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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2004/11th/pivot_table のバックアップ(No.2)

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    • 1 (2005-01-11 (火) 08:48:51)
    • 2 (2005-01-11 (火) 09:18:06)

ピボットテーブル

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ピボットテーブルの概要

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ピボットテーブルとは

Excelにはさまざまな機能がありますが、 その中でも最も優れているのが 「ピボットテーブル」というデータを集計・分析する機能だといわれています。

Excelで表やグラフを作っても、 大量の項目やデータがある場合は、 表やグラフを見ただけでは、 すぐにデータの特徴・特性がわからない場合があります。 データに隠された特徴をつかむためには、 データをうまく集計しなければいけません。

ピボットテーブル(クロス集計ともいいます)とは、
「複雑なデータから2つの項目について同時に集計しまとめたもの」です。 単純な集計ではわからない情報を、 より深くつかむことができます。

たとえば、ある商品の購入者の調査で、男性が7割で女性が3割だったとします。 これは「男性か女性か」というひとつの項目で集計した結果です。 ここに「年代」の項目を追加して集計してみましょう。
年代によって男女の比率がかわり、 「女性のほうが購入している」年代もでてくるかもしれません。 ピボットテーブルを使えば、 このようなより細かいデータの分析もできます。

excel00.png
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ピボットテーブルの表

ピボットテーブルの表(クロス集計表ともいいます)では、 2つの項目のデータを比べやすくするための1つの作法(ルール)があります。 作法にしたがうと、上の例は「年代という基準で、性別を比較した」ことになります。

  • 表側(縦の項目)
    • 比較する基準になる項目や要因となる項目
    • 上の例では「年代」
  • 表等(横の項目)
    • 結果や比較したい項目
    • 上の例では「性別」
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ピボットテーブルを使った集計

左下のシート名「売上表」をクリックし、「売上表」のシートを表示してください。

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ピボットテーブルの作成

担当者ごとの、各販売先への売り上げ金額を調べてみましょう。

次のようにして、ピボットテーブルを作成します。

  1. メニューバーから「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を選びます。
  2. 「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード - 1/3」というウィンドウが表示されます。 データの場所が「Excelのリスト/データベース」、 レポート種類が「ピボットテーブル」なのを確認し、 「次へ」ボタンをクリックします。
    excel06.png
  3. 「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード - 2/3」というウィンドウが表示されます。 ピボットテーブルで集計する範囲を選びます。
    A1〜G32までのセルをマウスでドラッグし選択します。 選択できたら「次へ」ボタンをクリックします。
    excel07.png
  4. 「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード - 3/3」というウィンドウが表示されます。
    どこにピボットテーブルを作るか選択します。「既存のワークシート」を選び、下の入力欄をクリックした後、A37セルをクリックしてください。
    excel08.png
  5. 「レイアウト」ボタンをクリックしてください。
    1. 「レイアウト」ウィンドウでは、どのようにデータを集計するかを設定します。
      右側に並んでいる項目名のアイコンを、左側の表へドラッグすることで設定します。 次のようにドラッグしてください。 すべてできたら「OK」ボタンをクリックしてください。
      • 「日付」を「ページ」へドラッグ
      • 「担当者」を「行」へドラッグ
      • 「販売先」を「列」へドラッグ
      • 「金額」を「データ」へドラッグ
  6. 「完了」ボタンをクリックすると、ピボットテーブルができあがります。
    excel09.png

このグラフを使えば、「担当者を基準とした、各販売先への売り上げの比較」を分析することができます。

excel10.png
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ピボットテーブルの設定

「日付」や「担当者」や「販売先」の「▼」ボタンをクリックすると、データをさらに絞り込むことができます。 元に戻すには「▼」ボタンのメニューから「すべて」を選ぶかチェックします。

  • 「日付」では、各日付のデータを表示
  • 「担当者」や「販売先」では、集計したい担当者・販売先のデータだけを選択して表示
    excel11.png

また、「合計/金額」をダブルクリックすると、集計方法も変更できます。 集計するデータ(今は「金額」)の合計・個数・平均・最大最小値などを集計することができます。 たとえば「平均」を選べば、ピボットテーブルの「合計/金額」は「平均/金額」に代わり、表のデータも平均に自動的に変わります。

excel12.png

ピボットテーブルの設定をいろいろ変更し、表がどのようにかわるか確認してください。

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集計する項目の変更

現在のピボットグラフを変更して、 別の角度からデータを集計・分析することができます。 それには、表にしている項目を変更します。

たとえば「担当者を基準に、各商品の売り上げ状況を調べる」ことにしましょう。 それには、次のように操作します。

  1. ピボットテーブルから「販売先」のボタンを、マウスでドラッグし表の外に出します(マウスポインタが「×」にかわります)。
  2. 「ピボットテーブルのフィールド」ウィンドウ(縦長の小さなウィンドウ)から、 「品物」をクリックし、表の「販売先」があった場所(「合計/金額」の右)までドラッグします。
    excel13.png

このように、行の項目を変更することができます。 ほかに「列」(担当者)や「データ」(金額)や「ページ」(日付)の各部分も、 使用するデータの項目を変更することができます。

excel14.png

項目をいろいろ変更して、どのように表が変わるか確認してください。 また、行や列などの各部分には、2つ以上の項目を設定することもできますので、確認してください。


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