単位について
長さの単位
フォントのサイズや、
要素の幅・高さ・空白の大きさなど、
様々な長さを、CSSでは「単位」を使って指定することができます。
長さの単位には、次の2つがあります。
- 絶対指定(物理的な大きさを示す)
- 相対指定(基準となる大きさとの比率で示す)
大きさの指定には、「相対指定を利用する」ことにしましょう。
パソコンの画面は、
利用する人によって、大きさも解像度も異なります。
絶対指定では、自分と異なる環境ではうまく表示できない可能性があります。
相対指定にすれば、
それぞれの環境に合わせてスタイルが表現されます。
相対指定の単位
相対指定には、次のような単位があります。
単位 | 意味 |
em | 指定した要素のフォントサイズの高さを1とする単位 |
---|
ex | 指定した要素のフォントの小文字「x」の高さを1とする単位 |
---|
px | 画面の1ピクセルを1とする単位 |
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% | 他の基準となる大きさに対する割合 (基準はプロパティによって異なる) |
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絶対指定の単位
絶対指定には、次のような単位があります。
単位 | 意味 |
in | インチ(1インチ=2.54cm) |
---|
cm | センチメートル |
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mm | ミリメートル |
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pt | ポイント(1ポイント=1/72インチ:画面の場合) |
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pc | パイカ(1パイカ=12ポイント) |
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色の単位(再掲)
第4回で色の表現の説明をしましたが、再度掲載しておきます。
HTMLでは、文字や線の色などを指定できます。
指定するには、色の名前や色の値を使います。
色の値
光の三原色である、赤(R)緑(G)青(B)の強さを値であらわします。
16進数(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F)を使い、RGBそれぞれを00〜FFまでの256段階で設定することができます。
blackは#000000、redは#FF0000、whiteは#FFFFFFのように、「#」のあとにRGBの値を設定します。
色の名前
代表的な色(16色)には、名前がつけられています。
それぞれの色の名前(そして色の値)は次のとおりです。
色の名前 | 色の値 | | 色の名前 | 色の値 | | 色の名前 | 色の値 | | 色の名前 | 色の値 |
black | #000000 | | gray | #808080 | | silver | #C0C0C0 | | white | #FFFFFF |
red | #FF0000 | | yellow | #FFFF00 | | lime | #00FF00 | | aqua | #00FFFF |
blue | #0000FF | | fuchsia | #FF00FF | | maroon | #800000 | | olive | #808000 |
green | #008000 | | teal | #008080 | | naby | #000080 | | purple | #800080 |
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