TITLE:検索サイトによる情報の検索 *検索サイトによる情報の検索 [#n394ea61] **検索サイトの利用 [#qc811c20] ***検索サイトのしくみ [#bd2f8217] ウェブ上の情報を収集・整理し、検索するための仕掛けが、''「検索サイト」''です。 ウェブの電話帳や観光ガイドのようなものです。 「''検索エンジン''」ともいいます。 ***検索サイトを利用した検索 [#of79385c] 一般的な検索方法である「キーワード検索」で、いくつかの情報を調べてみましょう。 -Google ( http://www.google.co.jp/ ) 検索サイトの「''検索オプション''」を使えば、 次のような検索結果を絞り込む検索が手軽にできます。 |CENTER:~目的|CENTER:~検索方法|CENTER:~検索のしかた|CENTER:~例| |すべてのキーワードを含む|AND検索|○○○ △△△|兵庫 大学| |いずれかのキーワードを含む|OR検索|○○○ OR △△△|兵庫 OR 大学| |含めないキーワード|NOT検索|○○○ -△△△|兵庫 -大学| |語順も含め完全一致|フレーズ検索|"○○○○"|"兵庫大学"| ***練習(4) 検索サイトの利用 [#c1d34cb0] -自分の地元の有名なもの(名所、名産品、人物、イベントなど)を検索しましょう。 -フレーズ検索を使って、自分が今行ってみたい観光地の''一番有名な''ものを調べましょう --例:"○○で一番有名な" (○○は観光地の名前) **検索のポイント [#l5700f12] ***効果的な検索のためにキーワードにひと工夫(前回の復習) [#h2f7b6e7] -キーワードは''シンプルで具体的''にする --固有の単語など、説明的な語句を選ぶ --類義語や別の言葉に置き換えて、キーワードをひと工夫 -''2つ以上の語句を使用''して結果を絞り込む --探したいページを想像して、そこに表示されそうな語句を使用 --できるだけ少ない語句で検索して、その結果を利用してキーワードを追加・変更 -用語の定義や意味を調べるには「~とは」で検索 ***検索サイトの機能を活用 [#ub249d26] -検索サイトの「''キャッシュ機能''」を利用 --検索エンジンに一時保存された情報(キャッシュ)を利用する機能 --削除されたり混雑しているページの内容が見られる場合がある -さまざまな種類の情報に特化した検索を利用 --画像検索(キーワードに関連した画像を表示、色やサイズの指定も可) --地図検索(住所や場所から地図を表示、鉄道や道路などのルート検索も可) --ニュース検索(ニュースの提供元や日付を指定して結果を絞り込める) **検索した情報の利用 [#i1558d3a] ***情報の信ぴょう性に注意する [#b47dc6c6] ウェブでは誰でも自由に発信できますが、情報の質が多種多様なために次のような問題点もあります。 -出版物のように事前にチェックされるのとは違い、 十分調べないまま情報を発信してしまう -ウソやデマの情報を発信する人もいて、ひと目ではわかりにくい場合がある ウェブ上の情報を利用するには、次のようなポイントに気をつけましょう。 -同じような内容について、複数の情報源から情報を比較・検証する -作成者・管理者の身元を確認したり、作成日・更新日が古くないかを調べる -SNSやブログでの情報(三次情報)をすぐに信じるのではなく、 信頼性の高い情報源(二次情報)や 公式・公的な情報源やオリジナルの情報源(一次情報)にあたる #ref(2012/N/4th/2nd/web_credibility.png,nolink,情報の信ぴょう性) ***ウェブ上の情報を利用するには [#rfba7ea8] ウェブ上の情報を''引用''したり取り上げるためには、 書籍や論文と同じように、 ウェブページに関する情報を掲載する必要があります。 もし適切な方法で掲載しなければ、''剽窃(ひょうせつ)''という盗作行為とみなされます。 ウェブ上の情報を正しく利用するには、レポートの最後などに参考情報として、次のような情報を記載します。 閲覧日を記録するのは、ウェブ上の情報は改変・削除される可能性があるためです。 > 書き方:≪作成者名≫(作成または更新年)≪タイトル≫ <URL> (閲覧日)&br; 例:兵庫大学学修基盤センター(2018)兵庫大学附属図書館(図書館) <http://library.hyogo-dai.ac.jp/> (2018年5月1日) 例:兵庫大学学修基盤センター(2018)兵庫大学附属図書館 <http://library.hyogo-dai.ac.jp/> (2018年5月1日) < なお、この書き方は分野によって異なりますから、レポートや論文の指導をされる先生の指示にしたがうようにしてください。 |LEFT:|LEFT:|c |~ウェブページの名称(タイトル)|ブラウザのウィンドウのタイトルバーを確認| |~URL(アドレス)|アドレスバー(URLを表示する箇所)を確認| |~作成者名や管理者名(名前、所属)|ページ内の連絡先・会社情報、著作権表示などを確認| |~作成または更新年(わかる範囲で)|ページ内の作成(投稿)日時、最終更新などを確認| |~閲覧日(西暦年・月・日)|ウェブページにアクセスした日付(いつの時点の情報化を明らかにしておく)| |