[ ホーム | 一覧 | 検索 | 最終更新 | ヘルプ ] [ 新規 ]

KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time のバックアップ(No.1)

AND OR
  • バックアップ一覧
  • 差分 を表示
  • 現在との差分 を表示
  • 現在との差分 - Visual を表示
  • ソース を表示
  • Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time へ行く。
    • 1 (2004-12-21 (火) 13:57:15)
    • 2 (2007-02-24 (土) 07:05:44)
    • 3 (2007-02-24 (土) 07:10:26)

授業のページへ戻る

情報処理演習 第10回

  • 今回のテーマ「文字列関数」
    • 文字列関数を探して、計算式をつくれるようになる
▲ ▼

前回までの課題の提出(準備中)

こちらの連絡事項を見て、前回課題の提出状況を確認してください。

  • 第8回と第9回(前回)の課題は、一緒にチェックします。
  • まだ提出していない人は、課題を作成して提出してください。
  • 再提出するように指示があった人は、[マイドキュメント]にあるファイルの修正をして、提出用フォルダに再提出してください。
▲ ▼

前回の復習

前回は日付/時刻関数をいくつか使って、カレンダーを作りました。 その他の日付/時刻関数を紹介して、誕生日に関する計算をします。

Excelを起動して、 ワークシートに「誕生日」という名前をつけてください。 下の図を参考にして、次のように入力してください。

  • B1 : 日付/時刻
  • C1 : シリアル値
  • A2 : 現在の日付
  • A3 : 現在の時間
  • A6 : 次の誕生日
  • A7 : 日数(TODAY)
  • A8 : 日数(NOW)
  • A9 : 日数
  • A10 : 時間
  • A11 : 分
  • A12 : 秒

    #ref(): File not found: "excel02.png" at page "Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time"

▲ ▼

現在の日付・時刻

現在の日付と時刻つきの日付を求めます。ここではTODAY関数とNOW関数を使います。 これらの関数には、引数は必要ないので、「=TODAY()」のような使い方をします。

  • TODAY(現在の日付をあらわすのシリアル値を返す)
    • 書式 : TODAY()
  • NOW(現在の日付と時刻をあらわすのシリアル値を返す)
    • 書式 : NOW()

B2とC2セルにTODAY関数を使って日付を、B3とC3セルにNOW関数を使って日付と時刻を求めてください。 「関数の挿入」ボタンを使っても、直接入力してもかまいません。

▲ ▼

日付・時刻の表示形式

B2セルの日付の表示形式を変更してください。 B2セルを右クリックし、「セルの書式設定」を選んでください。「表示形式」タブをクリックして、「分類」から「日付」を選んでください。

コンピュータでの日付や時刻の入力・出力(表示)のしかたには、いろんな種類があります。 和暦か西暦など、次のようなさまざまな入出力のしかたがあります。

  • 2003/12/3, 2003/12/03
  • 2003-12-3, 2003-12-03
  • 12/3/03, 12/03/03

B2セルの表示形式を「2003/12/3」以外の表示形式にして下さい。 B3セルも表示形式を変更してください。「分類」に「時刻」を選び、午前(AM)午後(PM)がわかる表示形式にしてください。

▲ ▼

シリアル値

C2とC3セルの表示形式を変更して、シリアル値がわかるようにしてください。 前回と同じように、表示形式を「標準」か「数値」にします。

シリアル値とは、「1900年1月1日12:00:00からの日数や時間」のことで、「285.5736881」のような数字であらわします。数字にはそれぞれ意味があります。

  • 整数部分(小数点から左)は、日数をあらわします。
  • 小数部分(小数点から右)は、時間(秒)をあらわします。 24時間を1としますので、1時間は1/24(約0.042)、1分は1/24/60(約0.00069)となります。

