*課題の補足: ワープロでの文書作成のポイント [#f89d34c0]
ワープロを使えば、簡単に文書作成するができます。
しかし、作業の手順や方法を工夫しないと、完成するまでに時間がかかります。
ここでは、ワープロで文書作成するための、ポイントをいくつか紹介します。
**作成手順のポイント [#ef93444a]
***「いきなりキーボードを打たない」 [#me0f5c35]
-まずは、文書を書くのに必要な「情報」を集めましょう
-集めた「情報」はメモしておきましょう
***「行数と文字数を決めておく」 [#pb474b5d]
-1ページの行数・1行の文字数を決めるのは、文書作成の基本(「インフォメーション・リテラシ」108ページ)
-読みやすい印刷物の行数と文字数の目安
--''行 数'': 行間が文字の大きさの2倍程度
--''文字数'': 文字の間隔が少し詰まっている程度
***「文字を入力してから装飾をする」 [#y64e250e]
-最初は文字を入力・編集してから、全体をイメージをつかみましょう
#pre(novervatim){{
作業順の例)
[文字の入力・編集]→[装飾・レイアウト]→[表や図の作成]→[全体の調整]→[完成!]
</pre>
}}
**入力・編集のポイント [#dd67e15b]
***「見出しと本文には違うフォントを設定する」 [#ue2bf4c3]
-本や雑誌のように、見出し(第○章など)と文章で、フォントを使い分けましょう
-違うフォントを使うことで、文章にメリハリができ、読みやすくなります
--本 文: 明朝系(筆で書いたようなフォント)
--見出し: ゴシック系(角ばったフォント)
***「何種類もフォントを使いすぎない」 [#q33c347d]
-見た目に統一感がなくなり、読みづらくなります
***「インデント機能を積極的に使う」 [#z5dd2e63]
-よくある問題:空白文字を使って使って、左側にスペースを作る
--→コピーすると、いらない空白文字までくっついてくる
-インデントを使えば、余計な文字を入力しなくて済む
-あとで、図や表を入れるのが楽になる
**目立たせるポイント [#daed55e6]
***「図形の配置をコントロールする」 [#vd2cf8e0]
クリップアートを普通に挿入すると、
文字と同じように、行に張り付いてしまいます。
「''図の書式設定''」を使って、配置をコントロールします。
#div(start)
#ref(Lecture/CompPracC32004/7th/1nd/wd03.png,nolink);
#div(end)
+挿入したクリップアートを右クリックして、「''図の書式設定''」を選択
+「レイアウト」タブをクリックして、配置を決める
--''「行内」'':文字と同じように行の中に図を配置
--''「四角」「外周」'':図のまわりに文章を配置
--''「背面」「前面」'':文字の後ろや前に図を自由に配置
#div(clear)
***「ページ全体に枠をつける」 [#s6ce23c3]
ページ全体に枠線を設定すると、
ページの縁取りの飾りをつけることができます。
+メニューバーから「罫線」→「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリック
+「ページ罫線」タブをクリックし、種類から「囲む」を選択
+線の種類や色、線の太さ、絵柄などを選択
#ref(Lecture/CompPracC32004/7th/1nd/wd04.png,nolink);
***「ワードアートでタイトルを強調する」 [#he52b843]
「''ワードアート''」(絵文字)を使えば、タイトルの部分に絵文字を設定できます。
''テキスト「インフォメーション・リテラシ」125〜127ページ''を読んで、
設定しましょう。
}}
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