*文字列関数で得失点差を計算する [#m3868c6a]
それでは、
まず「試合結果」のシートのデータをもとに、
「得失点差」のシートに、
試合ごとの得失点差を表示する表を作りましょう。
+ワークシートの見出しから、「得失点差」をクリック
**文字を取り出す [#mda99ed6]
「試合結果」のシートでは、
「3○2」のように、得失点と勝敗の記号が同じセルに入力されています。
まず、
''セルから得失点の数字を取り出しましょう''。
文字を取り出すには、いくつかの方法があります。
ここでは、''LEFT''関数と''RIGHT''関数を使います。
:LEFT(文字列の左側から指定した数の文字を返す)|
--書式 : LEFT(文字列, 文字数)
--引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
--引数 : 文字数 :取り出したい文字数(左側から)
--例:A10セルの文字列を3文字左から取り出す
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):LEFTCOLOR(black):(A10,3)
</pre>
}}
:RIGHT(文字列の右側から指定した数の文字を返す)|
--書式 : LEFT(文字列, 文字数)
--引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
--引数 : 文字数 :取り出したい文字数(右側から)
--例:B2セルの文字列を2文字右から取り出す
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):RIGHTCOLOR(black):(B2,2)
</pre>
}}
では、次のようにして、関数の機能を試してみましょう。
+B2セルをクリック
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリック
+利用する関数の選択
--「関数の分類」から「文字列操作」を選択
--「関数名」から「LEFT」を選択
--「OK」ボタンをクリック
#ref(ex04.png,nolink,関数の選択)
+引数の設定
--「文字列」の入力欄をクリックし、「試合結果」のシートの見出しをクリックした後、B2セルをクリック~
(自動的に「試合結果!B2」と入力される)
--「文字数」の入力欄をクリックし、「1」と入力
--「OK」ボタンをクリック
#ref(ex05.png,nolink,引数の選択)
「1」という文字を取り出すことができましたか?
RIGHT関数も使えるか同じように試してみましょう。
#pre(novervatim){{
=RIGHT(試合結果!B2,1)
</pre>
}}
**関数を組み合わせる [#k97dea0b]
文字を取り出しただけでは、
得失点差をもとめることはできません。
得失点差の計算は次のようになります。
#pre(novervatim){{
得失点差 = COLOR(red):得点 COLOR(black):- COLOR(red):失点
</pre>
}}
''LEFT関数で求める「得点」と、''
''RIGHT関数で求める「失点」を使って、''
''計算式を組み立てましょう''。
LEFT関数・RIGHT関数を使うと、
鹿島アントラーズの第1節の
得失点差を求める計算式は、次のようになります。
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):LEFT(COLOR(blue):試合結果!B2,1COLOR(red):)COLOR(black):-COLOR(red):RIGHT(COLOR(blue):試合結果!B2,1COLOR(red):)
</pre>
}}
得失点差が計算できましたか?
計算ができたら、
計算式を他のセルにコピーしましょう。
[[第6回の内容>Lecture/InfoPrac2004/6th/count#v9577075]]を参考に、
「''オートフィル''」機能を使って、
B2〜P17セルに計算式を、コピーしましょう。
#ref(ex07.png,nolink,得失点差の計算)
**得失点差の合計を求める [#q24e4e52]
節ごとの得失点差がわかったので、
これを使って、
チームごとの得失点差の合計を求めましょう。
Q1セルに「合計」と入力してください。
Q2〜Q17セルに、
チームごとの得失点差の合計を計算してください。
「オートSUM」機能や
SUM関数を使って、
合計を計算してください。
SUM関数は、関数の分類の中の「数学/三角」にあります。
自分で使い方を調べてみましょう。
&br;
&navi2(Lecture/InfoPrac2004/7th,next);進んでください。
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#navi2(Lecture/InfoPrac2004/7th,prev,toc,next)
}}
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