*どっとゼミナール「情報処理入門」 第1回(午前) [#y5f1cfc9] **実習の準備 [#nea20098] ***実習を行う環境 [#a30f5650] コンピュータを利用した実習を行うのは、 「''2号館3階計算機実習室''」です。 実習室にある''Windows''パソコンを使用します。 この実習室にあるパソコンは、すべて学内ネットワーク 「''HUMANS''」(Hyogo University Multimedia Autonomous System)に接続されており、 集中して管理されています。 HUMANSには、実習室のパソコンのほかに、研究室や事務で使われるパソコン、 メールやWebなどのさまざまなサービスを提供するサーバ、 そして、多くのネットワーク機器が接続されており、 皆さんの学習や研究を支えています。 ***ユーザIDとパスワード [#h3ca48ff] 実習室では、 自分の''ユーザID''と''パスワード''を持つことによって、 実習室にあるどのパソコンであっても、 自分専用のパソコンの環境やメールの受信箱を利用することができます。 ユーザIDをパスワードのセットは、二種類あります。 学生には、 入学時に[[情報科学センター:http://arena.hyogo-dai.ac.jp/]]から発行されます。 -Windows用(2号館3階の計算機実習室) -電子メール用(大学のメールアドレス) この授業を最初に、ユーザIDとパスワードの発行を行ないます。 次の手続きになります。 +「利用申請書」に必要事項を記入し、情報科学センターに提出 +「登録通知書」を後日情報科学センターで受け取る +「登録通知書」にある、ユーザIDと暫定パスワードで利用をはじめる 受け取ったら、新しいパスワードを考えましょう。 最初に発行されるパスワードは、配布するための、暫定のパスワードです。 パスワードに使える文字には、次の制限があります。よく考えましょう。 名前や誕生日、よくある単語など、他人が想像しやすいものは避けましょう。 -文字の長さは、6文字以上、8文字以下 -使える文字は、アルファベット(大文字小文字の区別あり)と数字の組み合わせ --最初の一文字目はアルファベット --アルファベット大文字だけ(小文字だけ)は駄目 |CENTER:300|c |あなたが考えたパスワード|h | | **パスワードの変更 [#kbd5a7c8] Windows用とメール用のそれぞれのパスワードを設定します。 -Windows用のパスワードの設定 --[Ctrl]+[Alt]+[Del]を押す --「パスワードの変更」をクリック --古いパスワード(現在のパスワード)と新しいパスワード(同じものを2ヶ所)を入力し、「OK」ボタンをクリック -電子メール用のパスワードの設定 --http://skanda.ed.hyogo-dai.ac.jp/pwchange/にアクセス(学内のみアクセス可) --必要な設定を入力して、「パスワード変更」ボタンをクリック -注意事項 --一度発行されたパスワードは再発行されません。 --パスワードを忘れたら、''情報科学センターで再発行の申請をしてください''。ただし再発行まで最低1週間かかります。 --ユーザIDとパスワードは利用者個人の特定するためのものですので、十分気をつけて管理しください。もし人に教えたり、なくしたりすれば、あなた自身の情報が漏洩・破損されるだけではなく、大学のシステム全体にも重大な影響を与える恐れがあります。 **アンケートとタイピング測定 [#ibe996c6] 皆さんの、 現在のコンピュータ関係の知識・技術を調べるために、 簡単なアンケートを実施します。 今後の授業運営の参考にしますので、ご協力お願いします。 なお、タッチタイピングの能力を調べるために、 タイピング測定を行ないます。 [[e-typing:http://www.e-typing.ne.jp/]]というサイトを使って、 測定をしてください。 測定方法は、次のとおりです。最後にでてくる、スコアを記録してください。 +「Internet Explorer」で、http://www.e-typing.ne.jp/ にアクセス +アクセスしたら、「腕試しレベルチェック」をクリック +「START」(画面中央)をクリック +新しい開いたウィンドウの「START」をクリック、または「S」キーを押す +データ受信後、スペースキーを押して、タイピングを始める +タイピング終了後、ウィンドウ右上の「スコア」の数字を記録しておく *「マウスを使った操作」 [#g6c8e6d2] **マウスの操作 [#ha5ddefa] 現在のパソコンの操作に欠かせない機器が''「マウス」''です。 机の上でマウスを動かせば、それにあわせて、 画面上の矢印''「マウスポインタ」''も動きます。 (テキスト:15ページ) |LEFT:|LEFT:|LEFT:|c //|CENTER:~ボタンの操作|CENTER:~操作のしかた|CENTER:~操作するタイミング| |~クリック|左ボタンを1回押す|画面上のものを選ぶ・ボタンを押す| |~ダブルクリック|左ボタンを素早く2回押す|ソフトの実行・ファイルを開く| |~右クリック|右ボタンを1回押す|ポインタの場所に合わせたメニューを表示| |~ドラッグ|左ボタンを押したままマウスを動かす|画面上のものを動かす・選択範囲を決める| **Windowsの画面 [#x05bbd53] 現在のような、マウスを使って直感的に操作する画面を 「''GUI''」といいます。 昔のパソコンは、「CUI」といって、 文字だけが表示される画面を、 キーボードで操作していました。 (テキスト:23〜24ページ) |LEFT:|LEFT:|c |~デスクトップ|作業を行なう場所| |~アイコン|プログラムやファイルにアクセスするための小さな絵| |~ウィンドウ|プログラムやファイルの内容を表示する場所| |~タスクバー|開いているウィンドウの表示(ボタン形式での表示)| |~[スタート]ボタン|プログラムの起動・検索や設定などの各種機能| アイコンの中には、Windowsを利用するための重要なアイコンがあります。 |LEFT:|LEFT:|c |~マイ ドキュメント|自分が作成したファイルを管理する専用のスペース| |~マイ コンピュータ|パソコンの中のファイルの一覧や記憶装置の状況がわかる| |~ごみ箱|削除したファイルなどが一時的に保存される(空にするれば完全に削除)| **ウィンドウの操作 [#pe8bee53] ウィンドウは、同時にいくつも開いておき、効率的に作業を切り替えることができます。 ウィンドウの名前は、上部にある「''タイトルバー''」に表示されます。 (テキスト:24〜26ページ) |LEFT:|LEFT:|c |~開く|アイコンをダブルクリック・[スタート]ボタン| |~閉じる|「閉じる」ボタン(ウィンドウ右上角)をクリック| |~移動する|タイトルバーをドラッグ| |~サイズの変更|ウィンドウの外枠や角をドラッグ| |~最大化|「最大化」ボタン(ウィンドウ右上角の中央)をクリック(同じボタンをクリックで、元に戻る)| |~最小化|「最小化」ボタン(ウィンドウ右上角の左端)をクリック(タスクバーのボタンをクリックで、元に戻る)| |~切り替え|タスクバーのボタンをクリックするか、[Alt]+[Tab]キーを押す| *「キーボード」を使った操作 [#hf7e6d27] キーボードを使った操作として、文字を入力してみましょう。 文字を入力するために、「''メモ帳''」という簡単な文章を入力できるプログラムを使ってみます。 #ref(Lecture/CompPracC32004/2nd/2nd-2/memo.png,nolink,メモ帳) 「メモ帳」を起動するには、 デスクトップにあるアイコンをダブルクリックするか、次のように操作します。 +[スタート]ボタンをクリック +「プログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」の順にメニューをクリック **キーボードの操作 [#kb313de1] Windows用のパソコンには、100個以上のキーがあります。 文字を入力だけでなく、 パソコンのいろいろな機能を利用するのに使うキーもあります。 (テキスト:16〜19ページ) -『[Shift]+「B」』とは、[Shift]キーを押しながら「B」キーを押すという意味 -アルファベット大文字を入力するには、[Shift]+「アルファベットのキー」 -[Shift]+[Caps Lock]で、「Caps Lock」ランプが点灯し、アルファベットは大文字に固定 --もとに戻すには、もう一度[Shift]+[Caps Lock] -[Num Lock]キーで、「Num Lock」ランプが点灯し、テンキーで数字が入力できる --もう一度[Num Lock]キーを押すと、解除 **タッチタイピング [#lb5eaf4b] ''タッチタイピング''とは、キーボードを見ずに文字の入力をすることです。 慣れてくれば、画面や資料などを見ながら入力できるようになり、 キー操作が早くなります。 「&ref(Lecture/CompPracC32004/2nd/2nd-2/タッチタイピングの練習.doc,タッチタイピングの練習);」という資料を用意したので、参考にしてください。 **文字の入力・編集 [#mbfc78a6] 「''メモ帳''」の中の、点滅している縦棒を「''カーソル''」といいます。 「カーソル」のある位置に、文字が入力されていきます。 (テキスト:16〜19ページ、30〜35ページ) |LEFT:|LEFT:|c |~カーソルを移動する|カーソルキー[↑][↓][←][→]を押す&br;マウスでクリック| |~新しい行をつくる|[Enter]キーを押す| |~文字をひとつ削除|[Backspace]キー(カーソルの右を削除)&br;[Delete]キー(カーソルの左を削除)| |~操作をやり直す|[Ctrl]+[Z]またはメニューから「編集」→「元に戻す」を選択| **かな漢字の入力 [#k77d7762] かな漢字を入力するには、 「''ローマ字入力''」と「''かな入力''」の二通りの入力方法があります。 授業では、一般的な「ローマ字入力」を説明します。 (テキスト:36〜38ページ) かな漢字を入力するには、入力モードを切り替えて、 ''IME''(Input Method Editor)というソフトを利用します。 現在の入力モードは、「''言語バー''」の状態で確認できます。 #ref(Lecture/CompPracC32004/2nd/2nd-2/gengobar.png,nolink,言語バー) かな漢字の入力状態では、 入力中の文字に下線(点線)が表示されるので、注意しましょう。 |LEFT:|LEFT:|c |~入力の切り替え|[半角/全角]キーを押す| |~|言語バーの「入力モードボタン」(一番左)をクリック&br;(変換には「ひらがな」を選択、通常は「直接入力」)| |>|CENTER:~変換のしかた| |~変換|スペースキーまたは「変換」キー&br;(もう一度キーを押すと変換候補を表示)| |~文節をかえる|[←][→]キー| |~範囲をかえる|[Shift]+[→](または[←])キー| |~変換中の修正|[Esc]キー| |~ひらがな変換|[F6]キー| |~カタカナ変換|[F7]キー| |~半角変換|[F8]キー| |~英数変換|[F9]キー| |~半角英数変換|[F10]キー| :ポイント「全角文字」と「半角文字」| 「あいう」「加古川」のように、 ひらがなや漢字などを「''全角文字''」といいます。 また、「abc」「123」のように、 アルファベットや数字を「''半角文字''」といいます。 全角文字は半角文字に比べて、倍の幅があります。 &br; アルファベットや数字には全角文字もあるので、 メールやソフトの設定をするときには、 入力した文字が半角か全角か注意する必要があります。 |