この計算式は難しかったようですので、解説をします。
度数分布とは、「0点以上、10点未満の人の数」「10点以上、20点未満の人の数」のように、度数(値の一定の範囲)にどのくらいデータが分布しているかを見るものです。 前回の課題では、「0〜100点までの10点ごとの分布の状況を調べる」というものでした。
次のように、点数が分布している表を考えてみましょう(人数は10人です)。 これをCOUNTIF関数を使って計算します(範囲は「点数」としておきます)。
= COUNTIF(点数の範囲, "<10")
=COUNTIF(点数の範囲, ">=10") - COUNTIF(点数の範囲, ">=20") </pre> :20点以上、30点未満の人の数| 上と同じように考えればよいだけです。~ まず20点以上の人はCさんからJさんまでの「8人」、 そして30点以上の人はEさんからJさんまでの「6人」です。 |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~名前|Aさん|Bさん|Cさん|Dさん|Eさん|Fさん|Gさん|Hさん|Iさん|Jさん| |~20点以上|9|15|20|22|34|38|39|41|50|57| |~30点以上|9|15|20|22|34|38|39|41|50|57| 20点以上の人の中には、30点以上の人も含まれていますから、 20点以上の人の数から、30点以上の人の数を引けば、条件に合う人数(2人)を求められます。 #pre(novervatim){{ =COUNTIF(点数の範囲, ">=20") - COUNTIF(点数の範囲, ">=30") </pre> あと、「80点以上90点未満」まで、同じように計算をしていけばいいだけです。 次へ進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoPrac2005/10th,toc,next)