*World Wide WebとHTML [#l36d38c4] **HTML: Hyper Text Markup Language [#ieb227b6] ''HTML''(Hyper Text Markup Language)は、 WWW(World Wide Web)上で、ハイパーテキストを利用して情報を発信するための、 ''HTML''(Hyper Text Markup Language)は、 Web(World Wide Web)上で、ハイパーテキスト機能を利用するための、 コンピュータ言語のひとつです。 [[W3C(World Wide Web Consortium):http://www.w3c.org/]]で改良が続けられています。 HTMLでは、定められたフォーマットにしたがって記述することで、 HTMLでは、定められたフォーマットにしたがって記述することで、 インターネット上で情報を共有することができます。 主に、次のような特徴があります。 :テキスト情報である| 特定のソフトで作った情報は共有することができません。 しかしHTMLは、テキスト(文字)だけで書かれている情報です。 テキストだけの情報はどのようなコンピュータ環境であっても、 特定のソフトで作った情報は、ほかのソフトでは閲覧できません。 HTMLは、テキスト(文字)だけで書かれた情報で、 どのようなコンピュータ環境であっても、 内容を読み書きすることができます。 :ハイパーテキストの機能をもつ| インターネット上にある、他の文書や情報へのリンクを作ることができます。 リンクを作成するには、リンクしたい情報へのURLを指定します。 :情報のかたちを表現することができる| 「情報のかたち」とは、文字の色やサイズを指定することではありません。 「見出し」「段落」などの要素(文書を組み立てる部品)のことです。 文書中に要素を示すマークをしておくことで、 文書の構造(かたち)を表現することできます。 **HTMLの歴史 [#v3ded287] HTMLは、登場して以来、数年おきに、新しいバージョン(版)に更新されています。 HTMLは、登場して以来、数年おきに、新しいバージョン(版)に更新されています。 現在のバージョンは、HTML4.01です。 また、1998年に登場した「XML」(eXtensible Markup Language)に基づいて考案された、 XHTML(eXtensible Hypertext Markup Language)もあります。 |LEFT:|LEFT:|c |~1993年|HTML 1.0| |~1995年|HTML 2.0| |~1997年|HTML 3.2| |~1997,1998年|HTML 4.0| |~1999年|HTML 4.01| |~2000,2002年|XHTML 1.0| |~2001年|XHTML 1.1| **HTML文書とブラウザ [#q29e6684] ''HTML文書''とは、HTMLで書かれた文書のことです。(HTMLファイルともいう) ''HTML文書''とは、HTMLで書かれた文書のことです。(HTMLファイルともいう) ファイル名は必ず半角文字で、拡張子は「.html」か「.html」になります。 +----------+ (解析) +==========+ (表示) +-----------+ | HTML文書 |------->| ブラウザ |------->| Webページ | |__________/ +==========+ |___________/ Webサーバ上にあるHTML文書を、ブラウザが内容を解析して、 Webサーバ上にあるHTML文書を、ブラウザが内容を解析して、 Webページとして適切な表示をします。 ただし、HTML文書に書かれた、文書構造の目印の表現のしかたが、 ただし、HTML文書に書かれた、文書構造の目印の表現のしかたが、 ブラウザによって多少異なります。 また、ブラウザがどのHTMLのバージョンに対応しているかによっても、 表示のできる範囲が変わってしまいます。 現在の主なブラウザは、次のとおりです。 -Internet Explorer(マイクロソフト) -[[Mozilla:http://jt.mozilla.gr.jp/products/mozilla1.x/]], [[Firefox:http://jt.mozilla.gr.jp/products/firefox/]](The Mozilla Organization) -[[Opera:http://opera.livedoor.com/]] (Opera Software、ライブドア) 表示のしかたが変わります。 &br; &navi2(Lecture/InfoDesignB2004/3rd,next);進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoDesignB2004/3rd,prev,toc,next) |