TITLE:情報の検索 *情報の検索 [#n394ea61] **検索サイトのしくみ [#qc811c20] ウェブ上の情報を収集・整理し、検索するための仕掛けが、''「検索サイト」''です。 ウェブの電話帳や観光ガイドのようなものです。 「''検索エンジン''」ともいいます。 ||CENTER:~キーワード検索(ロボット型)|CENTER:~カテゴリ検索(ディレクトリ型)|h |~検索対象|Webページの内容(文章、画像)|WebサイトのURL| |~収集|プログラム(クローラー)がインターネット上から収集|人力による収集(申請・推薦されたもの)| |~整理|内容から索引を作成|カテゴリ(分野)に分類| |~検索|ページに含まれるキーワードを入力|カテゴリを徐々に絞り込む| |~得意な検索|全般的な情報(キーワードが網羅できる)|厳選された情報(公式サイト、有名サイト)| **キーワード検索 [#k8052113] 一般的な検索方法である「キーワード検索」で、いくつかの情報を調べてみましょう。 -Google ( http://www.google.co.jp/ ) -Yahoo! ( http://www.yahoo.co.jp/ ) 練習として、自分や家族の名前で検索したり(「エゴサーチ」という)、 近所の病院・歯科医を調べてみましょう **キーワード検索のポイント [#l5700f12] ***すばやく・的確に検索するためのポイント [#n1a22869] -キーワードはシンプルにする --固有の単語など、説明的な語句を選ぶ --類義語や別の言葉に置き換えて、キーワードをひと工夫 -結果を絞り込むには、2つ以上の語句をキーワードにする --できるだけ少ない語句で(検索エンジンは人間ではない)はじめて、その結果を見て、キーワードを追加 --探したいページを想像して、そこ表示されていそうな語句をキーワードに -検索オプションを活用して効率的に検索 --フレーズ検索(複数の語句を語順を変えずに検索)を活用 --特定の語句を含まない検索(NOT検索)で、余計な結果を除外 ***より効果的・効率的に検索するための知識・工夫 [#g6307b83] -検索サイトの「''キャッシュ機能''」を利用 --検索エンジンに一時保存された情報(キャッシュ)を利用する機能 --削除されたり混雑しているページの内容が見られる場合がある -ブラウザの''「タブ」機能''(右クリックで「新しいタブで開く」)を利用 --ウェブ上の情報は信ぴょう性や内容の質がさまざま --タブで複数のページを開いて、それらの内容を比較・確認する([[第2回の資料>2013/C/2nd/1st]]を参照) -あとで読みたい情報は「お気に入り」(ブックマーク機能)でURLを記録しておく -情報量が多いウェブサイトから「芋づる式」に探す --情報量が多い:「まとめサイト」「ソーシャルブックマーク」(多くの利用者が参加して情報を提供) ---NAVERまとめ http://matome.naver.jp/ (最終アクセス:2013年4月26日) ---はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/ (最終アクセス:2013年4月26日) ---NAVERまとめ http://matome.naver.jp/ (最終アクセス:2014年4月28日) ---はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/ (最終アクセス:2014年4月28日) //--あとで読みたい情報は「お気に入り」(ブックマーク機能)や「ショートカット」として残す //-結果のランキングは検索サイトの「売り」なので、検索サイトごとに検索結果には特徴がある // そのほかのポイントとしては、次のようなものがあげられます。 // -他人のリンク集を利用 // --リンク集には、厳選されたページがリンクされている // -読み返したい情報は「お気に入り」に追加 // --あとで読みたい情報は「お気に入り」(ブックマーク機能)や「ショートカット」として残す ***さまざまな情報に特化した検索 [#v6626e6d] 検索サイトには、Webページの検索(文字情報)だけでなく、さまざまなタイプの情報に特化した検索があります。 -画像検索(キーワードに関連した画像を表示、大まかな色やサイズを指定することもできる) -地図検索(住所や場所の名前から検索して地図から表示、鉄道や道路などのルートを検索) -ニュース検索(ニュースから検索、ニュースの提供元や日付を指定して結果を絞り込める) **検索した情報を活用するには [#ne561137] ***情報がひとつ見つかっただけで満足しない [#e465f798] ウェブでは、個人でも自由に情報発信できますが、次のような問題点があり、情報の質は多種多様になっています。 -出版物のように事前にチェックされるのとは違い、 十分調べないまま情報を発信してしまう -なかには、ウソやデマの情報を発信する人もいる ***情報の信ぴょう性を判断する [#r9888865] ウェブ上の情報を利用するには、次のようなポイントに気をつけましょう。 -SNSやブログでの情報(三次情報)をすぐに信じるのではなく、 信頼性の高い情報源(二次情報)や 公式・公的な情報源やオリジナルの情報源(一次情報)をあたるようにする -複数の情報源から情報を探し出し、内容を比較・検証する (ブラウザのタブ機能を活用) -ウェブページの作成者・管理者の身元が明らかなのか、 作成日・更新日が古くないかを調べる #ref(2012/N/4th/2nd/web_credibility.png,nolink,情報の信ぴょう性) ***ウェブ上の情報を利用するには [#rfba7ea8] ウェブ上の情報を、 引用したり参考文献としてリストアップするときには、 論文や書籍と同じように、 ウェブページに関する情報をまとめておきましょう。 次のような情報を記録しておきます。 閲覧日を記録するのは、ウェブ上の情報は改変・削除される可能性があるためです。 |LEFT:|LEFT:|c |~ウェブページの名称(タイトル)|ブラウザのウィンドウのタイトルバーを確認| |~URL(アドレス)|アドレスバー(URLを表示する箇所)を確認| |~作成者名や管理者名(名前、所属)|ページ内の連絡先・会社情報、著作権表示などを確認| |~作成日・更新日(わかる範囲で)|ページ内の作成(投稿)日時、最終更新などを確認| |~閲覧日(西暦年・月・日)|ウェブページにアクセスした日付(いつの時点の情報化を明らかにしておく)| |