[ ホーム | 一覧 | 検索 | 最終更新 | ヘルプ ] [ 新規 ]

KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2004/7th/analyse のバックアップ(No.1)

AND OR
  • バックアップ一覧
  • 差分 を表示
  • 現在との差分 を表示
  • 現在との差分 - Visual を表示
  • ソース を表示
  • Lecture/InfoPrac2004/7th/analyse へ行く。
    • 1 (2004-11-30 (火) 10:56:11)
    • 2 (2007-02-24 (土) 07:05:44)
    • 3 (2007-02-24 (土) 07:10:26)

データを分析する

それでは、 まず「試合結果」のシートのデータをもとに、 「勝ち点」のシートに、 試合ごとの勝ち点を表示する表を作りましょう。

  1. ワークシートの見出しから、「勝ち点」をクリック
▲ ▼

文字を取り出す

試合結果では、 勝ち・引き分け・負けは、「○」「△」「●」で あらわされています。

しかし、「試合結果」のシートでは、 「3○2」のように、得失点も同じセルに入力されています。 まず、 セルから「○」「△」「●」の文字を取り出しましょう。

文字を取り出すには、いくつかの方法があります。 LEFT関数をRIGHT関数を組み合わせることもできますが、 ここでは、MID関数を使うことにします。

MID(文字列の指定した位置から指定した数の文字を返す)
  • 書式 : LEFT(文字列, 文字数)
  • 引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
  • 引数 : 開始位置 :取り出したい文字列の先頭文字からの位置
  • 引数 : 文字数 :取り出したい文字数
  • 例:C7セルの文字列の3文字目から2文字分の文字列を取り出す

    pre> =MID(C7,3,2)

    /pre>

試合結果は「3○2」のようになっているので、 MID関数を使って、 「左から2文字目から1文字分取り出せ」ば、 記号を取り出すことができます。

では、次のようにして、関数の機能を試してみましょう。

  1. B2セルをクリック
  2. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「文字列操作」を選択
    • 「関数名」から「MID」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック
  4. 引数の設定
    • 「文字列」の入力欄をクリックし、「試合結果」のシートの見出しをクリックした後、B2セルをクリック
      (自動的に「試合結果!B2」と入力される)
    • 「開始位置」の入力欄をクリックし、「1」と入力
    • 「文字数」の入力欄をクリックし、「1」と入力
    • 「OK」ボタンをクリック

      #ref(): File not found: "ex06.png" at page "Lecture/InfoPrac2004/7th/analyse"

記号を取り出すことができましたか?

▲ ▼

条件判断をする

記号を取り出しただけでは、勝ち点を計算することができません。 勝ち点は、次の表にしたがって計算されます。

勝敗勝ち引き分け負け
記号○△●
点数3点1点0点

このように、記号にしたがって、表示する点数を変えるようにしましょう。

ある条件ごとに処理を変える、 「条件判断」をするには、 IF関数を使います。

IF(指定された条件(論理式)が合っているか(真)違っているか(偽)を判断し、真と偽のそれぞれの場合の結果を返す)
  • 書式 : IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
  • 引数 : 論理式 : 評価する条件(比較演算子を使う)
  • 引数 : 真の場合 : 論理式の結果が真(TRUE)の場合に返される値
  • 引数 : 偽の場合 : 論理式の結果が偽(FALSE)の場合に返される値
  • 例:D1セルの値が0なら"ゼロ"を、0でないなら"ゼロじゃない"と表示

    pre> =IF(D1=0,"ゼロ","ゼロじゃない")

    /pre>

論理式には、次のような比較演算子を使います。 条件を正しい場合は「TRUE」(真)、 正しくない場合は「FALSE」(偽)と判断します。

演算子式内容例結果
=(等号)A=BAとBが等しい1=2FALSE
<>(不等号)A<>BAとBが等しくない3<>4TRUE
>(〜より大きい)A>BAがBより大きい5>6FALSE
<(〜より小さい)A<BAがBより小さい7<8TRUE
>=(〜以上)A>=BAがB以上である9>=10FALSE
<=(〜以上A<=BAがB以下である11<=11TRUE

MID関数とIF関数を使えば、 「試合結果から勝敗の記号を取り出し、 記号にあった勝ち点の数字を表示させる」 ことができます。

鹿島アントラーズの第1節の勝敗は、次のように考えられます。

pre> 「B2セルから記号を取り出して、その記号が○ならば「3」を表示する」

/pre> つまり、 B2セルの計算式は、次のようになります。 計算式のどの部分がIF関数の式で、どの部分がMID関数の部分かに注意して、 計算式を入力してください。

pre> =IF(MID(試合結果!B2,2,1)="○",3)

/pre>

▲ ▼

関数をネストにする

このままでは、 勝ちの場合の勝ち点は表示できましたが、 引き分けや負けの場合の点を表示できません。

さっきの式、

pre> =IF(MID(試合結果!B2,2,1)="○",3)

/pre> では、IF関数のなかで、MID関数を使っています。

このような関数の中で別の関数を使うことを、 「関数のネスト」といいます。

MID関数を使った「△」や「●」を取り出す部分を、 IF関数の中に追加してみましょう。

すると、鹿島アントラーズの第1節の勝敗は、次のように考えられます。 条件が偽の場合に、もうひとつIF関数を使うのがポイントです。

pre> (条件)B2セルから取り出した記号が  (条件が真)○ならば「3」を表示する  (条件が偽)(追加条件)B2セルから取り出した記号が         (条件が真)△ならば「1」を表示する         (条件が偽)「0」を表示する

/pre>

つまり、 B2セルの計算式は、次のようになります。 計算式のどの部分がどの関数の式なのかに注意してください。

pre> =IF(MID(試合結果!B2,2,1)="○",3,IF(MID(試合結果!B2,2,1)="△",1,0))

/pre>

計算ができたら、 計算式を他のセルにコピーしましょう。 第6回の内容を参考に、 「オートフィル」機能を使って、 B2〜P17セルに計算式を、コピーしましょう。


次へ進んでください。


[前へ] [目次へ] [次へ]

メニュー

  • トップ
  • 授業
  • PukiWiki Log
  • Install Log
  • 道具箱
  • セキュリティ情報
  • RSSアンテナ

大学関係リンク

  • Webメール
  • 健康システム学科
  • 情報メディアセンター
  • 兵庫大学

今日の5件
  • FrontPage(545)
  • Install Log/CentOS6/mod_ssl(4)
  • Lecture/timetable_2011(4)
  • RedHat(3)
  • Lecture/InfoPrac2005/7th(3)
最新の5件
2016-04-08
  • Lecture/timetable_2016
  • Lecture
  • FrontPage
2015-09-30
  • Lecture/timetable_2015
2015-04-04
  • MenuBar

total: 1742
today: 2
yesterday: 1
now: 13


リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
http%3A%2F%2Fhs-www.hyogo-dai.ac.jp%2F~kawano%2F%3FLecture%25252FInfoPrac2004%25252F7th%25252Fanalyse
Founded by Minoru Kawano.
Powered by PukiWiki Plus! 1.4.7plus-u2-i18n. HTML convert time to 0.245 sec.
Valid XHTML 1.1