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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2005/9th/kojin_seiseki のバックアップ(No.2)

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    • 1 (2007-02-24 (土) 07:05:44)
    • 2 (2007-02-24 (土) 07:10:26)

成績の集計

「課題」、「テスト」、「出席回数」の3つの要素を使って、 個人の成績を点数化しましょう。

  • P1セルに「点数」と入力してください。
▲ ▼

四捨五入

成績の配分は、「課題4割、テスト4割、出席2割」とします。 割合はパーセンテージであらわせば、「4割」は「40%」のことです。 課題とテストは100点満点で計算していますので、 出席回数(最大10回)を10倍すれば課題とテストと釣り合いが取れます。 したがって、次のような計算式で点数を求めることができます。

点数 = 課題の点×課題の割合 + テストの点×テストの割合 + 出席回数×10×出席の割合
</pre>

すると、P2セルの内容は次のようになります。
#pre(novervatim){{
=M2*0.4+N2*0.4+O2*10*0.2
</pre>
このままでは小数点以下の数字になってしまうので、
小数点以下を四捨五入することにします。
それには、ROUND関数を使います。

:ROUND(指定された桁で、四捨五入する)|
--書式 : ROUND(数値, 桁数)
--引数 : 数値 : 四捨五入する数値
--引数 : 桁数 : 四捨五入する桁数
---0か省略なら、最も近い整数
---正の整数なら、指定された小数点以下の桁になるように四捨五入
---負の整数なら、指定された整数部分の桁(1の位が0, 10の位が1)で四捨五入
--例:A10セルの数値を小数点以下2桁まで表示するように小数点以下第3位を四捨五入
#pre(novervatim){{
=ROUND(A10,2)
</pre>

+P2セルをクリック
+「関数の挿入」ボタンをクリック
+利用する関数の選択
--「関数の分類」から「数学/三角」を選択
--「関数名」から「ROUND」を選択
--「OK」ボタンをクリック
#ref(Lecture/InfoPrac2004/9th/kojin_seiseki/ex03.png,nolink,関数の選択)
+引数の設定
++「数値」の欄をクリックし、「M2*0.4+N2*0.4+O2*10*0.2」と入力
++「桁数」の欄をクリックし、「0」と入力
++「OK」ボタンをクリック
#ref(Lecture/InfoPrac2004/9th/kojin_seiseki/ex04.png,nolink,引数の設定)

***条件判定 [#p4023a98]
授業では、たいていの場合、成績をつける上での条件があります(あるものなのです)。
たとえば、次のようなものです。
-小テストの点数が○点以下の場合は、期末テストは△点以上ないとダメ
-○回以上欠席したら、期末のテストは受けられない

ここでは「5回以上欠席したものは点数は0とする」という条件をつけることにしましょう。
関数のネストを使えば、点数を求めることができます。
先ほどのROUND関数と組み合わせて、
第7回で紹介した、
条件判定のIF関数を使いましょう。

:IF(指定された条件(論理式)が合っているか(真)違っているか(偽)を判断し、真と偽のそれぞれの場合の結果を返す)|
--書式 : IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
--引数 : 論理式 : 評価する条件(比較演算子を使う)
--引数 : 真の場合 : 論理式の結果が真(TRUE)の場合に返される値
--引数 : 偽の場合 : 論理式の結果が偽(FALSE)の場合に返される値
--例:D1セルの値が0なら"ゼロ"を、0でないなら"ゼロじゃない"と表示
#pre(novervatim){{
=IF(D1=0,"ゼロ","ゼロじゃない")
</pre>

論理式には、次のような比較演算子を使います。
条件を正しい場合は「TRUE」(真)、
正しくない場合は「FALSE」(偽)と判断します。
|CENTER:演算子|CENTER:式|CENTER:内容|CENTER:例|CENTER:結果|h
|=(等号)|CENTER:A=B|AとBが等しい|1=2|FALSE|
|<>(不等号)|CENTER:A<>B|AとBが等しくない|3<>4|TRUE|
|>(〜より大きい)|CENTER:A>B|AがBより大きい|5>6|FALSE|
|<(〜より小さい)|CENTER:A<B|AがBより小さい|7<8|TRUE|
|>=(〜以上)|CENTER:A>=B|AがB以上である|9>=10|FALSE|
|<=(〜以上|A<=B|CENTER:AがB以下である|11<=11|TRUE|

ここでの条件「5回以上の欠席したものは点数は0」を言い換えれば、次のようになります。
-条件:「出席回数が6回以上かどうか」
--6回以上(真):「成績を課題、テスト、出席回数から計算する」
--6回未満(偽):「0とする」

この条件をIF関数を使うと、次のようになります。
#pre(novervatim){{
IF(O2>=6, ROUND(M2*0.4+N2*0.4+O2*10*0.2,0), 0)
   -----  --------------------------------  -
   条件  真の場合の結果                    偽の場合の結果
</pre>

この条件を使って、P2セルを次のように書き換えましょう。
+P2セルをクリック
+数式バーをクリック~
(計算式が編集できる状態になる)
+「=IF(O2>=6,ROUND(M2*0.4+N2*0.4+O2*10*0.2,0),0)と入力
+&keyboard{Enter};キーを押すと、P2セルに計算式が設定される

計算できたら、P2セルの計算式をP3〜P37セルにコピーしてください。

***順位 [#j8a83331]
計算して四捨五入した成績の点数をもとに、
高得点からの順の、
成績の順位を求めてみましょう。
-Q1セルに「順位」と入力してください。

そして、
第6回で紹介した、
RANK関数と、
第6回で紹介した、
絶対参照も利用して、
Q2セルで成績の順位を計算してください。

Q2セルでの順位を計算できたら、
Q3〜Q37セルに計算式をコピーしてください。
#ref(Lecture/InfoPrac2004/9th/kojin_seiseki/ex05.png,nolink,順位の計算)



次へ進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoPrac2005/9th,prev,toc,next)

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