Muninの導入システムの状態を監視するツールとして、 RDDtoolやCactiが有名。 今回は「簡単にインストールできて、いろんな情報が取れる」と評判の、 Muninをインストールする。 MuninのインストールEPELリポジトリを利用して、インストールする。依存関係でかなり多くのソフトウェアをインストールすることになる(はず)。 # yum --enablerepo=epel install munin munin-node とりあえずノードを起動するだけなら、次のように操作する。 # service httpd start ←Apache(httpd)がまだ起動していない場合 # service httpd restart ←Apache(httpd)が起動している場合 # service munin-node start # chkconfig munin-node on MuninへのアクセスMuninでは、5分ごとに情報を更新する。 デフォルトでは、「http://<インストールしたサーバ>/munin」へアクセスすれば、 情報が得られる。 Muninの設定Muninでは、どんな情報を収集するかは、「プラグイン」として管理されている。
したがって、収集したい情報を追加したい場合は、次のような手順になる。
SATA HDDの温度をグラフにする必要なコマンドをインストール。 # yum install smartmontools あと、プラグインも設定。 # ln -s /usr/share/munin/plugins/hddtemp_smartctl /etc/munin/plugins ただ、このままではIDEのHDDしか、温度を調べてくれない。 そこで、次のように設定ファイルを編集する。 # vi /etc/munin/plugin-conf.d/hddtemp_smartctl 編集内容は、たとえば次のような感じ。HDDが/dev/sdaと/dev/sdbの場合。 [hddtemp_smartctl] user root env.drives sda sdb ←追加 env.args_sda --all -d ata ←追加 env.args_sdb --all -d ata ←追加 サービスを再起動しておく。 # serice munin-node restart HPのRAIDの情報を取る通常のディスクの情報はとれるようになったけど、 HPのサーバを使っていて、SMART RAIDの情報を取る方法がなかなか見つからなかった。 プラグインを少し改良しないといけないけど、 下のリンク先の情報を使えば、可能になる。 参考
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