演習の内容
使用するファイルのダウンロード
今回の演習で使用するファイルを、
Moodleの授業のページからダウンロードして、
自分のパソコンに保存します。
- Moodleにある授業のページにアクセスする
- 「第12回」の「演習①ファイル(ダウンロードしてパソコンに保存)」をクリックする
- 「名前を付けて保存」ボタンでファイルを保存した後、ファイルを開く
ダウンロードしたファイルを開いて、ウィンドウ上部の「編集を有効にする」をクリックして、演習をすすめます。
11.1 母平均の差の検定(168~173ページ)
両側検定をする(168~173ページ)
テキストの168~173ページまでの説明にしたがって、
有意水準5%(α=0.05)で両側検定をしますが、
次に指示をする箇所については、テキストの説明を読み替えて操作してください。
- 168ページ:手順1
- 文字はあらかじめ入力済みなので、入力する必要はない
- 次のようにして、COUNT関数を使って、E1セルに利根川水系のイワナの数を計算
- E1セルをクリックして選択
- 「数式」タブの「関数の挿入」をクリック
- 「関数の挿入」で、関数の分類に「統計」を選択し、「COUNT」を選択して「OK」をクリック
- 「数値1」の欄に「A2:A13」を指定して「OK」をクリック
- 同じようにして、COUNT関数を使って、E2セルに信濃川水系のイワナの数(B2~B9セル)を計算
- AVERAGE関数を使って、E4セルに利根川水系のイワナの体長の標本平均 を、E5セルに信濃川水系のイワナの体長の標本平均 を計算
- 169ページ:手順2
- VAR.S関数を使って、E7セルに利根川水系のイワナの体長の標本分散 を、E8セルに信濃川水系のイワナの体長の標本分散 を計算
- 169ページ:手順3
- 170ページ:手順4
- 171ページ:手順5
- E14セルに、確率「0.05」を入力
- E15セルに、T.INV.2T関数を使って、t分布の値(t値)を求める
- 引数の「確率」の入力欄は「E14」セルを指定
- 引数の「自由度」の入力欄は「E1+E2-2」と入力
- 172ページ:手順6
さらに、検定の結果を文章としてまとめましょう。
E18セルの結果から判断して、E19セルに「異なる」のか「異なるとはいえない」のか、検定の結果を文章で入力してください。
片側検定をする(173ページ)
両側検定の求め方を参考に、
次のセルに計算をして、
有意水準5%(α=0.05)で片側検定を求めてください。
- H14セル:「0.05」と入力
- H15セル:棄却限界を次のようにして計算
- 「数式」メニューから「関数の挿入」を選択し、分類を「統計」にしたあと、「T.INV」関数を選択
- 引数の「確率」の入力欄は「1-H14」セルを指定
- 引数の「自由度」の入力欄は「E1+E2-2」と入力
- H18セル:IF関数を使って、検定統計量(E11)と棄却限界(H15)を比較して、検定統計量が棄却域に含まれるかどうがの判別を表示
- H19セル:H18セルの結果から、「信濃川の方が大きい」のか「大きいとはいえない」のか、検定の結果を文章で入力
シートの切り替え
ここまでの演習ができたら、
使用するシート(ワークシート)を切り替えてください。
- ウィンドウ左下の「11.2」をクリック
- 表示されるシートが切り替わる
11.2 分析ツールの利用法(174~175ページ)
まず、次のように操作して、分析ツールを読み込みます。
- 「ファイル」タブをクリック
- 左側のメニューから「オプション」を選択
- 「Excelのオプション」ウィンドウの左側から「アドイン」を選択し、
「管理(A)」を「Excelアドイン」に設定した後、「設定」ボタンをクリック
- 「アドイン」ウィンドウの「分析ツール」をクリックしてチェックをしたら、「OK」ボタンをクリック
- 分析ツールを使うときは、「データ」タブにある「分析ツール」をクリック
分析ツールを読み込めたら、
テキストの174~175ページまでの操作をして、
「t検定:等分散を仮定した2標本による検定」を求めて、
テキスト175ページの結果と一致するかを確かめてください。
操作ができたら、さらに次のようにして、新しくできたシートの名前を変更してください。
- 新しくできたシート(「Sheet~」ではじまる名前)の名前を右クリック
- メニューから「名前の変更」を選択
- シートの名前が入力できるので、「分析ツールの結果」と変更して「Enter」キーを押す