情報教育演習II 第6回
保育・幼児教育に関する情報収集
前回にひきつづき、
検索サイトを使って、Webサイト・ページの情報を収集します。
テーマは、「保育・幼児教育の勉強や仕事に役立つサイト」です。
可能な限り、多くのサイト・ページを見つけてください。
ただし、「情報の信頼性と鮮度」に注意してください。
使用する検索サイトは、次のとおりとします。
- 有名なサイト、公共のサイトを探す
- Yahoo!JAPAN ( http://www.yahoo.co.jp/ )を使えば、カテゴリに登録されたサイトを探し出すことができます。
- 一般のサイト、用語の説明を探す
- Google ( http://www.google.co.jp/ )を使えば、キーワードを使って、40億以上のWebページから探し出すことができます。
検索結果のまとめ方
ワープロソフト「MS Word」を使って、見つけたサイト・ページを記録してください。
記録する内容は、次のとおりとします。
- タイトル(タイトルバーに表示されている内容)
- URL(サイトであればトップページのURL)
- 制作者(運営者)と公開日(更新日)
なお記録するときには、自分で「カテゴリ」を作りながら、
カテゴリ*1
にしたがってサイト・ページを記録してください。
例:
[健康]
・乳幼児の健康管理 http://kenkou.hogehoge.jp/nyuyouji/
(ほげ健康センター、2004年5月19日更新)
[教材]
・たのしい絵本Web版 http://kyouzai.hogehoge.jp/ehon/
(兵庫太郎、2004年5月19日更新)
ファイルの保存と提出
ファイル名と保存場所は次のとおりです。
- ファイル名 :0519(自分の学籍番号).doc
- 保存 場所 :マイドキュメント
提出方法は、「電子メールでの提出」とします。
添付ファイルで提出をしてください。
メールの宛先、件名は次のとおりです。
ワープロで見やすい文書を作るには
- 文字・行間隔を開ける
- 印刷用の文書では、文字間隔は少し詰め気味、行間隔は最低でも1行分は間隔を空けましょう。
- フォントを使い分ける
- 文字の大きさや太字を使うよりも、フォントを使い分けると、
内容やポイントを見やすく整理できます。
ただし、2、3種類程度に抑えましょう。
- 明朝体:文書の本文
- ゴシック体:題名や見出し、キーワード
- 行の頭を揃える
- インデント機能などを使って、行の左端(行頭)を揃えると、
説明をわかりやすく目立たせることができます。
うまい検索のコツ
ただ検索サイトを利用するだけではなく、検索サイトの機能やブラウザの機能を活用して、より簡単に・確実に情報を検索なコツを見つけましょう。
- その1「検索サイトを使い分ける」
- 検索サイトには、それぞれ検索の特徴があります。
その特徴を活用すれば、必要な情報を探しやすくなります。
- その2「キーワードを工夫する」
- 検索するときのキーワードを工夫すれば、
検索結果を絞り込むことができます。
- 複数のキーワードを入力して、検索結果を減らす
- 「長い言葉」より「短い単語」を組み合わせる
- 検索で見つかった情報をもとに、キーワードを変えてみる
- その3「結果のリンクは新しいウィンドウで開く」
- 検索した結果のリンクを開くときは、
右クリックして「新しいウィンドウで開く」を選びましょう。
検索結果の一覧のウィンドウとは別に、
「気になる情報」や「後でチェックしたい情報」を残しておくことができます。
- その4「リンク集を活用してみる」
- 検索で見つけたサイトにある、リンク(Link)集からも情報を探してみましょう。
- 自分のサイトに関連する、有益なページへのリンクを集めている場合があります。
- 「All About Japan」( http://allabout.co.jp )では、
各分野のエキスパート(ガイド)がリンクを集めて紹介しています。
Webページの信頼性
Webページに書いてある情報は、必ずしも信頼できるでしょうか?
- 誰が書いたのか?
- いつ書いたのか?いつ更新したのか?
- どんな目的気のために書いたのか?
- 何を「もと」にして書いたのか
Webページは、テレビや新聞とは違い、
誰でも作って公開することができます。
そのため、中には、
古い情報がそのまま載っていたり、
思い込みや想像の中のことを現実のように書いてあったり、
詐欺やデマの情報が書いてあったりするものもあります。
Webページの信頼性をチェックするための基準を考えてみましょう。
また、「Webページを批判的に読むチェックリスト」
( http://www.tomo.gr.jp/Internet/ )
(有賀妙子先生@同志社女子大、吉田智子先生@京都ノートルダム女子大 制作)
を活用するのもよいでしょう。
情報のまとまり : LATCH
情報を人に伝えたり活用するには、
情報に「まとまり」をつけておくことが大事です。
情報の「まとまり」(情報の組織化)の基準としては、
「究極の5個の帽子掛け」と呼ばれる、
LATCH(ラッチ)という方法があげられます。
(『それは「情報」ではない』Richard Saul Wurman)
- 位置(Location):位置が基準
- 場所(都道府県、地域など)、組織の構造(部署、学部・学科)
- (例)地図、案内図、相関関係図
- 音韻(Alphabet):音韻順が基準
- アルファベット、50音順
- (例)電話帳、辞書、百科事典
- 時間(Time):時間軸が基準
- 現在・過去・未来、年月日、時刻
- (例)年表、スケジュール帳、カレンダー、番組表
- 分野(Category):内容が基準
- 分野、種類、属性、目的、内容
- (例)図書館、店頭(商品棚)
- 階層(Hierarchy):程度が基準
- 大小、高低、高い安い、重要性
- (例)グラフ、新聞記事(記事の大きさ)