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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/CompPracE2004/10th のバックアップ(No.1)

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    • 1 (2004-06-11 (金) 01:02:59)

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コンピュータ演習(美術デザイン学科第三部) 第12回

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表計算ソフトの歴史

「表計算ソフト」を、英語では"Spreadsheet Software"(スプレッドシート・ソフトウェア)といいます。操作の練習を始める前に、まずは表計算ソフトが「いつごろ」「なぜ」登場したのか、そして、現在までどのように開発されてきたのかを見てみましょう。

  1. Visi Calcの登場*1
    最初のSpreadsheet Software "Visi Calc"が登場したのは1979年です。世界初の本格的なパーソナルコンピュータApple II(1977年登場:Apple社)用のソフトでした。ハーバード大学の学生だったDan Bricklin(ダン・ブルックリン)が夢の中で見たアイデアを元に、Bob Frankstonと開発しました。 Visi Calcは人気となり、Visi Calcを使うためにApple IIを買う人も多く出てきて、パソコンの普及のさきがけとなりました。
  2. Lotus 1-2-3の登場
    1981年にIBM PC(米IBM社)が発表されました。現在のWindows系パソコン(IBM PC互換機)の元となるものです。パソコンの主流は、IBM PCとDOSに移行していきました。 Visi Calcを買収した、米Lotus Development社がVisi Calcを元に、IBM PC用のSpreadsheet Softwareである"Lotus 1-2-3"を1983年に発表しました。Lotus 1-2-3もVisi Calcのように大ヒットし、IBM PC互換機の普及に貢献しました。
  3. Excelの登場
    Lotus 1-2-3が登場するよりも前に、Microsoft社はIBM PC用に"Multiplan"というソフトを発売していましたが、Lotus 1-2-3に比べて動作が遅く、人気がありませんでした。 しかし、Windowsを登場させたころ、すでにMacintosh用に開発し人気のあった"Excel"を、1987年にWindows用も発売するとすぐに人気となり、事実上の標準の表計算ソフトとなりました。
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表計算ソフトとは

もともとは会計処理のために誕生したソフトですが、現在では統計処理やデータベースなど、数字などのデータを処理・解析する目的に幅広く利用されています。また、マクロ機能のプログラミングを行なうことで、簡単なアプリケーションソフトを作ることもできます。表計算ソフトの特長は、次のようなものがあります。

  1. 表やグラフが作れる。
  2. データを変更すれば、自動的に表やグラフの内容も変わる。
  3. マクロをプログラムすれば、複雑な処理も自動的に行なえる。
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Excelの画面説明

#ref(): File not found: "excel_gamen.png" at page "Lecture/CompPracE2004/10th"

  • セル: 数字や文字を入力するマス目
    • アクティブセル: 現在選択されているセル(太枠で囲まれている)
    • 行番号・列番号: セルの位置(セル番地)を示すのに使う
  • ワークシート(シート): セルが集まったもので、表やグラフを書くスペース
  • ブック: シートが集まったもので、Excelのデータの形式のこと
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簡単な表の作成

簡単な表を作成するのに必要な操作は、次のとおりです。 詳しくは、「インフォメーション・リテラシ」の145〜168ページを読んでください。

  • データの入力・編集・削除
  • セルのコピー・移動
  • セルの大きさの変更
  • セルの書式設定
  • 罫線
  • 計算式

一番最初に覚えてほしい操作は、「元に戻す」です。 入力や操作に失敗したときには、メニューバーの「編集」→「元に戻す」をクリックするか、[Ctrl]+[Z]キーを押せば、失敗する前の状態に戻ります。

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*1 ある日,私はこんな夢を見ました.ディスプレイがあり,そこに授業の課題として出されている財務諸表が現れている.私の机の上の電卓がマウスのようになっていて,それを動かすと,ディスプレイの上のカーソルが動いて,数字の上を指し示す.マウスでカーソルをいろいろと動かして,新しい数字を入力できるようになっている.教授が『ある数字を25にしましょう』と言うと,機械が私の代わりに,すべての計算をやり直してくれる」.すばらしいでしょう.(相田 洋『新・電子立国日本3』,NHK出版,1996)

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