*アクセシビリティ [#k479d2f3] **アクセシビリティとは [#s05bd072] ''アクセシビリティ'' (Accessibility)とは、 「情報へのアクセスのしやすさ」のことです。 しかも、 障害のある人や高齢者でも、誰もを対象とした、 Webページの利用しやすさ、情報へのアクセスしやすさ、 のためのひとつの考え方です。 Webのアクセシビリティについては、 Web関係の技術を取りまとめる[[W3C:http://www.w3.org/]](World Wide Web Consortium)の下位組織である、 [[WAI:http://www.w3.org/WAI/]](Web Accessibility Initiative)が、 アクセシビリティのためのガイドラインを策定しています。 -[[WCAG(Web Content Accessibility Guidelines) 1.0:http://www.w3.org/TR/WCAG10/]] -[[WCAG(Web Content Accessibility Guidelines) 2.0 草案:http://www.w3.org/TR/WCAG20/]] 欧米ではアクセシビリティのための制度化が進んでおり、 2001年6月にはアメリカで、 リハビリテーション法第508条「電子・情報技術アクセシビリティ基準」 が実施され、政府が新たに購入する情報機器・ソフトウェアなどについては、 アクセシビリティ基準を満たすように定められました。 そして、Webのアクセシビリティの関心が高まりました。 -[[リハビリテーション法第508条:http://www.section508.gov/]] 日本でも、 2004年6月に、 日本工業規格(JIS)として、 Webのアクセシビリティが規格化されました。 -[[JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針 - 情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス - 第3部:ウェブコンテンツ」:http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=19754]] **アクセシビリティの例 [#j6809e3f] アクセシビリティを高めるための主なものは、 障害のある人や高齢者など、 視覚・聴覚・言語・肢体などに不自由がある人でも、 情報にアクセスしやすいようにするための工夫です。 しかし、 アクセシビリティを高めれば、 さまざまな種類のブラウザでページを閲覧することができます。 また、アクセシビリティを高めるからといって それほど大した変更も必要なく、 見栄えやデザインなどを損なうこともありません。 アクセシビリティの本質は、 訪問した人が心地よく利用できるようにするための、 「ひと工夫」と考えてください。 「みんなのウェブ」というサイトに、 12のポイントがまとめられていますので、参考にしてください。 -[[みんなが使えるホームページの作り方(みんなのウェブ):http://www2.nict.go.jp/ts/barrierfree/accessibility/minna/index.html]] &br; &navi2(Lecture/InfoDesignB2004/12th,next);進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoDesignB2004/12th,prev,toc,next) |