TITLE:引用と参考文献 *引用と参考文献 [#ia6e9d56] **引用のしかた [#a94e3393] -自分の意見と、参考にした本からの内容をわける -(どの部分が引用なのか、それがわかるように書く) -短い引用:「」でくくる -長い引用:引用部分を2、3文字分字下げ レポートや論文を書くときには、 ほかの人の考えを紹介して、自分の意見を明確にする場合があります。 これが「''引用''」です。 引用するときの一番の注意点は、 どの部分が引用なのか、それがわかるように書くことです。 ''他人の意見を自分の意見のように書く''ことは、 いわゆる「盗作」という犯罪になります。 引用のしかたには、いくつかのやり方がありますが、 ここでは一般的なやり方を説明します。 +要約して引用:必要かつ十分な長さで要約する +短い引用(2行以内):引用文をカギカッコ(「」)でくくる #pre{{ 安田は、人々から組織の関係をとらえるのに「現象から記号(すなわち) モデルを投資するような柔軟性を備えなければならない」と述べている。 }} +長い引用(3行以上):引用文の前後に1行空けて、左側を2〜3文字分字下げ&br; 字下げには「インデント」(または「インデント解除」)ボタンを使用 &ref(../indent.png,nolink,「インデント」「インデント解除」ボタン); #pre{{ 安田は、『ネットワーク分析』のなかで、次のように述べている。 言葉をかえて言うならば、「行為者の行為を、個人的な属性からで はなく、その行為者を取り囲むネットワークによって説明する」た めの分析をおこなうのが、ネットワーク分析です。 つまり…… }} なお、2番目と3番目の場合は、 一字一句正確に引用してください。 勝手に加筆・訂正してはいけません。 **参考文献の示し方 [#dd239c51] 引用したり参考にした資料があれば、 その出典(情報の出所)を、 「''参考文献''」として書き出します。 参考文献として示すのに必要な情報は、 奥付(巻末の、著者や出版社、出版地が書かれた部分)にあります。 参考文献の示し方には、いくつかの書き方があります。 ここでは一般的な書き方を説明します。 +単行本(単著、共著) 書式:著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。 例:安田雪『実践ネットワーク分析』、新曜社、2001年。 例:増田直紀、今野紀雄『複雑ネットワークの科学』、産業図書、2005年。 --書式:著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。 ---例:安田雪『実践ネットワーク分析』、新曜社、2001年。 ---例:増田直紀、今野紀雄『複雑ネットワークの科学』、産業図書、2005年。 +単行本(編著) 書式:編著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。 例:佐藤嘉倫・平松闊編『ネットワーク・ダイナミクス』、勁草書房、2005年。 --書式:編著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。 ---例:佐藤嘉倫・平松闊編『ネットワーク・ダイナミクス』、勁草書房、2005年。 +翻訳書 書式:原著者『書名』、翻訳者、出版社、(西暦)。 例:アルバート=ラズロ・バラバシ『新ネットワーク思考』、青木薫訳、NHK出版、2002年。 --書式:原著者『書名』、翻訳者、出版社、(西暦)。 ---例:アルバート=ラズロ・バラバシ『新ネットワーク思考』、青木薫訳、NHK出版、2002年。 |