TITLE:情報倫理の概説 *情報倫理の概説 [#h7654e94] **情報倫理について [#u307d859] 情報社会において、 私たちがお互いが快適な生活を送るためには、 ''情報通信技術の利便性と危険性''、 また、''トラブルや事件から身を守るための法律やマナー''を理解する必要があります。 > :「情報倫理」| インターネット社会(あるいは、情報社会)において、生活者がネットワークを利用して、互いに快適な生活をおくるための規範や規律&br;(情報教育研究会・情報倫理教育研究グループ編(2014)「インターネットの光と影 Ver.5」 より引用) < プリントやeラーニング上での資料をもとに、 次のポイントを理解しながら、「情報倫理」全般について説明します。 -パソコンやインターネットの操作だけが重要ではない -情報社会の進展に伴う利便性と危険性 -問題となっている事象の背景にある仕組み -ネット上のコミュニケーションも現実のコミュニケーションと同じ **情報倫理のトピックの選択 [#ge8d78d9] 今回と次回(第12回〜第13回)の2回分の授業で、 情報機器(パソコン、携帯電話、スマートフォン)やインターネットを利用する際に起こりうる、 トラブルや犯罪の危険性を訴える、 「啓発」を目的としたプレゼンテーションを作ります。 自分やまわりの人たちの体験、ネット上の資料をもとして、 公共広告のテレビCMのような映像作品を制作します。 視聴の対象を、高校生から大学生(10代後半〜20代前半)とします。 プレゼンテーションで扱う「''トピック''」について、 下の表から1つだけ選択してください。&br; 「関連キーワード」は、トピックに関連する用語や語句で、 問題となる現象やその原因などをまとめたものです。 トピックに関する情報を調べたり、 プレゼンテーションをまとめるときの参考にしてください。 |CENTER:|LEFT:|LEFT:|c |~番号|CENTER:~トピック|CENTER:~関連キーワード|h |~1|~個人情報の漏えい|個人情報やカード情報の流出、不正アクセス、USBメモリの紛失・盗難、&br;パソコン・スマホの廃棄、パスワードの管理、不正アプリ| |~2|~嫌がらせ・誹謗・中傷|荒らし行為、フレーミング、炎上、ネットいじめ、デマ、犯罪予告、匿名性、&br;名誉毀損、業務妨害、リベンジポルノ| |~3|~迷惑メール|ダイレクトメール、スパムメール、チェーンメール、デマメール、&br;メールフィルター機能| |~4|~売買のトラブル|ネットショッピング、ネットオークション、エクスローサービス、ネズミ講、&br;違法物品や危険物の販売・出品| |~5|~コンピュータウイルス|マルウェア、ウイルス対策ソフト、データの改ざん・消去・流出、システムの機能不全・破壊、&br;踏み台、ファイルの偽装、ランサムウェア| |~6|~著作権の侵害|文章・音楽・映像・ソフトの違法コピー、キャラクターの無断使用、&br;無断で引用(剽窃)、コピペ、動画共有サイト、違法ダウンロード| |~7|~ネット詐欺|架空請求、不当請求、ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺、なりすまし、詐欺サイト| |~8|~情報の信ぴょう性|クチコミ、うわさ、デマ、流言、拡散、SNS、Twitter、Facebook、Wikipedia、&br;情報源、風評被害、フェイクニュース| |