引用をするほかの文章をまとまった範囲で引用する場合には、 blockquote要素を使います。 また、引用元(出典元)を表すのにcite要素を使います。 引用するblockquote要素では、まとまった範囲を、1つの引用として示します。 また、cite属性を使えば、引用もとのURLを示すことができます。 表示としては、引用範囲の左右がインデントされた状態になります。 インターネットの歴史については、次のように書かれています。 <blockqupte cite="http://e-words.jp/w/インターネット.html"> その起源は米国防総省の高等研究計画局(ARPA)が始めた 分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトである ARPAnetであるといわれている。 </blockquote> 本来、HTMLは文章の構造を決めるのが役割なのですが、 補助的に、いくつか特徴的な文字の整形方法を紹介します。 スタイルの設定<b>...</b> <i>...</i> <sup>...</sup> <sub>...</sub> ここで紹介する要素は、文章の構造としての意味はありません。 補助的な手段として用いられるものです。 b要素は文字を太字で、 i要素は文字を斜体で表示します。 sup要素は文字を小さくして上側に表示します。 sud要素は文字を小さくして下側に表示します。 数学などの記号によく使われます。 次の式は<b>放物線</b>を描きます。 y = x<sup>2</sup> 整形済みテキストプログラムのソースファイルや、HTMLファイルなどの中身を 空白や改行などをそのまま表示したいときに使うのが、 pre要素です。 <pre>...</pre> pre要素で囲んだ内容が、 HTMLファイルに書かれたのと同じように、表示されます。 そのため、 1行の長さがウィンドウ幅より長くなっても、 自動的に改行されません。 メールには、次のように書かれていました。 <pre> Date: Fri, 13 Oct 2006 14:01:07 +0900 From: hoge@ed.hyogo-dai.ac.jp To: foo@hyogo-dai.ac.jp ... </pre>
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