さきほどの「285.5736881」は、「285日と13時間46分7秒」となるわけです。

▲ ▼

誕生日までの日数と時間の計算

シリアル値の意味を理解して、 現在の時刻から、次の自分の誕生日までの時間を計算しましょう。 B6セルに自分の誕生日の日付と(もしわかれば)時刻を次のように入力してください。

2004/7/12 00:00:00

表示形式は、「2004/7/12 12:00 AM」という形式にしてください。

まず誕生日までの日数と時間のシリアル値を求めます 前回と同じように、誕生日の日付から現在の日付を引けば、日数や時間が求められます。 B7セルにはB2セル(TODAY関数でもとめた現在の日付)との差を、 B8セルにはB3セル(NOW関数でもとめた現在の日付)との差を計算して、表示形式を「標準」か「数値」にして、シリアル値を求めてください。

B8セルの計算結果から、具体的な日数や時間を求めていきます。 まず、B8セルから整数部分を取り出します。 第7回にROUND関数を使って小数点以下を四捨五入しましたが、今度は小数点以下は切り捨てるので、INT関数を使います。

  • INT(指定した数値を0に近い整数に丸めた値を返す)
    • 書式 : DATE(数値)
    • 引数 : 数値 : 実数
  1. B9セルをクリックしてアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」ボタンをクリックします。
  3. 利用する関数を選びます。
    利用したい関数の分類を選んだあと、関数名を選びます。「関数の分類」から「数学/三角」か「すべて表示」を選び、「関数名」から「INT」を選びます。「OK」ボタンをクリックします。
  4. 次に、関数に与える引数を設定します。
    1. 「数値」の入力欄をクリックします。
    2. B8のセルをクリックします。「数値」に「B8」と設定されます。
    3. 「OK」ボタンをクリックします。

もし、整数でなく日付で表示される場合は、表示形式を「標準」か「数値」に変更してください。

次に、B8セルから時間と分と秒を取り出します。 それぞれ、HOUR関数、MINUTE関数、SECOND関数を使います。

  • HOUR(時刻の時を0(午前0時)〜23(午後11時)の範囲の整数で返す)
    • 書式 : HOUR(シリアル値)
    • 引数 : シリアル値 : 検索する時刻のシリアル値
  • MINUTE(時刻の分を0(分)〜59(分)の範囲の整数で返す)
    • 書式 : MINUTE(シリアル値)
    • 引数 : シリアル値 : 検索する時刻のシリアル値
  • SECOND(時刻の秒を0(秒)〜59(秒)の範囲の整数で返す)
    • 書式 : SECOND(シリアル値)
    • 引数 : シリアル値 : 検索する時刻のシリアル値
  1. B10セルをクリックしてアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」ボタンをクリックします。
  3. 利用する関数を選びます。
    利用したい関数の分類を選んだあと、関数名を選びます。「関数の分類」から「日付/時刻」か「すべて表示」を選び、「関数名」から「HOUR」を選びます。「OK」ボタンをクリックします。
  4. 次に、関数に与える引数を設定します。
    1. 「数値」の入力欄をクリックします。
    2. B8のセルをクリックします。「数値」に「B8」と設定されます。
    3. 「OK」ボタンをクリックします。

同じようにして、B11セルに分を、B12セルに秒を計算してください。 もし、整数でなく日付で表示される場合は、表示形式を「標準」か「数値」に変更してください。

▲ ▼

文字列の操作

▲ ▼

&を使った文字列の結合

A14,B14,C14の3つのセルを結合してしてください。第3回でやったように、「セルを結合して中央揃え」ボタンを使います。 できたら、A15,B15,C15の3つのセルも結合しましょう。

結合したそれぞれのセルに「誕生日まで、あと○日」や「誕生日まで、あと○日と○時間○分○秒」と表示されるようにしましょう。

文字列やセルの値をつなげて、新しい文字列にするには記号の「&」を使います。 たとえば、次のような計算式の結果は「AAABBBCCC」となります。 文字列は「"」(ダブルクォーテーション)で囲っていることに注意してください。

