成績の集計「課題」、「テスト」、「出席回数」の3つの要素を使って、 個人の成績を点数化しましょう。
四捨五入成績の配分は、「課題4割、テスト4割、出席2割」とします。 割合はパーセンテージであらわせば、「4割」は「40%」のことです。 課題とテストは100点満点で計算していますので、 出席回数(最大10回)を10倍すれば課題とテストと釣り合いが取れます。 したがって、次のような計算式で点数を求めることができます。
すると、P2セルの内容は次のようになります。
条件判定授業では、たいていの場合、成績をつける上での条件があります(あるものなのです)。 たとえば、次のようなものです。
ここでは「5回以上欠席したものは点数は0とする」という条件をつけることにしましょう。 関数のネストを使えば、点数を求めることができます。 先ほどのROUND関数と組み合わせて、 第7回で紹介した、 条件判定のIF関数を使いましょう。
論理式には、次のような比較演算子を使います。 条件を正しい場合は「TRUE」(真)、 正しくない場合は「FALSE」(偽)と判断します。
ここでの条件「5回以上の欠席したものは点数は0」を言い換えれば、次のようになります。
この条件をIF関数を使うと、次のようになります。
この条件を使って、P2セルを次のように書き換えましょう。
計算できたら、P2セルの計算式をP3〜P37セルにコピーしてください。 順位計算して四捨五入した成績の点数をもとに、 高得点からの順の、 成績の順位を求めてみましょう。
そして、 第6回で紹介した、 RANK関数と、 第6回で紹介した、 絶対参照も利用して、 Q2セルで成績の順位を計算してください。 Q2セルでの順位を計算できたら、 Q3〜Q37セルに計算式をコピーしてください。
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