*文書作成(2) [#c3be3ed7] 今回は、ワープロソフトで文書を作成するときの、 「''読みやすさ''」と「''レイアウト''」の 2つのポイントについて説明します。 **「読みやすさ」のポイント [#pfb8057a] 「読みやすさ」とは、 書かれた文章がどれだけ読みやすいかということです。 次にあげるポイントに注意しましょう。 ***その1. 行数と文字数を決めておきましょう [#caa2779b] 1ページの行数と、1行の文字数を決めておけば、 ページにどのくらいの文字が埋まるか、想像できます。 印刷物の、読みやすい行数と文字数の目安は、次のとおりです。 -''行数'': 行間が文字の大きさの2倍程度 -''文字数'': 文字の間隔が少し詰まっている程度 行数と文字数を設定するには、 ''テキスト「インフォメーション・リテラシ」108ページ''を読んでください。 ***その2. 見出しと文章でフォントを使い分けましょう [#d7077579] タイトルや見出しで使うフォントと、文章で使うフォントを使い分けると、 文書にメリハリがつきます。 たとえば、次のように設定してみましょう。 -''明朝体''(筆で書いたようなフォント):文書の本文 -''ゴシック体''(角ばったフォント):題名や見出し、キーワード **「レイアウト」のポイント [#daed55e6] 「レイアウト」とは、 文章や画像などをどのように配置するかということです。 次にあげるポイントに注意しましょう。 ***その1. 図形の配置を決めましょう [#vd2cf8e0] クリップアート(図形・イラスト)を挿入すると、 文字と同じように、行に張り付いてしまいます。 #div(start) #ref(wd03.png,nolink); #div(end) +挿入したクリップアートを右クリックして、「''図の書式設定''」を選択 +「レイアウト」タブをクリックして、配置を決める --''「行内」'':文字と同じように行の中に図を配置 --''「四角」「外周」'':図のまわりに文章を配置 --''「背面」「前面」'':文字の後ろや前に図を自由に配置 #div(clear) ***その2. インデントを活用しましょう [#r939d864] 「''インデント''」(字下げ)を使えば、 設定した文章の左端の位置を設定することができます。 次のような利点があります。 +左端を意図的にずらすことで、その文章が目立つ +左端が揃うので、すっきりしたレイアウトになる インデントを設定するには、 ''テキスト「インフォメーション・リテラシ」115ページ''を読んでください。 **「装飾」のポイント [#se6c3c08] ***その1. ページ全体に枠をつける [#s6ce23c3] ページ全体に枠線を設定すると、 ページの縁取りの飾りをつけることができます。 +メニューバーから「罫線」→「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリック +「ページ罫線」タブをクリックし、種類から「囲む」を選択 +線の種類や色、線の太さ、絵柄などを選択 #ref(wd04.png,nolink); ***その2. ワードアートでタイトルを強調する [#he52b843] 「''ワードアート''」(絵文字)を使えば、タイトルの部分に絵文字を設定できます。 ''テキスト「インフォメーション・リテラシ」125〜127ページ''を読んで、 設定しましょう。 |