= "AAA" & "BBB" & "CCC"

また、A1セルの内容が「木曜日」の場合、次の計算式の結果は「明日は、木曜日です」となります。

= "明日は、" & A1 & "です"

では、結合したA14〜C14セルに文字列を設定してみましょう。次のように設定します。

  1. A14セルをクリックして、アクティブにする。
  2. 次の計算式を入力する
    = "誕生日まで、あと" & B7 & "日"
  3. Enterキーを押すと、結果が表示されます。
▲ ▼

関数を使った文字列の結合

次に、A15〜C15セルに「誕生日まで、あと○日と○時間○分○秒」と表示されるように、計算式を入力します。「&」記号を使った場合は、

="誕生日まで、あと"&B9&"日と"&B10&"時間"&B11&"分"&B12&"秒"

となりますが、入力がかなりややこしくなります。

そこで、文字列やセルを結合する、CONCATENATE関数を使うことにします。

  • CONCATENATE(複数の文字列を結合して、ひとつの文字列にまとめる)
    • 書式 : CONCATENATE(文字列1, 文字列2, ...)
    • 引数 : 文字列1, 文字列2 : まとめたい文字列やセルの値(30個まで)
  1. A15セルをクリックしてアクティブにします。
  2. 「関数の挿入」ボタンをクリックします。
  3. 利用する関数を選びます。
    利用したい関数の分類を選んだあと、関数名を選びます。「関数の分類」から「文字列操作」か「すべて表示」を選び、「関数名」から「CONCATENATE」を選びます。「OK」ボタンをクリックします。
  4. 次に、関数に与える引数を設定します。
    1. 「文字列1」に「誕生日まで、あと」と入力します。
    2. 「文字列2」の入力欄をクリックした後、B9セルをクリックします。
    3. 「文字列3」に「日と」と入力します。
    4. 「文字列4」の入力欄をクリックした後、B10セルをクリックします。
    5. 「文字列5」に「時間」と入力します。
    6. 「文字列6」の入力欄をクリックした後、B11セルをクリックします。
    7. 「文字列7」に「分」と入力します。
    8. 「文字列8」の入力欄をクリックした後、B12セルをクリックします。
    9. 「文字列9」に「秒」と入力します。
    10. 「OK」ボタンをクリックします。 途中からスクロールしないと文字列が入力できなくなるので注意してください。

      #ref(): File not found: "excel01.png" at page "Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time"

計算結果は、[F9]キーを押すと、最新の結果に更新されます。 [F9]キーを押しっぱなしにすると、秒や分の数字が変わるのが確認できます。

#ref(): File not found: "excel00.png" at page "Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time"

最後に、罫線や塗りつぶし、フォントなどを設定して、見映えをよくしてください。

ここまでできたら、課題の説明にすすんでください。

メニュー

  • トップ
  • 授業
  • PukiWiki Log
  • Install Log
  • 道具箱
  • セキュリティ情報
  • RSSアンテナ

大学関係リンク

  • Webメール
  • 健康システム学科
  • 情報メディアセンター
  • 兵庫大学

今日の5件
  • FrontPage(81)
  • Lecture/dotto2004(2)
  • PukiWiki Log(2)
  • Lecture/InfoPrac2005/2nd/5th(2)
  • Lecture/CompPracE2004/10th(2)
最新の5件
2016-04-08
  • Lecture/timetable_2016
  • Lecture
  • FrontPage
2015-09-30
  • Lecture/timetable_2015
2015-04-04
  • MenuBar

total: 1790
today: 1
yesterday: 0
now: 33


リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
http%3A%2F%2Fhs-www.hyogo-dai.ac.jp%2F~kawano%2F%3FLecture%25252FInfoPrac2004%25252F10th%25252Fdate_time
Founded by Minoru Kawano.
Powered by PukiWiki Plus! 1.4.7plus-u2-i18n. HTML convert time to 0.211 sec.
Valid XHTML 1.1