RIGHT:[[授業のページへ戻る>Lecture/CompPracR2003]] *コンピュータ演習(再) 第10回 :今回のねらい|~ Webページの作成方法とを通じて、 アプリケーションソフトによるHTMLファイルの作成やその特徴を学習し、 構造的な文書の作成とコンピュータによる情報の共有のしかたを身につける。 **WebページとWebサイト ***テキストファイルとバイナリファイル ***Webページの作り方 **アプリケーションソフトによるWebページの作成 ***アプリケーションソフトを使うメリット・デメリット -メリット --使い慣れているソフトでWebページを作ることができる --ソフトがインストールされていなくても、内容を見ることができる ---いざという場合に備えることができる(どこでも見られる) -デメリット --ブラウザの種類やバージョンによって、見え方がかわる --ソフト専用のデータなど、あまり必要のないデータが書き込まれる ---「ほんとうの」Webページを作成するには、Webページ作成ソフトやエディタを使うのがよい ***WordでWebページ作成 ワープロソフトであるMS Wordでは、簡単なWebページの作成機能があります。 これを利用して、Wordで作った文書をWebページに変換してみましょう。 +保存用のフォルダを作成します。~ 「マイドキュメント」の中に、「''1210''」という名前のフォルダを作成してください。 +表示のしかたを変更します。~ メニューバーから「表示」→「Webレイアウト」を選択します。 +背景の色やグラフィックを選びます。~ メニューバーから「書式」→「背景」を選択します。 --メニューから色を指定すれば、その色で背景が塗りつぶされます。 --「塗りつぶし効果」を選べば、グラデーションやパターン、テクスチャ(壁紙)を選ぶことができます。 +デザインやレイアウトを修正します。~ Wordで作った文書は、紙に印刷するための文書です。 文字や図・表などのレイアウトは、紙に印刷するときにきれいに見えるように配置されています。 しかし、Webページはブラウザの大きさや利用者が指定する文字の大きさによって、レイアウトが変更されます。次のようなポイントに気をつけて、デザインやレイアウトを変更しましょう。 --文字の位置が変わります。~ とくに、中央揃えや右揃えでは、紙で印刷した状態とは大きく位置が変わる場合があります。また、行の最後の文字がずれたりすることがあります。 --図や表の位置が変わります。~ 「図の書式設定」で「テキストの折り返し」を「行内」にしたり、表をつかって文字とのレイアウトを調整しましょう。 --リンクを設定できます。~ リンクを設定して、ほかのサイトにジャンプできるようにしましょう。 リンクを設定したい文字を範囲指定して、メニューバーから「挿入」→「ハイパーリンク」を選びます。「アドレス」をリンク先のアドレスにして、「OK」ボタンをクリックします。 +Webページとして保存する ++メニューバーから「ファイル」→「Webページとして保存」を選びます。 ++「保存先」に、作成したフォルダを指定します。 ++ファイル名に、半角文字で「''profile''」と入力します。 ++「保存ボタン」をクリックすれば、保存できます。 保存できたら、フォルダの中に「''profile.htm''」というファイルができあがります。 ブラウザで表示して確認してみましょう。 保存したファイルは、Wordで編集することができます。 Wordを起動してから、メニューバーの「ファイル」→「開く」で編集することができます。 ***PowerpointでWebページ作成 プレゼンテーションソフトのPowerpointでは、作成したスライドを、Webページ上のスライドショーに変換することができます。 +保存用のフォルダを作成します。~ 「マイドキュメント」の中に、「''1210''」という名前のフォルダを作成してください。 +Webページとして保存する ++メニューバーから「ファイル」→「Webページとして保存」を選びます。 ++「保存先」に、作成したフォルダを指定します。 ++ファイル名に、半角文字で「''presen''」と入力します。 ++「保存ボタン」をクリックすれば、保存できます。 保存できたら、フォルダの中に「''presen.htm''」というファイルができあがります。 ブラウザで表示して確認してみましょう。 保存したファイルは、Powerpointで編集することができます。 Powerpointを起動してから、メニューバーの「ファイル」→「開く」で編集することができます。 ***アプリケーションソフトを使うときの注意 :ファイル名は半角英数字| Webページのファイル名は、半角英数字にしてください。 作成したWebページをWebサーバに公開するときに、全角文字や半角カタカナではアドレス(URL)として指定することができません。 :タイトルや見出しは、画像を利用して、目立たせる| 紙やスライドとは違い、Webページとして画面上で見せるときには、タイトルが目立つような工夫をしましょう。Wordを利用しているのであれば、「ワードアート」を使うとよいでしょう。 :画像は大きくしすぎない| 大きな画像はウィンドウや画面の中では見づらいので、Webページの中では小さい画像を見せ、リンクを使って、クリックすると大きな画像が表示されるようにしましょう。 :1ページあたりのボリュームをあまり多くしない| スクロールする量が多いようなWebページは、いくつかのファイルに分割して、リンクを使って他の文書を見られるようにしましょう。 **参考リンク -とほほのWWW入門 --http://tohoho.wakusei.ne.jp/ -Academic HTML --http://www.tg.rim.or.jp/~hexane/ach/ -0からHTML --http://www.zerokara.com/html/ |