*計算式と簡単な関数 [#s05490ea] **ウィルス別の届出件数に対する割合 [#sbb525c7] 入力したデータをもとに、 計算式や関数を使って、 分析をしてみましょう。 A12〜K18セルに、次のように入力してください。 |ウィルス名|1月|2月|3月|4月|5月|6月|7月|8月|9月|10月| |W32/Netsky||||||||||| |W32/Mydoom||||||||||| |W32/Bagle||||||||||| |W32/Lovgate||||||||||| |W32/Zafi||||||||||| |W32/Klez||||||||||| 次に、 ''「月ごとに、それぞれのウィルスの届出件数が全体の届出件数に占める割合」'' を求めます。 たとえば、1月の「W32/Mydoom」の場合は、 次のように求めることになります。 <pre> #pre(novervatim){{ (W32/Mydoomの占める割合)=(W32/Mydoomの届出件数)/(1月のすべての届出件数) ↓ 245/1323 = 0.185185.... つまり(W32/Mydoomの占める割合)は、約18.5% </pre> }} このようにして、1月のウィルス別の届出件数の割合を求めてください。 表示は、次のとおりとします。 -パーセンテージ表示 -小数点以下第1位まで表示する 計算ができると、次のようになります。 |ウィルス名|1月|...| |W32/Netsky|0.0%|...| |W32/Mydoom|18.5%|...| |W32/Bagle|7.1%|...| |W32/Lovgate|0.2%|...| |W32/Zafi|0.0%|...| |W32/Klez|18.3%|...| 1月分の計算ができたら、 [[前回>Lecture/InfoPrac2004/4th/copy_cell]]紹介したように、 その計算式をコピーして、 2月〜10月分を計算しましょう。 +1月分の計算結果を範囲指定 +ツールバーの「コピー」ボタンをクリック +2月分の計算結果のセルをクリック +ツールバーの「貼り付け」ボタンをクリック +3月〜10月分も同じようしてコピーをする **合計や平均を求める [#b2f3d1d9] ここまでで、次の3つの表ができ上がりました。 -1月〜10月までの、すべてのウィルスの届出件数 -1月〜10月までの、6つのウィルス(Netsky, Mydoom, Bagle, Lovgate, Zafi, Klez)の届出件数 -1月〜10月までの、6つのウィルスの届出の割合 これらの表に、 [[前回>Lecture/InfoPrac2004/4th/auto_sum]]紹介した、 「''オートSUM''」機能を使って、 合計や平均を計算したものを付け加えます。 まず、「1月〜10月までの、6つのウィルスの届出件数」の表に、 ウィルスごとの合計を付け加えます。 +L4に「合計」と入力 +L5に、「オートSUM」機能を使って、「W32/Netsky」の1月〜10月までの届出件数の「合計」を求める +L6〜L10に、それぞれ、「オートSUM」機能を使って、ウィルスごとの届出件数の合計を求める 次に、「1月〜10月までの、6つのウィルスの届出の割合」の表に、 月ごとの合計を求めます。 +A19に「合計」と入力 +B19に、「オートSUM」機能を使って、1月分の6つのウィルスの割合の「合計」を求める +C19〜K19に、それぞれ、「オートSUM」機能を使って、6つのウィルスの割合の合計を求める 次に、同じ「1月〜10月までの、6つのウィルスの届出の割合」の表に、 ウィルスごとの平均を求めます。 +L12に「平均」と入力 +L13に、「オートSUM」機能を使って、「W32/Netsky」の1月〜10月までの割合の「平均」を求める +L14〜L18に、それぞれ、「オートSUM」機能を使って、ウィルスごとの割合の平均を求める &br; &navi2(Lecture/InfoPrac2004/5th,next);進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoPrac2004/5th,prev,toc,next) }} |