンダーの作成と日付/時刻関数の説明をします。

まず、 年と月を、C2セルとE2セルにそれぞれ、「2004」「12」と入力してください。

▲ ▼

第1週の計算

次に、第1週の日付の計算をします。 ここでは、「その年月の1日が何曜日になるか」がポイントになります。

ここで使う関数は、 これまで登場したIF関数と、 日付/時刻関数のDATE関数、WEEKDAY関数です。

DATE(指定した年月日のシリアル値を返す)
  • 書式 : DATE(年, 月, 日)
  • 引数 : 年 : 1900〜9999までの数値
  • 引数 : 月 : 1〜12までの数値
  • 引数 : 日 : 1〜31までの数値
WEEKDAY(シリアル値を曜日に変換した結果を返す)
  • 書式 : WEEKDAY(シリアル値, 種類)
  • 引数 : シリアル値 : 日付や時間のシリアル値
  • 引数 : 種類 : 戻り値の種類
    • 1または省略 : 日曜=1〜土曜=7
    • 2の場合 : 月曜=1〜
    • 3の場合 : 月曜=0〜
  • まず、その年月の1日は、DATE関数を使えば、シリアル値として求めることができます。次の計算式で表すことができます。
    = DATE(C2, E2, 1)
  • 次に、その年月の1日が何曜日かは、WEEKDAY関数を使えばわかります。上のDATE関数の結果を使えば、計算式は次のようになります(ここでは種類は1を選択します)。
    = WEEKDAY(DATE(C2, E2, 1))
  • 「2004年12月1日」のシリアル値と曜日の値は、上の2つの計算式を使えば、それぞれ「38322」と「4」(水曜日)となるのがわかります。

これらの式を使って、第1週の計算をしてみましょう。 B5〜H5セルの値も利用します。

正解から紹介すると、B6セルの計算式は次のようになります。

=IF(B5>=WEEKDAY(DATE(C2,E2,1)), B5-WEEKDAY(DATE(C2,E2,1))+1, "")
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^  ^^
    条件式(A)                  真の場合(B)                  偽の場合(C)

つまり、次のような意味になります。

  • その年月の1日の曜日がB5と同じかその後であれば...条件式(A)
    • B5からその年月の1日の曜日を引き、1を足したものを返す...真の場合(B)
    • 空白「""」を返す...偽の場合(C)

わかりにくいので、表にしてみましょう。 「2003年12月」の場合、 「2003年12月1日」は水曜日なので、曜日の値は「4」となります。

セル5行目の値(曜日)5行目の値-WEEKDAYの戻り値条件式の結果日付
B61-3偽
C62-2偽
D63-1偽
E640真1
F651真2
G662真3
H673真4

つまり、まずセル(B6〜H6)の曜日の値と、その年月の1日の曜日の値を比較します。 もし、セルの曜日の値より1日の曜日の値が小さければ、 そのセルには指定された年月の日付はあらわれないはずです(まだ前の月の日付)。

もし、セルの曜日の値より1日の曜日の値が同じか大きければ、 そのセルには指定された年月の日付があわられます。 セルの日付は、曜日の値を計算したものから求めることができるというわけです。

B6セルの計算式の「C2」と「E2」セルを指定している部分を、 絶対参照の形式に変更してください。 変更できたら、B6セルの計算式をC6〜H6セルにコピーしましょう。

第1週
▲ ▼

第2週〜第6週までの計算

第1週目は難しい数式を使いましたが、 第2週から第6週は簡単な計算式で求めることができます。

第2週の日曜日の日付は、第1週の土曜日の日付に1を足したものですから、 B7セルの次のような計算式になります。

= H6 + 1

また、第2週の月曜日の日付は、日曜の日付に1を足したものですから、 C7セルの次のような計算式になります。

= B7 + 1

あとは、月曜日の計算式を土曜日のセル(H7)までコピーし、そのあと第2週の計算式全体を第6週までコピーすれば、すべての枠に計算式を入力することができます。 コピーには、マウスを使えば簡単にできます。

第2〜第5週
▲ ▼

月末の表示(条件付き書式)

今のままでは、月末に「32」などの余計な数字が表示されてしまっています。 そこで、「条件付き書式」を使って、数値の表示をコントロールします。 条件付き書式とは、普通の書式設定とは違い、セルや計算の値がある条件がときに設定せる書式のことです。

ここで使う関数は、さっき登場したDATE関数と、日付/時刻関数のDAY関数です。

  • DAY(シリアル値に対応した日を1から31までの数字で返す)
    • 書式 : DAY(シリアル値)
    • 引数 : シリアル値 : 日付や時間のシリアル値
  • 指定された年月の1日は、DATE関数を使えば、シリアル値として求めることができます。次の計算式で表すことができます。
    = DATE($C$2, $E$2, 1)
  • 指定された年月の翌月の1日は、指定された月に1を足せばよいだけです。次の計算式で表すことができます。
    = DATE($C$2, $E$2+1, 1)
  • 指定された年月の翌月の1日の前日、つまり指定された年月の最終日は、指定された月に1を足し、さらに日から1を引く、つまり0にすればよいだけです。次の計算式で表すことができます。
    = DATE($C$2, $E$2+1, 0)
  • したがって、指定された年月の最終日の日付は、次の計算式で求められます。
    = DAY(DATE($C$2, $E$2+1, 0))

この式を使って、次のように条件付き書式を設定しましょう。 「その月の最終日より大きい数値は、背景と同じ文字色で表示する」という条件にします。

  1. B10〜H11までのセルを範囲指定
  2. メニューバーから「書式」→「条件付き書式」を選択
  3. 条件を設定
    • 中央の条件に「次の値より大きい」をマウスで選択
    • 右側の入力欄に、次の計算式を入力
      = DAY(DATE($C$2, $E$2+1, 0))
      条件付き書式
  4. 「書式」ボタンをクリック
    • 「フォント」タブをクリック
    • 「色」で背景と同じ色を文字色に設定
    • 「OK」ボタンをクリック
  5. 「OK」ボタンをクリック

設定できると、月の最終日より大きい数字が見えなくなります。ただし、表示されていないわけではないので、セルの塗りつぶしを設定するときには気をつけてください。

▲ ▼

見映えの設定

カレンダーを見映えをよくするため、次のような設定をして下さい。

  • 文字色の設定(日曜日は赤、土曜日は青など)
  • 文字のフォントの設定、大きさの変更
  • 罫線の太さ、パターン
  • セルの塗りつぶし


次へ進んでください。


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