コンピュータ演習(美術デザイン学科第三部) 第5回
インターネットのセキュリティセキュリティに関するビデオまず最初に、パソコンやインターネットのセキュリティ(安全性)に関するビデオを見ます。このビデオは、NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が制作したものです。 セキュリティ問題とはパソコン、とくにインターネットを利用していると、コンピュータのデータがおかしくなったり、インターネット上でトラブルに巻き込まれるなど、セキュリティ上の問題(危険)が起こることがあります。セキュリティ上の危険には、大きくわけると、次の2つが考えれます。
それぞれ問題とその対策はこのあと述べていきますが、セキュリティ問題全般について、その対象方法は次の2つです。
スパムメール・チェーンメール
スパムメール・チェーンメールとは
スパムメール・チェーンメールの問題点これらのメールの問題点は、次の3つです。
チェーンメールの指示にしたがって多くの人がメールを転送しだしたら、大量のメールが発生し、インターネットにメールの洪水が発生します。そうなると、メールサーバやネットワークが大量のメールを処理しきれなくなり、必要なメールが処理されなくなるだけではなく、インターネットそのものが機能しなくなってしまいます。 スパムメール・チェーンメールの対策まずメールの内容を無視して、削除してしまうのが、一番の対策です。 そして、自分のメールアドレスを利用されないよう注意する必要があります。 スパムメールの発信者(スパまー)は、名簿業者から手に入れたメールアドレスや、コンピュータで自動的に作り上げたメールアドレスを使って、メールを送信します。スパムメールに書いてある送信中止の連絡先にメールしてしまうと、そのメールアドレスが利用可能なことを相手に知らせることになってしまいます。 また、チェーンメールは、怖いもの・面白いものだけでなく、信ぴょう性の高そうなものもあります。インターネットの検索サイトを利用して、本当なのかどうか確かめるようにしましょう。 コンピュータウィルス
コンピュータウィルスとは「コンピュータウィルス」とは、「別のコンピュータに侵入し、なんからの被害を加える悪質なプログラム」といえるでしょう。 「コンピュータウィルス」とは、「別のコンピュータに侵入し、なんからの被害を加える悪質なプログラム」といえるでしょう。 「自己伝染」「潜伏」「発病」のいずれか1つ以上の機能を持っていて、主な種類としては次の3つです。
コンピュータウィルスの問題点
コンピュータウィルスの対策
ウィルスの中には、Webページに悪意のあるコード(命令)を埋めこんで、クリックしたり閲覧したパソコンに感染するものもあります。 メールやWebページからの感染は、ソフトを適切に設定することと、ウィルス対策ソフトの機能を使うことで、より感染を防ぐことができます。
不正アクセス不正アクセスとは「アクセスを許可されていないコンピュータやネットワークに、不正な方法で侵入し、利用する行為」を不正アクセスといいます(「不正アクセス禁止法」より)。具体的な不正アクセスについて、主なものを3つ挙げます。
このような不正アクセスをする人たちを、「クラッカー(cracker)」といいます。 「ハッカー(hacker)」という言葉がありますが、これは本来、コンピュータやネットワークに精通し、その問題点を指摘したり情報を提供してくれる人たちのことです。 不正アクセスの対策パソコンやインターネットを利用するレベルで、不正アクセスを防止する方法は、次の2つです。
番外:コピーと貼り付け(再掲)コンピュータの便利なところは、いろいろなものがコピーできることでしょう。 文章をコピーして、別の場所に貼り付けたい(コピー&ペースト)ときには、次のように操作します。
次回の予定
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