Top > Lecture > InfoPrac2004 > 4th > auto_sum
AND OR

オートSUM

次に、月ごとの合計や平均を求めることにします。 ここでは、「関数」を使って、計算することにします。 そして、関数を手軽に利用するための「オートSUM」も利用します。

関数とは

「関数」とは、数学の関数と同じような働きをします。 「数字や文字など『値』を与えると、いろいろな『処理』をして、 新しい値を『結果』として返す」ような仕掛けのことです。

たとえば、自動販売機も関数に例えることができます。 自動販売機という「関数」に、お金と商品ボタンという「値」を与えて、 処理させると、ジュースやコーヒーという「結果」が返ってきます。

関数の例

Excelには、数学、財務・会計、統計、データベースなど、 多くの関数が備えてあります。

オートSUM

合計や平均、セルの個数などは、非常によく使われる関数です。 「オートSUM」とは、 「合計」「平均」「データの個数」「最大値」「最小値」の、 よく使われる5つ関数を、 マウスの操作で簡単に利用できるようにしたものです。 このオートSUMを使って、関数の使い方の初歩を練習します。

合計の計算

まず、1月分の合計を求めましょう。 オートSUMを利用するには、「オートSUM」ボタンを使います。

  1. A10セルに、「合計」と入力
  2. B10セルをクリック(計算結果を表示するセルを指定)
  3. ツールバーの「オートSUM」ボタンの右にある▼をクリック
  4. 「合計」をクリック
  5. 計算する範囲が点線の枠で表示されるので、範囲を確認して&keyboard{Enter};キーを押す
    オートSUM(合計)

B10に入力される計算式は、次のようになります。

=SUM(B2:B9)
  • 「SUM」は、カッコ内の数値やセルの合計を求める関数
  • 「B2:B9」は、「B2からB9の範囲のセルの値」という意味

平均の計算

次に、1月分の平均を求めましょう。

  1. A11セルに、「平均」と入力
  2. B11セルをクリック(計算結果を表示するセルを指定)
  3. ツールバーの「オートSUM」ボタンの右にある▼をクリック
  4. 「平均」をクリック
  5. B2〜B9セルをマウスでドラッグして計算する範囲を指定
    (そのままでは合計まで含めて計算してしまう)
  6. 範囲を確認して&keyboard{Enter};キーを押す
    オートSUM(平均)

計算する範囲に、十分注意しましょう。 合計まで計算範囲に含めないでください。

B11に入力される計算式は、次のようになります。

=AVERAGE(B2:B9)
  • 「AVERAGE」は、カッコ内の数値やセルの合計を求める関数
  • 「B2:B9」は、「B2からB9の範囲のセルの値」という意味

のこりの月の合計と平均

のこった2月〜9月と全体の合計についても、 それぞれの合計と平均を、 オートSUM機能を使って、計算してください。

計算できたら、次のように結果の表示を設定してください。

  • B10〜K10セルは、「桁区切りスタイル」ボタンを使って、 桁区切りを設定してください。
  • B11〜K11セルは、「小数点表示桁上げ」「小数点表示桁下げ」ボタンを使って、 小数点以下第1位まで(たとえば100.1)表示するように設定してください。
    「小数点表示桁上げ」「小数点表示桁下げ」ボタン


次へ進んでください。


}}


添付ファイル: fileexcel10.png 325件 [詳細] fileexcel09.png 331件 [詳細] filefunction.png 336件 [詳細] fileexcel08.png 335件 [詳細]

リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 20:20:22 JST (3690d)