*「キーボード」を使った操作 [#hf7e6d27] キーボードを使った操作として、文字を入力してみましょう。 文字を入力するために、「''メモ帳''」という簡単な文章を入力できるプログラムを使ってみます。 #ref(memo.png,nolink,メモ帳) **日本語の文章の入力 [#p9655eb6] ***キーボードについて [#jc996092] -[Shift]キー: 他のキーと同時に押すと、アルファベットの大文字や記号が入力できる -[Caps]キー: [Shift]キーと同時に押すと、「Caps Lock」ランプが点灯しアルファベットが大文字になる -[Num Lock]キー: 「Num Lock」ランプが点灯し、テンキーで数字が入力できるようになる(もう一度押すと解除) -[Home][End]キー: 文書の先頭・末尾に移動 -[Page Up][Page Down]キー: 1ページ分上下に移動 -[Print Screen]キー: 画面の内容をキャプチャ(取り込む) 「メモ帳」を起動するには、 デスクトップにあるアイコンをダブルクリックするか、次のように操作します。 +[スタート]ボタンをクリック +「プログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」の順にメニューをクリック ***文章の入力 [#w0ec20de] パソコンでは、''IME''(Input Method Editor)というソフトを使って、日本語を入力します。 キー入力のしかたには「''ローマ字入力''」と「''かな入力''」を選べます。授業では、主流である「ローマ字入力」を説明します。 -入力の切り替え(英語←→日本語) --[半角/全角]キーを押す --言語バーの「入力モードボタン」をクリックする(変換には「ひらがな」を選択、通常は「直接入力」) -変換のしかた --かな漢字変換:スペースキーまたは「変換」キー(もう一度キーを押すと変換候補を表示) --変換する文節をかえる: [←][→]キー --変換する範囲をかえる: [Shift]+[→](または[←])キー --変換中に修正する: [Esc]キー --その他の変換 ---ひらがな変換: [F6]キー ---カタカナ変換: [F7]キー ---半角変換: [F8]キー ---英数変換: [F9]キー ---半角英数変換: [F10]キー -文章の編集 --文字の削除: [Backspace]キー(カーソルの右を削除)または[Delete]キー(カーソルの左を削除) --改行: [Enter]キー -入力するときの注意 --半角文字と全角文字に注意しましょう。 --変換に慣れるまでは短い文節で変換しましょう。 --言語バーの「CAPS」や「KANA」を確認しましょう。 **キーボードの操作 [#kb313de1] Windows用のパソコンには、100個以上のキーがあります。 文字を入力だけでなく、 パソコンのいろいろな機能を利用するのに使うキーもあります。 (テキスト:16〜19ページ) -『[Shift]+「B」』とは、[Shift]キーを押しながら「B」キーを押すという意味 -アルファベット大文字を入力するには、[Shift]+「アルファベットのキー」 -[Shift]+[Caps Lock]で、「Caps Lock」ランプが点灯し、アルファベットは大文字に固定 --もとに戻すには、もう一度[Shift]+[Caps Lock] -[Num Lock]キーで、「Num Lock」ランプが点灯し、テンキーで数字が入力できる --もう一度[Num Lock]キーを押すと、解除 **タッチタイピング [#lb5eaf4b] ''タッチタイピング''とは、キーボードを見ずに文字の入力をすることです。 慣れてくれば、画面や資料などを見ながら入力できるようになり、 キー操作が早くなります。 ***ホームポジション [#cd907cea] ''ホームポジション''とは、キーボードをタイピングするときの、指を置く正しい位置のことで、親指以外のそれぞれの指を最初に決められたキーに置きます。 「&ref(./タッチタイピングの練習.doc,タッチタイピングの練習);」という資料を用意したので、参考にしてください。 一般的なキーボードでは、左手の小指から順に「A」「S」「D」「F」、 右手の人差し指から「J」「K」「L」「;」に指をおき、 親指はスペースキーにおきます。 #ref(Lecture/CompPracC2004/2nd/homeposition.png) **文字の入力・編集 [#mbfc78a6] 「''メモ帳''」の中の、点滅している縦棒を「''カーソル''」といいます。 