色を表現する色の表現HTMLでは、文字や線の色などを指定できます。 指定するには、色の名前や色の値を使います。 色の値光の三原色である、赤(R)緑(G)青(B)の強さを値であらわします。
16進数(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F)を使い、RGBそれぞれを00〜FFまでの256段階で設定することができます。
色の名前代表的な色(16色)には、名前がつけられています。 それぞれの色の名前(そして色の値)は次のとおりです。
HTMLで色の指定するときの注意HTMLでは、色を指定する要素や属性があります。 しかし、HTMLは文書の構造を示すのが役割です。 HTMLで色を指定することは、 現在よく使われているバージョンであるHTML 4.01では推奨されていません。 HTML 4.01では、色の指定はCSS(スタイルシート)を使うことが推奨されています。 今回は、古典的な手法として、 HTMLでの色の指定を紹介します。 全体の背景の色を指定するページ全体の背景色を設定するには、 body要素にbgcolor属性を指定します。 <body bgcolor="色の値"> ... </body> </pre> 背景色を指定するときには、 文字色も設定しておくとよいでしょう。 背景色が文字色と同系列の色になると、文字が見えなくなる可能性があります。 **全体の文字の色を指定する [#q5834862] ページ全体の文字色を設定するには、 body要素にtext属性を指定します。 #pre(novervatim){{ <body text="色の値"> ... </body> </pre> ページ全体の文字色を変更しますが、 リンク部分の色は変更されません。 全体の色のバランスを考えて、 必要であれば、リンクの色も変更しましょう。 #pre(novervatim){{ <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <title>「兵庫太郎の日記」</title> </head> <body text="#0066CC" bgcolor="#FFFFFF"> ... </pre> **全体のリンクの色を指定する [#q5834862] ページ全体のリンクの文字色を設定するには、 body要素にlink属性、vlink属性、alink属性を指定します。 #pre(novervatim){{ <body link="色の値" vlink="色の値" alink="色の値"> ... </body> </pre> それぞれの属性には、次のような意味があります。 注意して設定する必要があります。 -link: まだ見ていないリンク部分の文字色 -vlink: すでに見たリンク部分の文字色 -alink: マウスのボタンを押したときのリンク部分の文字色 **文字の色を指定する [#k921dc21] >ここで紹介する方法は、あまり薦められない方法です。注意してください。 文字の色を設定するには、 font要素とcolor属性を指定します。 #pre(novervatim){{ <font color="色の値">...</font> </pre> font要素は、文字のさまざまな属性を指定する要素です。 color属性を使うことで、指定した範囲の文字の色を設定することができます。 **表やセルの背景の色を指定する [#z4716a3d] 表やセルに背景色を設定するには、 table、tr、th、td要素に、bgcolor属性を指定します。 #pre(novervatim){{ <table bgcolor="色の値">...</table> <tr bgcolor="色の値">...</tr> <th bgcolor="色の値">...</th> <td bgcolor="色の値">...</td> </pre> bgcolor属性を使って、背景色を指定します。 table要素の場合は表全体に、 tr要素の場合は行全体に、 thやtd要素の場合はそのセルに、それぞれ背景色が設定されます。 |