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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2005/10th/date_time の変更点

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*日付・時間の処理 [#iea70a63]

まず、いくつかの日付/時刻関数を紹介して、誕生日に関する計算をします。

ダウンロードしたファイルを開くと、
「誕生日」というシートが表示されます。

#ref(Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time/ex00.png,nolink,誕生日のシート)


**Excelでの日付/時刻の表現 [#x79e45cf]
Excelでは、日付のデータ(2003年11月26日など)を、
''「1900年1月1日からの日数」''として管理しています。
たとえば、2005年12月14日は「1900年1月1日から38700日後」となります。

「38700」のような日付のデータのことを「''日付のシリアル値''」といいます。
ほかに、時刻のシリアル値もあります。

**現在の日付・時刻 [#scb6ab32]

現在の日付と時刻つきの日付を求めます。
ここでは''TODAY''関数と''NOW''関数を使います。
これらの関数には、引数は必要ないので、「=TODAY()」のような使い方をします。
:TODAY(現在の日付をあらわすのシリアル値を返す)|
--書式 : TODAY()
--例: 現在の日付を求める
 =TODAY()
:NOW(現在の日付と時刻をあらわすのシリアル値を返す)|
--書式 : NOW()
--例: 現在の日時と時刻を求める
 =NOW()

B2とC2セルにTODAY関数を使って現在の日付を、
B3とC3セルにNOW関数を使って現在の日付と時刻を求めてください。

「関数の挿入」ボタンを使っても、直接入力してもかまいません。
関数の分類は「日付/時刻」になります。

***日付・時刻の表示形式 [#vad043c4]
B2セルの日付の表示形式を、次のようにして、変更してください。
-B2セルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択
-「表示形式」タブをクリック
-「分類」から「日付」を選択
-「種類」から表示形式を選択
-「OK」ボタンをクリック
#ref(Lecture/InfoPrac2004/10th/date_time/ex01.png,nolink,日付/時刻の表示形式)

コンピュータでの日付や時刻の入力・出力(表示)のしかたには、いろんな種類があります。
和暦か西暦など、次のようなさまざまな入出力のしかたがあります。
-2005/12/3, 2005/12/03
-2005-12-3, 2005-12-03
-12/3/05, 12/03/05

B2セルの表示形式を「2005/12/14」以外の表示形式にして下さい。
B3セルも表示形式を変更してください。「分類」に「時刻」を選び、午前(AM)午後(PM)がわかる表示形式にしてください。

***シリアル値 [#i6b1d625]
C2とC3セルの表示形式を変更して、シリアル値がわかるようにしてください。
シリアル値を表示するには、次のようにします。
-セルを右クリックし、「セルの書式設定」を選択
-「表示形式」タブをクリック
-「分類」から「標準」か「数値」を選択
-「OK」ボタンをクリック

シリアル値とは、''「1900年1月1日12:00:00からの日数や時間」''のことで、「285.5736881」のような数字であらわします。数字にはそれぞれ意味があります。
-整数部分(小数点から左)は、''日数''をあらわします。
-小数部分(小数点から右)は、''時間(秒)''をあらわします。
24時間を1としますので、1時間は1/24(約0.042)、1分は1/24/60(約0.00069)となります。

さきほどの「285.5736881」は、「285日と13時間46分7秒」となるわけです。

**誕生日までの日数と時間の計算 [#w96ccb27]
シリアル値の意味を理解したら、
現在の時刻から、次の自分の誕生日までの時間を計算しましょう。
B5セルに、来年の自分の誕生日の日付と(もしわかれば)時刻を次のように入力してください。
 2006/7/12 00:00:00
表示形式は、「2006/7/12 12:00 AM」という形式にしてください。

**誕生日までの日数と時間のシリアル値 [#xe33c90e]
まず誕生日までの日数と時間のシリアル値を求めます
誕生日の日付から現在の日付を引けば、日数や時間が求められます。
次のように、計算式を入力してください。
-B6セル: B2セル(TODAY関数でもとめた現在の日付)との差は、
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):来年の誕生日の日付COLOR(black):-COLOR(blue):現在の日付(TODAY関数で求めた日付)
</pre>
}}
と考えられるので、計算式は次のようになる
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):B5COLOR(black):-COLOR(blue):B2
</pre>
}}
-B7セル: B3セル(NOW関数でもとめた現在の日付)との差は、
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):来年の誕生日の日付COLOR(black):-COLOR(blue):現在の日付(NOW関数で求めた日付)
</pre>
}}
と考えられるので、計算式を入力する(自分で考えてみましょう)
-B6とB7セルの表示形式を「標準」か「数値」にして、シリアル値を表示