「カーソル」のある位置に、文字が入力されていきます。 (テキスト:16〜19ページ、30〜35ページ) ***タイピングの練習のポイント [#t2b711b1] :両手でキーボードを操作する| できるだけ、両手の指を使って、キーボードを操作するように心がけましょう。 指1本の入力では、なかなか操作に慣れることができません。 :キーを押す指以外は、ホームポジションから動かさない| ただし、「1」「2」などの最上段のキーなど、 ホームポジションから遠いキーを押す場合は、多少ホームポジションから離れてもかまいません。 :キーを押したら、必ず指をホームポジションに戻す| 指の使い方を覚えるために、キーを操作したら、必ずホームポジションに指を戻してください。 :最初のうちは、ゆっくり・正確にキーを押す| 練習のうちは、キーの位置を覚えるために、ゆっくりと、正確にキーを押してください。 キーボードを見てもかまいません。 :1回の練習は短時間で・できるだけ毎日繰り返す| 慣れないうちは、長時間練習するとかなり疲れてしまいます。 1回の練習時間は15〜20分を目安にしましょう。 また、できるだけ毎日繰り返して練習すれば、 人によって多少の違いはありますが、短期間で操作を覚えることができます。 |LEFT:|LEFT:|c |~カーソルを移動する|カーソルキー[↑][↓][←][→]を押す&br;マウスでクリック| |~新しい行をつくる|[Enter]キーを押す| |~文字をひとつ削除|[Backspace]キー(カーソルの右を削除)&br;[Delete]キー(カーソルの左を削除)| |~操作をやり直す|[Ctrl]+[Z]またはメニューから「編集」→「元に戻す」を選択| ***タイピングの測定 [#w578b85f] タイピングの測定が次のサイトでできます。 ''Internet Explorer''でアクセスしてください。 Netscape Navigatorでは、練習することができません。((Javaのバージョンの問題です。)) -e-typing http://www.e-typing.ne.jp/ --アクセスしたら、「腕試しレベルチェック」をクリック --「START」(画面中央)をクリック --新しい開いたウィンドウの「スタート」をクリック、または「S」キーを押す --データ受信後、スペースキーを押して、タイピングを始める --タイピング終了後、ウィンドウ右上の「スコア」の数字を記録しておく **かな漢字の入力 [#k77d7762] かな漢字を入力するには、 「''ローマ字入力''」と「''かな入力''」の二通りの入力方法があります。 授業では、一般的な「ローマ字入力」を説明します。 (テキスト:36〜38ページ) **次回の予定 [#z4c75deb] -電子メールの操作を練習します。 -電子メールのしくみとマナーについて説明します。 かな漢字を入力するには、入力モードを切り替えて、 ''IME''(Input Method Editor)というソフトを利用します。 現在の入力モードは、「''言語バー''」の状態で確認できます。 #ref(./gengobar.png,nolink,言語バー) かな漢字の入力状態では、 入力中の文字に下線(点線)が表示されるので、注意しましょう。 |LEFT:|LEFT:|c |~入力の切り替え|[半角/全角]キーを押す| |~|言語バーの「入力モードボタン」(一番左)をクリック&br;(変換には「ひらがな」を選択、通常は「直接入力」)| |>|CENTER:~変換のしかた| |~変換|スペースキーまたは「変換」キー&br;(もう一度キーを押すと変換候補を表示)| |~文節をかえる|[←][→]キー| |~範囲をかえる|[Shift]+[→](または[←])キー| |~変換中の修正|[Esc]キー| |~ひらがな変換|[F6]キー| |~カタカナ変換|[F7]キー| |~半角変換|[F8]キー| |~英数変換|[F9]キー| |~半角英数変換|[F10]キー| :ポイント「全角文字」と「半角文字」| 「あいう」「加古川」のように、 ひらがなや漢字などを「''全角文字''」といいます。 また、「abc」「123」のように、 アルファベットや数字を「''半角文字''」といいます。 全角文字は半角文字に比べて、倍の幅があります。 &br; アルファベットや数字には全角文字もあるので、 メールやソフトの設定をするときには、 入力した文字が半角か全角か注意する必要があります。 |