*色を表現する [#v2a65f6e] **色の表現 [#nb409f51] HTMLでは、文字や線の色などを指定できます。 指定するには、色の名前や色の値を使います。 ***色の値 [#za529456] 光の三原色である、赤(R)緑(G)青(B)の強さを値であらわします。 16進数(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F)を使い、RGBそれぞれを00〜FFまでの256段階で設定することができます。~ blackは#000000、redは#FF0000、whiteは#FFFFFFのように、「#」のあとにRGBの値を設定します。~ --参考:とほほの色入門:色見本 ---http://tohoho.wakusei.ne.jp/wwwcolor.htm ***色の名前 [#l686104d] 代表的な色(16色)には、名前がつけられています。 それぞれの色の名前(そして色の値)は次のとおりです。 |CENTER:|CENTER:||CENTER:|CENTER:||CENTER:|CENTER:||CENTER:|CENTER:|c |色の名前|色の値||色の名前|色の値||色の名前|色の値||色の名前|色の値|h |COLOR(white):BGCOLOR(black):black|#000000||BGCOLOR(gray):gray|#808080||BGCOLOR(silver):silver|#C0C0C0||BGCOLOR(white):white|#FFFFFF| |BGCOLOR(red):red|#FF0000||BGCOLOR(yellow):yellow|#FFFF00||BGCOLOR(lime):lime|#00FF00||BGCOLOR(aqua):aqua|#00FFFF| |COLOR(white):BGCOLOR(blue):blue|#0000FF||BGCOLOR(fuchsia):fuchsia|#FF00FF||COLOR(white):BGCOLOR(maroon):maroon|#800000||COLOR(white):BGCOLOR(olive):olive|#808000| |COLOR(white):BGCOLOR(green):green|#008000||COLOR(white):BGCOLOR(teal):teal|#008080||COLOR(white):BGCOLOR(navy):naby|#000080||COLOR(white):BGCOLOR(purple):purple|#800080| **HTMLで色の指定するときの注意 [#v7d78138] HTMLでは、色を指定する要素や属性があります。 しかし、HTMLは文書の構造を示すのが役割です。 COLOR(red):''HTMLで色を指定することは、'' COLOR(red):''現在よく使われているバージョンであるHTML 4.01では推奨されていません。'' HTML 4.01では、色の指定はCSS(スタイルシート)を使うことが推奨されています。 今回は、古典的な手法として、 HTMLでの色の指定を紹介します。 **全体の背景の色を指定する [#a54ae3d3] ページ全体の背景色を設定するには、 body要素に''bgcolor''属性を指定します。 #pre(novervatim){{ COLOR(red):<body bgcolor="COLOR(blue):色の値COLOR(red):"> ... COLOR(red):</body> </pre> 背景色を指定するときには、 文字色も設定しておくとよいでしょう。 背景色が文字色と同系列の色になると、文字が見えなくなる可能性があります。 **全体の文字の色を指定する [#q5834862] ページ全体の文字色を設定するには、 body要素に''text''属性を指定します。 #pre(novervatim){{ COLOR(red):<body text="COLOR(blue):色の値COLOR(red):"> ... COLOR(red):</body> </pre> ページ全体の文字色を変更しますが、 リンク部分の色は変更されません。 全体の色のバランスを考えて、 必要であれば、リンクの色も変更しましょう。 #pre(novervatim){{ <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <title>「兵庫太郎の日記」</title> </head> COLOR(red):<body text="COLOR(blue):#0066CCCOLOR(red):" bgcolor="COLOR(blue):#FFFFFFCOLOR(red):"> ... </pre> **全体のリンクの色を指定する [#q5834862] ページ全体のリンクの文字色を設定するには、 body要素に''link''属性、''vlink''属性、''alink''属性を指定します。 #pre(novervatim){{ COLOR(red):<body link="COLOR(blue):色の値COLOR(red):" vlink="COLOR(blue):色の値COLOR(red):" alink="COLOR(blue):色の値COLOR(red):"> ... COLOR(red):</body> </pre> それぞれの属性には、次のような意味があります。 注意して設定する必要があります。 -link: まだ見ていないリンク部分の文字色 -vlink: すでに見たリンク部分の文字色 -alink: マウスのボタンを押したときのリンク部分の文字色 **文字の色を指定する [#k921dc21] >COLOR(red):ここで紹介する方法は、あまり薦められない方法です。注意してください。 文字の色を設定するには、 ''font''要素と''color''属性を指定します。 #pre(novervatim){{ COLOR(red):<font color="COLOR(blue):色の値COLOR(red):">COLOR(black):...COLOR(red):</font> </pre> font要素は、文字のさまざまな属性を指定する要素です。 color属性を使うことで、指定した範囲の文字の色を設定することができます。 **表やセルの背景の色を指定する [#z4716a3d] 表やセルに背景色を設定するには、 table、tr、th、td要素に、''bgcolor''属性を指定します。 #pre(novervatim){{ COLOR(red):<table bgcolor="COLOR(blue):色の値COLOR(red):">COLOR(black):...COLOR(red):</table> COLOR(red):<tr bgcolor="COLOR(blue):色の値COLOR(red):">COLOR(black):...COLOR(red):</tr> COLOR(red):<th bgcolor="COLOR(blue):色の値COLOR(red):">COLOR(black):...COLOR(red):</th> COLOR(red):<td bgcolor="COLOR(blue):色の値COLOR(red):">COLOR(black):...COLOR(red):</td> </pre> bgcolor属性を使って、背景色を指定します。 table要素の場合は表全体に、 tr要素の場合は行全体に、 thやtd要素の場合はそのセルに、それぞれ背景色が設定されます。 &br; &navi2(Lecture/InfoDesignB2004/5th,next);進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoDesignB2004/5th,prev,toc,next) }} |