*平均、最大、最小を求める関数 [#vc172be4] 各チームの勝敗の状況がわかりました。 このデータを少し分析してみましょう。 勝敗のデータから、 「''平均''」「''最高''」「''最低''」 を求めてみましょう。 **平均を求める [#vffd362a] まず、勝ち数の平均を求めてみましょう。 平均を求めるには、 ''AVERAGE''関数を利用します。 :AVERAGE(平均を計算する)| --書式 : AVERAGE(数値1, 数値2, ...) --引数 : 数値1, 数値2, ... :平均を計算するセルの範囲 --例:F1〜F10セルまでのセルの数値の平均値を計算する <pre> #pre(novervatim){{ =COLOR(red):AVERAGECOLOR(black):(F1:F10) </pre> }} では、次のようにして、関数を使ってみましょう。 +V20セルをクリック +数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリック +利用する関数の選択 --「関数の分類」から「''統計''」を選択 --「関数名」から「''AVERAGE''」を選択 --「OK」ボタンをクリック +引数の設定 --「数値1」の入力欄をクリックし、V2〜V19セルをドラッグして範囲指定~ (自動的に「V2:V19」と入力される) --「OK」ボタンをクリック #ref(excel05.png,nolink,AVERAGE関数の引数の選択) **最大値を求める [#ndb53b4b] 次に、どこが勝ち数が一番多いかを、調べてみましょう。 それには、勝ち数の中の最大の値を調べてみましょう。 最大値を求めるには、 ''MAX''関数を利用します。 :MAX(指定された範囲の最大の数値を返す)| --書式 : MAX(数値1, 数値2, ...) --引数 : 数値1, 数値2, ... :最大を求めるセルの範囲 --例:G1〜G10セルまでのセルの数値の最大値を求める <pre> #pre(novervatim){{ =COLOR(red):MAXCOLOR(black):(G1:G10) </pre> }} では、次のようにして、関数を使ってみましょう。 +V21セルをクリック +数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリック +利用する関数の選択 --「関数の分類」から「''統計''」を選択 --「関数名」から「''MAX''」を選択 --「OK」ボタンをクリック +引数の設定 --「数値1」の入力欄をクリックし、V2〜V19セルをドラッグして範囲指定~ (自動的に「V2:V19」と入力される) --「OK」ボタンをクリック **最小値を求める [#aea6aa88] 次に、どこが勝ち数が一番少ないかを、調べてみましょう。 それには、勝ち数の中の最小の値を調べてみましょう。 最小値を求めるには、 ''MIN''関数を利用します。 :MIN(指定された範囲の最小の数値を返す)| --書式 : MIN(数値1, 数値2, ...) --引数 : 数値1, 数値2, ... :最小を求めるセルの範囲 --例:H1〜H10セルまでのセルの数値の最小値を求める <pre> #pre(novervatim){{ =COLOR(red):MINCOLOR(black):(H1:H10) </pre> }} では、次のようにして、関数を使ってみましょう。 +V22セルをクリック +数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリック +利用する関数の選択 --「関数の分類」から「''統計''」を選択 --「関数名」から「''MIN''」を選択 --「OK」ボタンをクリック +引数の設定 --「数値1」の入力欄をクリックし、V2〜V19セルをドラッグして範囲指定~ (自動的に「V2:V19」と入力される) --「OK」ボタンをクリック **計算式のコピー [#v7d1190a] これで、 勝ち数の「平均」「最高」「最低」が分析できました。 のこりの引き分け数や負け数も分析してみましょう。 オートフィル機能や、セルのコピー([[第4回で紹介>Lecture/InfoPrac2005/4th/copy_cell]])を使って、 V20〜V22セルの計算式を、 W20〜W22セルやX20〜X22セルにコピーしてください。 &br; &navi2(Lecture/InfoPrac2005/6th,next);に進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoPrac2005/6th,prev,toc,next) }} |