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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/CompPracC2004/9th の変更点

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*コンピュータ演習 第9回 [#s810ebbd]

**表計算ソフト [#h97aebc6]
**表計算ソフトとは [#h458b6f3]
もともとは企業のための会計処理のために誕生したソフトですが、現在ではデータを処理・解析する目的で、次のような分野に幅広く使われています。
-会計や統計などの計算・処理、データベース(名簿・住所管理など)
-プログラミング(マクロ機能)

表計算ソフトの特長は、次のようなものがあります。
+表やグラフが作れる。
+データを変更すれば、自動的に表やグラフの内容も変わる。
+マクロをプログラムすれば、複雑な処理も自動的に行なえる。

**表計算ソフトの歴史 [#xa5bf8b5]
「表計算ソフト」は、英語では"''Spreadsheet Software''"(スプレッドシート・ソフトウェア)といいます。
操作の練習を始める前に、表計算ソフトが「いつごろ」「なぜ」登場し、
現在までどのように開発されてきたのかを見てみましょう。

:Visi Calc(最初の表計算ソフト)|
世界初の本格的なパーソナルコンピュータ''Apple II''(1977年登場:Apple社)用のソフトとして、
最初のパソコン用表計算ソフト "''Visi Calc''"が登場したのは1979年です。
当時ハーバード大の学生、Dan Bricklin(ダン・ブルックリン)が夢の中で見たアイデアを元に、Bob Frankstonと開発しました。
((ある日,私はこんな夢を見ました.ディスプレイがあり,そこに授業の課題として出されている財務諸表が現れている.私の机の上の電卓がマウスのようになっていて,それを動かすと,ディスプレイの上のカーソルが動いて,数字の上を指し示す.マウスでカーソルをいろいろと動かして,新しい数字を入力できるようになっている.教授が『ある数字を25にしましょう』と言うと,機械が私の代わりに,すべての計算をやり直してくれる」.すばらしいでしょう.(相田 洋『新・電子立国日本3』,NHK出版,1996)))
&br;
Visi Calcはすぐに人気となり、Visi Calcを使うためにApple IIを買う人も多く出てきて、パソコンの普及のさきがけとなりました。
:Lotus 1-2-3(現在の表計算ソフトのもと)|
1981年に、現在のWindows系パソコンのもととなる、IBM PC(米IBM社)が発表されました。その互換機も次々と発表されました。
&br;
Visi Calcを買収した、米Lotus Development社がVisi Calcを元に、IBM PC用の表計算ソフトとして、"''Lotus 1-2-3''"を1983年に発表しました。Lotus 1-2-3もVisi Calcのように大ヒットし、IBM PC互換機の普及に貢献しました。
:MS Excel(最も普及している表計算ソフト)|
Lotus 1-2-3が登場するよりも前に、Microsoft社はIBM PC用に"Multiplan"というソフトを発売していましたが、Lotus 1-2-3に比べて動作が遅く、人気がありませんでした。
&br;
しかし、Windowsを登場させたころ、すでにMacintoshで人気のあった"''Excel''"を、1987年にWindows用も発売するとすぐに人気となり、事実上の標準の表計算ソフトとなりました。

**Excelの操作 [#p95dd84f]
***Excelの練習 [#gbd43848]
代表的な表計算ソフトである、
''Excel''(マイクロソフト社)を使って、
表計算ソフトの操作を学習します。
(テキスト「インフォメーション・リテラシ」の145〜168ページを参照)

次のようにして、
練習用のファイル''「Excelのチュートリアル.xls」''をコピーしてください。
+「マイコンピュータ」→「Fsの資料・課題」→「kawano」→「配布」を開く
+「&ref(Excelのチュートリアル.xls);」を右クリックし、「コピー」を選ぶ
+「マイドキュメント」→「コンピュータ演習」を開く
+ウィンドウ右側の空白を右クリックし、「貼り付け」を選ぶ

練習用のファイルを操作しながら、学習します。
ページ数はテキスト「インフォメーション・リテラシ」の説明のページです。
今回は、セルの操作を中心に学習します。
-145〜148ページ : データの入力・編集・削除
-149〜154ページ : セルのコピー・移動・挿入
-155〜160ページ : セルの書式設定
-157〜158ページ : セルの大きさの変更
-161〜162ページ : 罫線

***Excelの画面 [#p36f821c]
#ref(Lecture/CompPracA2003/12th/excel_gamen.png,,nolink,Excelの画面)

-''セル'': 数字や文字を入力するマス目
--''アクティブセル'': 現在選択されているセル(太枠で囲まれている)
--''行番号・列番号'': セルの位置(セル番地)を示すのに使う
-''ワークシート''(シート): セルが集まったもので、表やグラフを書くスペース
-''ブック'': シートが集まったもので、Excelのデータの形式のこと

***Excelを最初に操作するときの設定 [#j61e4f7a]
Excelは、最初の状態では、すべての機能・メニューをすぐに利用することができません。
そこで、次のように設定して、すべての機能・メニューを利用できるようにしましょう。
+メニューから、「ツール」→「ユーザ設定」をクリック
+「オプション(O)」タブをクリック
+ウィンドウ上部「メニューとツールバー」の、
2ヵ所のチェック欄をマウスでクリックしてチェック
+「OK」ボタンをクリックして、ユーザ設定を閉じる

&br;
&br;

**第9回の課題:カレンダーの作成 [#w0949e04]
***課題の内容 [#l09686fd]
今回の課題は、操作の練習もかねて、「表計算ソフトでカレンダーを作成する」です。
[[別紙の説明>../9thExercise]]にしたがって、カレンダーを作成した後、自分オリジナルの工夫をしてください。

***課題の注意点 [#ccf591a5]
課題には、次のポイントをふまえて作成してください。
-フォントの種類や大きさ、文字の色などを、
自分オリジナルに設定しなさい。
-予定欄に、自分の予定(すでに終わったものも含めて)を「5つ」以上、入力しなさい。
--ただし、文字の配置の縦位置を調整すること!

***課題の提出方法 [#t47cf87b]
編集ができたら、次のようにして、ファイルに保存してください。
+メニューから「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリック
+保存する場所に「マイドキュメント」>「コンピュータ演習」
+ファイル名に「授業の日付」+「学籍番号」+「.xls」を設定(半角文字で)
--例:6月14日で、学籍番号がC2041000の場合、ファイル名は「0614C2041000.xls」
--例:6月24日で、学籍番号がC2041000の場合、ファイル名は「0624C2041000.xls」

保存できたら、テキスト『インフォメーションリテラシ』の97ページを見て、保存した課題ファイルを''添付ファイルとしてメールで送りなさい''。
-宛先:kawano@ed.hyogo-dai.ac.jp
-Cc:自分のメールアドレス
-件名:第9回の課題
-本文:今回の感想を書いてください。

**次回の予定 [#w268721c]
-表計算ソフト(2)

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