オートSUM次に、月ごとの合計や平均を求めることにします。 ここでは、「関数」を使って、計算することにします。 そして、関数を手軽に利用するための「オートSUM」も利用します。 関数とは「関数」とは、数学の関数と同じような働きをします。 「数字や文字など『値』を与えると、いろいろな『処理』をして、 新しい値を『結果』として返す」ような仕掛けのことです。 たとえば、自動販売機も関数に例えることができます。 自動販売機という「関数」に、お金と商品ボタンという「値」を与えて、 処理させると、ジュースやコーヒーという「結果」が返ってきます。 ![]() Excelには、数学、財務・会計、統計、データベースなど、 多くの関数が備えてあります。 オートSUM合計や平均、セルの個数などは、非常によく使われる関数です。 「オートSUM」とは、 「合計」「平均」「データの個数」「最大値」「最小値」の、 よく使われる5つ関数を、 マウスの操作で簡単に利用できるようにしたものです。 このオートSUMを使って、関数の使い方の初歩を練習します。 合計の計算まず、1月分の合計を求めましょう。 オートSUMを利用するには、「オートSUM」ボタンを使います。
B10に入力される計算式は、次のようになります。 =SUM(B2:B9) </pre> -「SUM」は、カッコ内の数値やセルの合計を求める関数 -「B2:B9」は、「B2からB9の範囲のセルの値」という意味 ***平均の計算 [#l3f8c660] 次に、1月分の平均を求めましょう。 +A11セルに、「平均」と入力 +B11セルをクリック(計算結果を表示するセルを指定) +ツールバーの「オートSUM」ボタンの右にある▼をクリック +「平均」をクリック +B2〜B9セルをマウスでドラッグして計算する範囲を指定 |