yumの設定yum-prioritiesのインストールリポジトリの優先順位を設定できる、yum-prioritiesというプラグインをインストールする。 # yum -y install yum-plugin-priorities centosplusの利用ベースになるリポジトリ情報を編集する。 # vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo 該当箇所を探して、「enabled=0」を「enabled=1」に変更 ... [centosplus] ... enabled=0 ← 1に変更 ... ... [contrib] ... enabled=0 ← 1に変更 ... さらに、各ベースのリポジトリの最後に優先順位を設定する。baseの場合は次の通り。 [base] name=CentOS-$releasever - Base mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=os #baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/ gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6 priority=1 ←優先順位の設定(contribの場合だけ2とかにしておく) プライオリティは1~99の値で設定する。値が大きい(または未設定)であるほど、優先順位は下がる。 外部リポジトリ(EPEL)の利用いくつかの外部リポジトリを利用することにする。 まずは、Fedoraプロジェクトが提供するEPEL(Extra Packages for Enterprise Linux)を導入。 # rpm --import http://download.fedoraproject.org/pub/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6 # rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm 「--enablerepo」オプションなしで使うことがないように、次の2つのリポジトリの設定ファイルで「enabled=0」としておく。
使うときは、次のようにオプションを指定する。 # yum --enablerepo=epel <command> [<package> ...] 外部リポジトリ(RepoForge、元RPMForge)の利用有名なサードパーティのリポジトリ、RepoForgeも導入する。RepoForgeはRPMforgeから名称変更したリポジトリ。 # rpm --import http://apt.sw.be/RPM-GPG-KEY.dag.txt # rpm -ihv http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm あと、いつも使うとは限らないので、リポジトリの設定ファイルでRepoForge(RPMforge)については「enabled=0」にしておく。
使うときは、次のようにオプションを指定する。 # yum --enablerepo=rpmforge <command> [<package> ...] 外部リポジトリ(Remi)の利用LAMP(LAMPP)の最新バージョンを揃えたリポジトリ、Remiも導入する。 # rpm --import http://rpms.famillecollet.com/RPM-GPG-KEY-remi # rpm -ihv http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm あと、いつも使うとは限らないので、リポジトリの設定ファイルでRemiについては「enabled=0」にしておく。
使うときは、次のようにオプションを指定する。 # yum --enablerepo=remi <command> [<package> ...] 複数のリポジトリを使う場合いくつかのリポジトリを組み合わせて利用する場合は、次のようにオプションを指定する。 # yum --enablerepo=epel,rpmforge,remi <command> [<package> ...] 参考URL
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