レイアウトをするHTMLでレイアウトを指定するときの注意HTMLでは、レイアウトを指定する要素や属性があります。 しかし、HTMLは文書の構造を示すのが役割です。 HTMLでレイアウトを指定することは、 現在よく使われているバージョンであるHTML 4.01では推奨されていません。 HTML 4.01では、レイアウトの指定は CSS(スタイルシート)を使うことが推奨されています。 今回は、古典的な手法として、 HTMLでの指定を紹介します。 特定の要素のレイアウトを指定するいくつかの要素では、 align属性を指定することで、レイアウトを決めることができます。 <h1 align="揃える位置">...</h1> (h1〜h6で使えます) <p align="揃える位置">...</p> <hr align="揃える位置">...</hr> <table align="揃える位置">...</table> </pre> 行の揃え方を指定することができます。 揃える位置は、次の3つです。 -left: 左揃え -center: 中央揃え -right: 右揃え **特定の範囲のレイアウトを指定する [#xee91f96] 見出しや段落、水平線、表以外の要素(ただし表の中身はのぞく)のレイアウトを決めるには、 div要素とalign属性を指定します。 #pre(novervatim){{ <div align="揃える位置">...</div> </pre> div要素は、複数の要素をまとめて扱うときに使用するものです。 div要素で囲んだ内容を、align属性を使うことで、 レイアウトを指定することができます。 揃える位置は、上述のとおりです。 **セル内のレイアウトを指定する [#v3476092] 表の各セルの中の、レイアウトを指定するには、 tr、th、td要素に、alignやvalign属性を指定します。 #pre(novervatim){{ <tr align="横方向の揃える位置" valign="縦方向の揃える位置">...</tr> <th align="横方向の揃える位置" valign="縦方向の揃える位置">...</th> <td align="横方向の揃える位置" valign="縦方向の揃える位置">...</td> </pre> セルの中の、内容を揃える位置を、横方向と縦方向で指定することができます。 それぞれの値は、次のとおりです。 -横方向 --left: 左揃え --center: 中央揃え --right: 右揃え --justify: 両端揃え -縦方向: --top: 上 --middle: 中央 --bottom: 下 |