*どっとゼミナール「情報処理入門」 第1回(午後) [#vae4a828] **インターネットのしくみ [#c268e857] インターネットは''「ネットワークのネットワーク」''といわれています。 企業や学校などの同じ敷地・建物の中にネットワークである、''LAN''を、 世界中で相互に接続した姿が、 、世界規模のネットワーク「''インターネット''」です。 **インターネットの利用に必要なもの [#n677ee09] :通信回線| 電話回線や光ファイバーなどの通信回線が必要です。 最近では、ADSLやFTTH(Fiber To The Home)など、 ''ブロードバンド''と呼ばれる、 高速な通信サービスが家庭向けで登場しています。 ただし通信速度は、 混雑や障害の状況によって必ずしも宣伝どおりの速度がでません(ベストエフォート)。 |LEFT:|LEFT:|LEFT:|c |>|サービス|ケーブルの種類|回線速度(理論値)|h |~ナローバンド|~アナログ、ISDN|電話回線|56〜64kbps| |~ブロードバンド|~ADSL|電話回線|1.5〜50Mbps| |~|~FTTH|光ファイバー|10〜100Mbps| :プロバイダとの契約| プロバイダとは、インターネットへの接続を提供する会社です。 プロバイダを通じてインターネットに接続し、 電子メールやWebの閲覧などのサービスを利用することができます。 **パソコンのインターネット上での「位置」 [#qe6f3686] :IPアドレス| 電話番号のように、 インターネットに接続されたすべてのコンピュータを、 それぞれ区別できるように、コンピュータごとに番号が割り振られます。 それが「''IPアドレス''」です。 IPアドレスは、「[[ICANN:http://www.icann.org/]]」という国際的な機関で管理されています。 例: 172.31.40.101, 202.244.76.11 :ドメイン名| 人間が扱いにくいIPアドレスを、 「住所」のように、 階層化された文字列に置き換えたものとして考えられたのが、 「''ドメイン名''」です。 ドット(.)で区切られた文字列の右側から、 国→組織属性→組織名のように、 コンピュータの位置を特定することができます。 下の例は、「日本(jp)の大学(ac)である兵庫大学(hyogo-dai)の情報科学センター(isc)が持つwwwという名前のコンピュータ」という意味になります。 IPアドレスとドメイン名を対応させるシステム(DNS)によって、管理されています。 なお、ドメイン名を管理する組織も、「[[ICANN:http://www.icann.org/]]」です。 例: www.isc.hyogo-dai.ac.jp *電子メール [#tf74e0b9] テキスト: 84〜102ページを見てください。 **メールソフトの設定 [#pbfc29a8] 電子メールを利用する準備として、メールソフトの設定をします。 &ref(Lecture/CompPracC32004/3rd/2nd/Navigator_setting.pdf,メールソフトの設定(PDF)); という資料にしたがって、設定して下さい。 **メールが届くまでのながれ [#ne53ac3e] 電子メールを利用するには、「''メールアドレス''」が必要です。 メールを管理するコンピュータ「''メールサーバ''」に、 自分のメールボックス(私書箱)を作ることで、メールアドレスを持つことができます。 メールを読み書きするには、''メーラー(メールソフト)''というソフトウェアを使います。 +メールソフトを使って、メールを自分のメールサーバへ送信 +メールサーバは、宛先のメールアドレスを管理するメールサーバへメールを転送 +受信したメールサーバは、届いたメールが自分のユーザ宛か確認 --自分のユーザ宛なら、宛先のユーザのメールボックスにメールを保存 --自分のユーザ宛でないなら、エラーメールを返信 +宛先の人は、メールソフトを使って、メールサーバからメールを受信 **メールアドレス [#v1a2db43] メールアドレスは、インターネット上の住所・氏名のようなものです。たとえば「g2041000@ed.hyogo-dai.ac.jp」とは次のような意味になります。 -g2041000 : @マークの左は「ユーザID」です。メールサーバのユーザIDになります。 -@ : 「アットマーク」といいます。ユーザIDとドメイン名の区切りに使われます。 -ed.hyogo-dai.ac.jp : @マークの右は、メールボックスがあるメールサーバのドメイン名です。 **課題: メールソフトの操作 [#r693ae59] テキスト92〜99ページを読んで、 電子メールの操作を練習しましょう。 +自分宛にメールを送信して受信しましょう +自分の携帯電話や友達とメールの交換ましょう +「メーリングリスト」へメールを送信しましょう --宛先: dotto2004@hyogo-dai.ac.jp +届いたメールに返事を返信しましょう +自分と授業担当者のメールアドレスを「''アドレス帳''」に登録しましょう :注意: 「エラーメールが届いたら」| エラーメールが届いてしまったら、まずそのメールの件名をよく見ましょう。 エラーの理由が書かれています。~ ほとんどの理由が、送信したメールの宛先のアドレスの入力間違いです。 宛先のアドレスを確認しましょう。 *「宛先」の使い分け [#ubf7ed09] **「宛先」の使い分け [#ubf7ed09] 電子メールでは、複数のメールアドレスへメールを送信できます。 そのとき、 ''目的にあわせて宛先の種類を使い分ける''ことが重要です。 受け取った相手は、自分の宛先の種類を確認することができます。 |LEFT:|LEFT:|c |~宛先(To)|メールを読んでもらい、返信してほしい人| |~Cc|To宛のメールの内容を確認してもらうため、&br;必ずしも返信してもらう必要のない人(友達、同僚など)| |~Bcc|ほかの宛先にわからないように、&br;メールを送信したい人(先生、上司など)| **課題: 署名の設定 [#bfb39490] はがきや手紙と同じように、 メールに書くときには、最後に自分の名前、つまり「''署名''」のが一般的です。 &ref(Lecture/CompPracC32004/3rd/execise/Netscape_signature.pdf,Netscapeへの署名の設定(PDF)); という資料にしたがって、メーラーに署名を設定してください。 設定できたら、次のようにメールを送ってください。 -宛先 : dotto2004@hyogo-dai.ac.jp -Cc : 自分のメールアドレス -件名 : 電子メールの課題 -本文 : 署名の設定ができました。 |