TITLE:関数の利用
*関数の利用 [#u187b1f5]
**関数の利用のしかた [#m03d4e8c]
「関数」とは、数学の関数と同じような働きをします。
「''数字や文字など『値』を与えると、いろいろな『処理』をして、''
''新しい値を『結果』として返す''」ような仕掛けのことです。
#ref(2007/H/11th/1st/function.png,nolink,関数のしくみ)
関数は、次のどちらかの方法で利用します。
-セルに直接関数を入力する
-数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリックして、関数を選択する
#ref(2007/H/11th/1st/ex01.png,nolink)
詳しくは、テキスト223〜224ページを参照してください。
**よく利用される関数 [#g7332ca6]
オートSUM(前回紹介)以外の、よく利用される関数を紹介します。
|~関数名|~機能|~使い方|~使用例|h
|RANK|順位を求める|=RANK(順位を求める値, 範囲, 並べ方)|=RANK(A3,A1:A5,0)|
|IF|条件を判定する|=IF(条件, 条件に合う場合, 合わない場合)|=IF(A3>60,"○","×")|
|COUNTA|空白でないセルを数える|=COUNTA(範囲)|=COUNTA(A1:A5)|
|COUNTIF|条件を満たすセルを数える|=COUNTIF(範囲, 条件)|=IF(A1:A5, "A3>60")|
**条件の書き方 [#oa1ff629]
IF関数やCOUNTIF関数では、条件を指定します。
条件の書き方は、次の表のようになります。
||CENTER:|||c
|~条件|~演算子|~使用例|~意味|h
|等しい|=|"=60"|60と等しい|
|等しくない|<>|"<>60"|60と等しくない|
|より大きい|>|">60"|60より大きい|
|より小さい|<|"<60"|60より小さい|
|以上|>=|">=60"|60以上|
|以下|<=|"<=60"|60以下|
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