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総合科学演習A 第5回

授業関係のファイルの管理

授業や課題で作成するファイルを保存する場所「フォルダ」を作成します。

  1. 「マイドキュメント」をダブルクリックして開きます。
  2. 空白の部分を右クリックして「新規作成」→「フォルダ」をクリックします。
  3. フォルダの名前に「総合科学演習A」と入力して、[Enter]キーを押すと名前が設定されます
    • もし名前の入力に失敗してしまったら、フォルダを右クリックし「名前の変更」をクリックして、名前を設定しなおしましょう。

プレゼンテーション

プレゼンテーションとは?

プレゼンテーションとは、「発表」「紹介」「表現」をすることを意味しています。 次の例のように、人に「発表」「紹介」「表現」するときに、さまざまなツールを利用して、聞き手に内容を理解し賛同してもらうのが、プレゼンテーションのおもな目的です。

  • 講習会や授業での説明
  • 会議での企画・作品の発表・表現
  • 学会での研究の発表

プレゼンテーションの方法

現在のプレゼンテーションのおもな方法は、 「プレゼンテーションソフト」と「プロジェクタ」を使う方法です。 プレゼンテーションソフトとプロジェクタを使う利点は、次のとおりです。 最近は、プレゼンテーションソフトではなく、Webページを使う方法もあります。

  • 視覚的な表現(グラフィック、イラスト)
  • 動きのある表現(アニメーション)
  • 他のプレゼンテーションデータや表・グラフを利用
  • 短時間で効果的なプレゼンテーションを作成

プレゼンテーションソフトが登場する以前の、プレゼンテーションのツールには次のものがあげられるでしょう。現在でもこれらのツールは利用されており、プレゼンテーションソフトだけでは説明・表現できないものには、とても有効です。

  • 内容が消えてしまうもの : 黒板、ホワイトボード
  • 内容が消えないもの : OHP(Over Head Projector)、OHC(Over Head Camera)、スライド(35mmフィルム)

プレゼンテーションソフトの機能

おもな機能

プレゼンテーションソフトでは、プレゼンテーションのもととなる「スライド」を作成します。いくつものスライドを作成して、パラパラマンガのようにして見せるのが、プレゼンテーションソフトを使ったプレゼンテーションです。

プレゼンテーションソフトのおもな機能を、いくつか挙げてみます。

  • スライドの管理機能
    • スライドの作成・編集・削除
    • スライドのレイアウト・デザイン・配色
    • スライドの再生(スライドショー)
  • アウトライン機能
    • 箇条書き・段落番号
    • インデント、文字の位置揃え(左・中央・右)
    • 文字の装飾
  • グラフィック機能
    • 図形の作成・編集(ドロー機能、オートシェイプ)
    • イラストの挿入(クリップアート)
    • 絵文字の作成・編集(ワードアート)
  • アニメーション機能
    • 文字や図形のアニメーション
    • スライドの切り替えのアニメーション(画面切り替え)
  • 資料機能
    • 配布資料

プレゼンテーションの作成手順

プレゼンテーションソフトを使った、プレゼンテーション資料の作成手順は、 たとえば次のような順序になります。 しかし、必ずしもこの順序で作る必要はなく、それぞれの段階を効率よくやるのがポイントです。

  1. スライド全体のレイアウト、デザイン、配色の設定
  2. タイトルスライドの作成
    • 題名や発表名の入力
    • タイトルイラストの挿入
  3. 説明のスライドの作成
    1. 新たらしいスライドの作成とレイアウトの設定
    2. 文章の入力・装飾
    3. 図や表・グラフの作成
    4. アニメーションの設定
  4. スライドショーで確認

このほかに、説明の順序を考えることも重要です。 たとえば、次のような説明の順序が考えられます。

  • 起・承・転・結(お話向き)
  • 序論・本論・結論(説明向き)

プレゼンテーションソフトの便利な使い方

プレゼンテーションは、ビジネスの世界では、いまや必須のソフトであるといえます。 しかし、個人向けにも、このような使い方ができます。

  • ポスターやカード
  • アルバム(写真をはりつけて)
  • レシピ(写真や動画を貼り付けて)
  • 日記(絵日記・写真つき日記)
  • 紙芝居やパラパラ漫画(スライドを切り替えて)

Powerpointの操作

代表的なプレゼンテーションソフトである、Powerpoint(マイクロソフト社)を使って、 プレゼンテーションソフトの操作を学習します。
(テキスト「インフォメーション・リテラシ」の182〜204ページを参照)

fileこちらのファイルをダウンロードして起動してください。 このファイルを操作しながら、プレゼンテーションソフトを学習します。 (ページ数はテキスト「インフォメーション・リテラシ」の説明のページです)

  • スライドの作成(187ページ)
  • スライドのデザイン・レイアウト(187〜190ページ)
  • 文字の入力・編集(185〜186ページ)
  • 図形の作成・編集
  • 図・イラストの挿入
  • アニメーション(193〜197ページ)

課題:ポジションペーパーの作成

課題の内容

プレゼンテーションソフトを使って、「ポジションペーパー」のスライドを作成します。

*ポジションペーパーとは
 自己紹介もかねた「立場表明書」のこと。
 あるテーマについて「自分が考えていること」「みんなに伝えたいこと」をまとめて、
 配布・発表することで、参加者各自が考えていることをコンパクトに伝える。
  • 1枚目:タイトル
    • タイトル:「○○(自分の名前)のポジションペーパー」
    • サブタイトル:今日の日付と自分の学籍番号・名前
  • 2枚目:自己紹介
    • 名前
    • 所属と学籍番号
    • 出身地(都道府県と市町村)
  • 3枚目:パソコンやインターネットの利用
    • 過去にやったこと
    • 現在やっていること
    • これからやりたいこと
  • 4枚目:情報セキュリティの問題(時間があれば)

課題を行う上での注意点

それぞれのスライドには、次に指定する操作・設定がされていることとします。 操作・設定がない場合は、課題の評価はありません。

  • 文章は箇条書き
  • 文字の設定(大きさ・色)の設定
  • インデントの設定
  • スライドのデザイン、レイアウト
  • アニメーション、画面の切り替え(時間に余裕があれば)

課題の提出方法

スライドができたら、次のようにして、ファイルに保存してください。

  • 保存する場所:「マイドキュメント」>「コンピュータ演習」
  • ファイル名:半角文字で、学籍番号+「.ppt」
    • 例:学籍番号がC2023000の場合、ファイル名は「C2023000.ppt」

保存できたら、テキスト『インフォメーションリテラシ』の97ページを見て、保存した課題ファイルを添付ファイルとしてメールで送りなさい

  • 宛先:kawano@ed.hyogo-dai.ac.jp
  • Cc:自分のメールアドレス
  • 件名:第5回の課題
  • 本文:今回の感想を書いてください。

Tips:コピーと貼り付け

文字をコピーして、別の場所に貼り付けたい(コピー&ペースト)ときには、次のように操作します。

  1. コピーしたい文字をドラッグして反転させる
  2. マウスを右クリックし、ショートカットメニューの「コピー」を選ぶ
  3. カーソルキーを動かすかマウスでクリックして、貼り付けたい場所にカーソルを動かす
  4. マウスを右クリックし、ショートカットメニューの「貼り付け」を選ぶ

また右クリックのあと、「コピー」ではなく「切り取り」を選ぶと、文章の移動(カット&ペースト)になります。

次回の予定

  • プレゼンテーションソフト(つづき)
  • ファイルの管理

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Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 20:20:22 JST (3691d)