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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2004/5th/function の変更点

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*関数の利用 [#f5612489]

**関数とは(再掲) [#n813bb08]
「関数」とは、数学の関数と同じような働きをします。
「''数字や文字など『値』を与えると、いろいろな『処理』をして、''
''新しい値を『結果』として返す''」ような仕掛けのことです。
&br;
COLOR(red):(⇒テキスト: 169ページ)

Excelには、数学、財務・会計、統計、データベースなど、
多くの関数が備えてあります。

#ref(function.png,nolink,関数の例)

関数を、自動販売機に例えてみましょう。
自動販売機という「関数」に、お金と商品ボタンという「値」を与えて、
処理させると、ジュースやコーヒーという「結果」が返ってきます。
#pre(novervatim){{
値(お金、商品ボタン)→COLOR(red):関数COLOR(black):(自動販売機)→結果(商品とおつり)
</pre>
}}

また、「値」が変わると、関数が返す「結果」は変わってきます。
自動販売機では、投入する金額や商品ボタンが違えば、でてくる商品やおつりの金額が変わってきます。
#pre(novervatim){{
100円と「コーヒー」のボタン→COLOR(red):自動販売機COLOR(black):→コーヒー缶
    500円と「紅茶」のボタン→COLOR(red):自動販売機COLOR(black):→紅茶缶とおつり(400円)
</pre>
}}

関数の場合は、
数字や文字のデータだけでなく、セルの番地を値として与えることができます。
このような関数に与える値のことを「''引数''」といいます。

引数(数字や文字、他のセルの番地)→関数→結果

***関数の使い方 [#ta3ed3f0]
関数は、具体的には、次のような計算式として入力します。
使い方(書式)や
引数の数は、関数によって変わります。

#pre(novervatim){{
=関数名(引数1, 引数2, 引数3, ...)
</pre>
}}

セルに入力できる計算式は1つだけです。
しかし、いくつかの関数を組み合わせたい場合には、
ある関数の引数として別の関数を使う、関数の「''ネスト(入れ子)''」をします。
たとえば、関数Aの2番目の引数に関数Bを使う場合は、次のような計算式を入力します。
#pre(novervatim){{
 =COLOR(red):関数A(引数A-1, COLOR(blue):関数B(引数B-1, 引数B-2, ...)COLOR(red):)
</pre>
}}


**ウィルスの届出件数の順位を調べる [#zd77b603]
関数を使って、月ごとのウィルスの届出件数の順位を調べてみましょう。

A21〜K27セルに、次のように入力してください。
|ウィルス名|1月|2月|3月|4月|5月|6月|7月|8月|9月|10月|
|W32/Netsky|||||||||||
|W32/Mydoom|||||||||||
|W32/Bagle|||||||||||
|W32/Lovgate|||||||||||
|W32/Zafi|||||||||||
|W32/Klez|||||||||||

では、「''RANK''」という関数を使って、
順位を求めてみましょう。
RANK関数は、次のような関数です。
:RANK(数値が指定された範囲で何番目に位置するかを返す) |
--書式 : RANK(数値, 範囲, 順序) 
--引数 : 数値 : 順位を調べる数値 
--引数 : 範囲 : 調べるセルの範囲 
--引数 : 順序 : 順位の並べ方 
---0か省略なら、大きいもの順に順位をつける(降順) 
---0以外の数字なら、小さいもの順に順位をつける(昇順)

つまり、月ごとに
''「あるウィルスの届出件数(数値)が6つのウィルスの届出件数の中(範囲)で
大きいものから何番目か(順序)」''を調べることができます。
したがって、関数は次のようになるはずです。
#pre(novervatim){{
=RANK(あるウィルスの届出件数, 6つのウィルスの届出件数)
</pre>
}}

まず、
1月のNetskyの順位を計算しましょう。
関数を利用するには、次のようにします。
&br;
COLOR(red):(⇒テキスト: 169〜171ページ)
+B22セルをクリック
+数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
#ref(ex01.png,nolink,「関数の挿入」ボタン)
+利用する関数を選択
--「関数の分類」から「統計」を選択
--「関数名」から「RANK」を選択
#ref(ex02.png,nolink,関数の指定)
+引数を設定
--「数値」の入力欄をクリックし、B5セルをクリックして指定
&br;(B5と入力される)
--「範囲」の入力欄をクリックし、B5〜B10セルをドラッグしてして指定
&br;(B5:B10と入力される
--「OK」ボタンをクリック
#ref(ex03.png,nolink,引数の指定)

>COLOR(red):<注意>&br;
結果として「#N/A」と表示されます。
これは「引数に値がない」というエラーメッセージですが、
ここではこのままにしておきます。

同じような操作を、
B23〜B27セルに繰り返して、
それぞれのウィルスの順位を求めてください。
計算ができると、次のようになります。
|ウィルス名|1月|...|
|W32/Netsky|#N/A|...|
|W32/Mydoom|1|...|
|W32/Bagle|3|...|
|W32/Lovgate|4|...|
|W32/Zafi|#N/A|...|
|W32/Klez|2|...|

1月分の順位の計算ができたら、
[[前回>Lecture/InfoPrac2004/4th/copy_cell]]や
[[割合を計算した>Lecture/InfoPrac2004/5th/calc]]のと同じように、
その計算式をコピーして、
2月〜10月分を順位の計算をしましょう。


&br;
&navi2(Lecture/InfoPrac2004/5th,next);進んでください。
----
#navi2(Lecture/InfoPrac2004/5th,prev,toc,next)

}}

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