コンピュータ演習(再) 第12回
Webページの作成
Webページを作成する道具
- アプリケーションソフト
ワープロソフトなど、本来は別の目的に使用するソフトの中には、簡単なWebページを作るための機能があるものがあります。
- ホームページ作成ソフト
Webページを作成専用のソフトで、作成・編集するためのさまざまな機能をもっています。また、サーバへのデータの転送や画像データの作成・編集機能がある、高機能なものもあります。
- テキストエディタ
Webページはテキストファイルですので、専用のソフトがなくても作成することができます。Windowsの「メモ帳」やMacintoshの「Simple Text」でも、十分作成することができます。
テキストエディタを使うメリット・デメリット
- メリット
- HTMLなどのWWWに関する技術の勉強になる
- 余計なデータが勝手に書き込まれない(見やすいファイル)
- ブラウザによる表示の違いなどを意識して作成できる
- デメリット
- HTMLなどのWWWに関する技術をある程度理解する必要がある
- 作業に慣れるまで、作るのに時間がかかる
- 専用ソフトとは違い...
- HTMLを自分で入力しなければならない
- 入力中に出来上がりを確認できない(ソフトの切り替えが必要)
HTML
HTMLとは
- Hyper Text Markup Languageの略で、Webページを作るためのコンピュータ言語
- 文書にマーク(タグ)をつけて...
- 文章の意味(役割)を指定 「○○から××までを見出しにする」
- 表示のしかたを指定 「○○から××までを太字にする」
- ハイパーリンクを設定「ほかのファイルへジャンプする」
- HTMLの例
- HTML(<b>や</b>は太字というタグ)
これは<b>HTML</b>のサンプルです。
- ブラウザで表示
これはHTMLのサンプルです。
- ファイル名は必ず半角文字で、拡張子は「.html」か「.html」
HTMLの書き方
- タグ(tag)
- 文章に意味や表示の仕方を指定するために使うマークを使う
- 「<」と「>」で囲まれた文字列(タグ名)
- タグ名は半角文字で、大文字と小文字の区別なし
- 開始タグ(<...>)と終了タグ(</...>)で囲まれた部分が指定される
<h1>今回の内容</h1>
- タグの入れ子ができる
- 属性(attribute)
HTMLファイルの構造
HTMLファイルの構造は、たいてい次のようになっています。
<html>
<head>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>
コンテンツ
</body>
</html>
- <html>...</html>(HTML要素)
- <head>...</head>(ヘッダ要素)
- HTML文書の情報(本でいえば、題名や著者、発行日など)
- <title>...</title>
- <body>...</body>(ボディ要素)
空白と改行の扱い
- 空白
- 半角スペースは、何文字入力しても、ブラウザでは一文字の空白文字として表示
- 全角スペースは、入力した数だけの空白文字(全角)としてて表示
- 改行
- <br>タグで改行する位置を指定する
- HTMLファイルの中で改行しても、ブラウザでは一文字の空白文字として表示
ここで改行します<br>ここで改行します
記号の入力
「<」は「>」などは、タグなどのHTMLが使用する記号とみなされてしまいます。
そこで、次のようにして、一部の記号を入力します。
記号 | HTMLでの入力 |
< | &lt; |
> | &gt; |
& | &amp; |
” | &quot; |
(空白) | &nbsp; |
HTML文書の作成
雛形の作成
見出し
段落と改行
文書の装飾
箇条書き
リンク
署名
参考リンク
- とほほのWWW入門
- Academic HTML
- The Quick Color Table
- 0からHTML