順位付けとデータの並べ替え順位をつけるJリーグ(J1)では、 順位は勝ち点と得失点差できまります。 今回のデータには得失点差がないので、 勝ち点による仮の順位をつけてみましょう。 順位を調べるには、 第5回で紹介した、 RANK関数を使います。
では、次のようにして、関数を使ってみましょう。
相対参照と絶対参照Y2セルに順位のデータが計算されました。 のこりのチームの順位も計算してみます。 ただ、 これまでのようにセルの計算式をすぐにコピーしないでください! 相対参照まず、 X2セルの計算式を見てみましょう。 X2セルをクリックした後、数式バーの計算式をクリックしてみましょう。 どのセルを引数にしているかが、色付きの枠(青、緑)でわかります。 ![]() 次に、Y2セルの計算式を Y3セルにコピーしてください。 そして、 Y3セルをクリックした後、数式バーの計算式をクリックしてみましょう。 ![]() 計算式は、次のように変わってしまいます。
このような、 計算式のセルの位置が基準となる(相対的な位置)セルの参照のしかたを、 「相対参照」といいます。 絶対参照相対参照に対して、 コピーしてもセル番地が変わらない、 セル番地を固定した(絶対的な位置)参照のしかたを、 「絶対参照」といいます。 絶対参照を使うには、 動かしたくないセル番地の行・列番号の前に 「$」記号をつけます。 相対参照とまとめると次のようになります。
絶対参照を利用して、Y2セルの計算式を書き換えましょう。 次のように、変更してみてください。
このようにすれば、 下方向にコピーしても、 順位を求める範囲がX2〜X17セルに固定されます。 Y2セルの計算式を、 Y3〜Y17セルにコピーしてみましょう。 計算式を確かめて、 RANK関数の引数が正しいかどうか見ておきましょう。 データを並べ替える順位を求めることができたので、 順位にしたがって対戦表を並び替えてましょう。 データを並び替えるには、 Excelの「並び替え」という機能を使います。 次の順に操作してください。
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