*課題の補足: 文書作成のポイント [#v9f4c390] *課題作成のポイント [#v9f4c390] 前回と今回、ワープロを利用して文書を作成していますが、 課題を作成する上でのポイントを整理します。 ワープロを使えば、簡単に文書作成するができます。 しかし、作業の手順や方法を工夫しないと、完成するまでに時間がかかります。 ここでは、ワープロで文書作成するための、ポイントをいくつか紹介します。 **前回のポイント [#xf861b20] ***(1) 全体の文字サイズと行間を決める [#z96a3bf6] -1ページあたりの文字数を文字数を決めるのは、基本中の基本 -読みやすい印刷物の行間の目安 --''字送り'': 全体の文字サイズの1.5〜1.7倍程度 --参考資料:http://www.mew.co.jp/tecrepo/523j/pdfs/523_09.pdf **作成手順のポイント [#cc3f7ea8] ***(2) 見出しと本文は異なるフォントを設定する [#z70d28cf] -見出し(タイトルなど)と文章でフォントを使い分ければ、読みやすいデザインになる --''本 文'': 明朝系(筆で書いたようなフォント) --''見出し'': ゴシック系(角ばったフォント) -ただし、何種類もフォントを使いすぎると、統一感がなくなって読みづらくなる ***「いきなりキーボードを打たない」 [#p3b90aa0] -まずは、文書を書くのに必要な「情報」を集めましょう -集めた「情報」はメモしておきましょう ***(3) 空白文字でレイアウトしない [#l177b9b6] -あとでレイアウトを変更するときに、いちいち削除しなくてはいけなくなる -レイアウトは、行揃えやインデントを使うようにする --レイアウトの変更や図表の挿入がしやすくなる ***「まず文字を入力してから装飾をする」 [#qca03395] -最初は文字を入力・編集してから、全体をイメージをつかみましょう <pre> 作業順の例) [文字の入力・編集]→[装飾・レイアウト]→[表や図の作成]→[全体の調整]→[完成!] </pre> ***「行数と文字数を決めておく」 [#yaf4bd47] -1ページの行数・1行の文字数を決めるのは、文書作成の基本(「インフォメーション・リテラシ」108ページ) -読みやすい印刷物の行数と文字数の目安 --''行 数'': 行間が文字の大きさの2倍程度 --''文字数'': 文字の間隔が少し詰まっている程度 **今回のポイント [#v7d9847d] ***(1) ページ番号をつける [#q7cde88b] ページの順番がわかるように、ページ番号をつけましょう。 +メニューから「挿入」→「ページ番号」をクリック +「位置」を「ページの下」に設定 +「配置」を「中央」に設定 +サンプルを確認して、「OK」ボタンをクリック **入力・編集のポイント [#vf17d1c0] ***「見出しと本文には違うフォントを設定する」 [#me2e4cc1] -本や雑誌のように、見出し(第○章など)と文章で、フォントを使い分けましょう -違うフォントを使うことで、文章にメリハリができ、読みやすくなります --本 文: 明朝系(筆で書いたようなフォント) --見出し: ゴシック系(角ばったフォント) ***(2) イラストや写真を自由に配置する [#je50a585] 「''クリップアート''」は、Wordに用意された、 イラストや写真などを集めたものです。 ***「何種類もフォントを使いすぎない」 [#s032334a] -見た目に統一感がなくなり、読みづらくなります クリップアートは挿入すると、 文字と同じように行内に配置されるので、 「''図の書式設定''」で自由に配置しましょう。 (テキスト:176〜181ページ) ***「インデント機能を積極的に使う」 [#j4a032a2] -よくある問題:空白文字を使って使って、左側にスペースを作る --→コピーすると、いらない空白文字までくっついてくる -インデントを使えば、余計な文字を入力しなくて済む -あとで、図や表を入れるのが楽になる // #div(start) // #ref(Lecture/CompPracC32004/7th/1nd/wd03.png,nolink); // #div(end) // +挿入したクリップアートを右クリックして、「''図の書式設定''」を選択 // +「レイアウト」タブをクリックして、配置を決める // --''「行内」'':文字と同じように行の中に図を配置 // --''「四角」'':図のまわりを四角形にくりぬいたように、文章を配置 // --''「外周」'':図の形に沿って、文章を配置 // --''「背面」'':文字の後ろ側に、図を自由に配置 // --''「前面」'':文字の手前側に、図を自由に配置 // +「OK」ボタンをクリック // #div(clear) **目立たせるポイント [#a74fd895] ***「図形の配置をコントロールする」 [#je50a585] クリップアートを普通に挿入すると、 文字と同じように、行に張り付いてしまいます。 「''図の書式設定''」を使って、配置をコントロールします。 #div(start) #ref(Lecture/CompPracC32004/7th/1nd/wd03.png,nolink); #div(end) +挿入したクリップアートを右クリックして、「''図の書式設定''」を選択 +「レイアウト」タブをクリックして、配置を決める --''「行内」'':文字と同じように行の中に図を配置 --''「四角」「外周」'':図のまわりに文章を配置 --''「背面」「前面」'':文字の後ろや前に図を自由に配置 #div(clear) --''「四角」'':図のまわりを四角形にくりぬいたように、文章を配置 --''「外周」'':図の形に沿って、文章を配置 --''「背面」'':文字の後ろ側に、図を自由に配置 --''「前面」'':文字の手前側に、図を自由に配置 +「OK」ボタンをクリック #ref(Lecture/CompPracC32004/7th/1nd/wd03.png,nolink); ***「ページ全体に枠をつける」 [#x7bf0c54] ページ全体に枠線を設定すると、 ページの縁取りの飾りをつけることができます。 ***(3) ページ全体に枠をつける [#x7bf0c54] ページ全体に縁取りの飾りをつけるために、 ページ全体に枠線を設定しましょう。 +メニューバーから「罫線」→「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリック +メニューから「罫線」→「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリック +「ページ罫線」タブをクリックし、種類から「囲む」を選択 +線の種類や色、線の太さ、絵柄などを選択 +「OK」ボタンをクリック #ref(Lecture/CompPracC32004/7th/1nd/wd04.png,nolink); ***「ワードアートでタイトルを強調する」 [#g5fa5947] ***(4) ワードアートでタイトルを強調する [#g5fa5947] 「''ワードアート''」(絵文字)を使えば、タイトルの部分に絵文字を設定できます。 ''テキスト「インフォメーション・リテラシ」125〜127ページ''を読んで、 ''テキスト「インフォメーション・リテラシ」168〜175ページ''を読んで、 設定しましょう。 |