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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2004/7th/mid の変更点

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*文字列関数で勝ち点を計算する [#n9b4d378]

それでは、
まず「試合結果」のシートのデータをもとに、
「勝ち点」のシートに、
試合ごとの勝ち点を表示する表を作りましょう。
+ワークシートの見出しから、「勝ち点」をクリック

**文字を取り出す [#mda99ed6]
試合結果では、
勝ち・引き分け・負けは、「○」「△」「●」で
あらわされています。

しかし、「試合結果」のシートでは、
「3○2」のように、得失点も同じセルに入力されています。
まず、
''セルから「○」「△」「●」の文字を取り出しましょう''。

文字を取り出すには、いくつかの方法があります。
LEFT関数をRIGHT関数を組み合わせることもできますが、
ここでは、''MID''関数を使うことにします。

:MID(文字列の指定した位置から指定した数の文字を返す)|
--書式 : LEFT(文字列, 文字数)
--引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
--引数 : 開始位置 :取り出したい文字列の先頭文字からの位置
--引数 : 文字数 :取り出したい文字数
--例:C7セルの文字列の3文字目から2文字分の文字列を取り出す
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):MIDCOLOR(black):(C7,3,2)
</pre>
}}

試合結果は「3○2」のようになっているので、
MID関数を使って、
「''左から2文字目から1文字分取り出せ''」ば、
記号を取り出すことができます。

では、次のようにして、関数の機能を試してみましょう。
+B2セルをクリック
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリック
+利用する関数の選択
--「関数の分類」から「文字列操作」を選択
--「関数名」から「MID」を選択
--「OK」ボタンをクリック
+引数の設定
--「文字列」の入力欄をクリックし、「試合結果」のシートの見出しをクリックした後、B2セルをクリック~
(自動的に「試合結果!B2」と入力される)
--「開始位置」の入力欄をクリックし、「2」と入力
--「文字数」の入力欄をクリックし、「1」と入力
--「OK」ボタンをクリック
#ref(ex06.png,nolink,引数の選択)

記号を取り出すことができましたか?

**条件判断をする [#x3b48090]
記号を取り出しただけでは、勝ち点を計算することができません。
勝ち点は、次の表にしたがって計算されます。

|CENTER|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~勝敗|勝ち|引き分け|負け|
|~記号|○|△|●|
|~点数|3点|1点|0点|

このように、記号にしたがって、表示する点数を変えるようにしましょう。

ある条件ごとに処理を変える、
「''条件判断''」をするには、
''IF''関数を使います。

:IF(指定された条件(論理式)が合っているか(真)違っているか(偽)を判断し、真と偽のそれぞれの場合の結果を返す)|
--書式 : IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
--引数 : 論理式 : 評価する条件(比較演算子を使う)
--引数 : 真の場合 : 論理式の結果が真(TRUE)の場合に返される値
--引数 : 偽の場合 : 論理式の結果が偽(FALSE)の場合に返される値
--例:D1セルの値が0なら"ゼロ"を、0でないなら"ゼロじゃない"と表示
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):IFCOLOR(black):(D1=0,"ゼロ","ゼロじゃない")
</pre>
}}

論理式には、次のような''比較演算子''を使います。
条件を正しい場合は「TRUE」(真)、
正しくない場合は「FALSE」(偽)と判断します。
|CENTER:演算子|CENTER:式|CENTER:内容|CENTER:例|CENTER:結果|h
|=(等号)|CENTER:A=B|AとBが等しい|1=2|FALSE|
|<>(不等号)|CENTER:A<>B|AとBが等しくない|3<>4|TRUE|
|>(〜より大きい)|CENTER:A>B|AがBより大きい|5>6|FALSE|
|<(〜より小さい)|CENTER:A<B|AがBより小さい|7<8|TRUE|
|>=(〜以上)|CENTER:A>=B|AがB以上である|9>=10|FALSE|
|<=(〜以上|A<=B|CENTER:AがB以下である|11<=11|TRUE|

MID関数とIF関数を使えば、
「''試合結果から勝敗の記号を取り出し、''
''記号にあった勝ち点の数字を表示させる''」
ことができます。

鹿島アントラーズの第1節の勝敗は、次のように考えられます。
#pre(novervatim){{
「COLOR(blue):B2セルから記号を取り出して、COLOR(red):その記号が○ならば「3」を表示するCOLOR(black):」
</pre>
}}
つまり、
B2セルの計算式は、次のようになります。
計算式のどの部分がIF関数の式で、どの部分がMID関数の部分かに注意して、
計算式を入力してください。
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):IF(COLOR(blue):MID(試合結果!B2,2,1)COLOR(red):="○",3)
</pre>
}}


**関数をネストにする [#i2abb94e]
このままでは、
勝ちの場合の勝ち点は表示できましたが、
引き分けや負けの場合の点を表示できません。

さっきの式、
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):IF(COLOR(blue):MID(試合結果!B2,2,1)COLOR(red):="○",3)
</pre>
}}
では、IF関数のなかで、MID関数を使っています。

このような関数の中で別の関数を使うことを、
「''関数のネスト''」といいます。

MID関数を使った「△」や「●」を取り出す部分を、
IF関数の中に追加してみましょう。

すると、鹿島アントラーズの第1節の勝敗は、次のように考えられます。
条件が偽の場合に、もうひとつIF関数を使うのがポイントです。
#pre(novervatim){{
(条件)COLOR(blue):B2セルから取り出した記号が
 (条件が真)COLOR(red):○ならば「3」を表示するCOLOR(black):
 (条件が偽)(追加条件)COLOR(blue):B2セルから取り出した記号が
        (条件が真)COLOR(green):△ならば「1」を表示するCOLOR(black):
        (条件が偽)COLOR(green):「0」を表示する
</pre>
}}

つまり、
B2セルの計算式は、次のようになります。
計算式のどの部分がどの関数の式なのかに注意してください。
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):IF(COLOR(blue):MID(試合結果!B2,2,1)COLOR(red):="○",3,COLOR(green):IF(COLOR(blue):MID(試合結果!B2,2,1)COLOR(green):="△",1,0)COLOR(red):)
</pre>
}}


計算ができたら、
計算式を他のセルにコピーしましょう。
[[第6回の内容>Lecture/InfoPrac2004/6th/count#v9577075]]を参考に、
「''オートフィル''」機能を使って、
B2〜P17セルに計算式を、コピーしましょう。
#ref(ex08.png,nolink,勝ち点の計算)


&br;
&navi2(Lecture/InfoPrac2004/7th,next);進んでください。
----
#navi2(Lecture/InfoPrac2004/7th,prev,toc,next)

}}

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