**誕生日までの時間の表示 [#b6d73477]
B7セルの計算結果から、具体的な日数や時間を求めていきます。

まず、B7セルから日数(整数部分)を取り出します。

[[第9回>Lecture/InfoPrac2005/9th/kojin_seiseki#g6924465]]に
''ROUND''関数を使って小数点以下を四捨五入しましたが、
今度は小数点以下は切り捨てるので、''INT''関数を使います。
:INT(指定した数値を0に近い整数に丸めた値を返す)|
--書式 : INT(数値)
--引数 : 数値 : 実数
--例: A5セルの数値の整数部分を取り出す
#pre(novervatim){{
=INT(A5)
</pre>
}}

次のように、操作してください。
+B8セルをクリック
+「関数の挿入」ボタンをクリック
+関数の選択
--「関数の分類」から「''数学/三角''」か「すべて表示」を選択
--「関数名」から「''INT''」を選択
--「OK」ボタンをクリック
+引数の設定
--「数値」の入力欄をクリック
--B7のセルをクリック(「数値」に「B7」と設定される)
--「OK」ボタンをクリック

もし、整数でなく日付で表示される場合は、
表示形式を「標準」か「数値」に変更してください。

次に、B7セルから時間と分と秒を取り出します。
それぞれ、''HOUR関数''、''MINUTE関数''、''SECOND関数''を使います。
:HOUR(時刻の時を0(午前0時)〜23(午後11時)の範囲の整数で返す)|
--書式 : HOUR(シリアル値)
--引数 : シリアル値 : 検索する時刻のシリアル値
:MINUTE(時刻の分を0(分)〜59(分)の範囲の整数で返す)|
--書式 : MINUTE(シリアル値)
--引数 : シリアル値 : 検索する時刻のシリアル値
:SECOND(時刻の秒を0(秒)〜59(秒)の範囲の整数で返す)|
--書式 : SECOND(シリアル値)
--引数 : シリアル値 : 検索する時刻のシリアル値

+B9セルをクリック
+「関数の挿入」ボタンをクリック
+関数の選択
--「関数の分類」から「''日付/時刻''」を選択
--「関数名」から「''HOUR''」を選択
--「OK」ボタンをクリック
+引数の設定
--「数値」の入力欄をクリック
--B7のセルをクリック(「数値」に「B7」と設定される)
--「OK」ボタンをクリック

同じようにして、B10セルに分を、B11セルに秒を計算してください。
もし、整数でなく日付で表示される場合は、
表示形式を「標準」か「数値」に変更してください。

**文字列の操作 [#ibbf6f4a]
次に、誕生日までの残り時間を表示してみましょう。
そこで、
結合されているA14〜C14セルに、
「あと○日と○時間○分○秒」と表示されるようにしましょう。

文字列やセルの値をつなげて、
ひとつの文字列にするには''「&」記号''を使います。
たとえば、次のような計算式の結果は「AAABBBCCC」となります。
文字列は「"」(ダブルクォーテーション)で囲っていることに注意してください。
 = "AAA" & "BBB" & "CCC"
また、A1セルの内容が「木曜日」の場合、次の計算式の結果は「明日は、木曜日です」となります。
 = "明日は、" & A1 & "です"

では、結合したA14〜C14セルに文字列を設定してみましょう。
次のように設定します。
+A14セルをクリック
+次の計算式を入力
 ="あと"&B8&"日と"&B9&"時間"&B10&"分"&B11&"秒"
+Enterキーを押すと、結果が表示

計算結果は、[F9]キーを押すと、最新の結果に更新されます。
[F9]キーを押しっぱなしにすると、秒や分の数字が変わるのが確認できます。

#ref(excel01.png,nolink,計算の例)



&br;
&navi2(Lecture/InfoPrac2005/10th,next);進んでください。
----
#navi2(Lecture/InfoPrac2005/10th,prev,toc,next)

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