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CSS

CSSとは

HTMLで、 スタイルシート(情報のかたちの表現)をする方法として、 CSS (Cascading Style Sheet) があります。

CSSは、W3Cが策定しており、 1996年にCSS Level 1 (CSS1) が、1998年にCSS Level 2 (CSS2) の 2つが勧告されています。 実際に利用されているのはCSS1で、 CSS2は徐々に利用が広まっています。

この授業では、CSS1を中心に、 実用性のあるものを取り上げていきます。

CSSの基本的な設定

CSSでは、スタイルを指定する対象(構成要素など)を選び、 スタイルの種類や値を設定します。 次のように、記述します。

セレクタ {プロパティ:値}

たとえば、次はh1要素に「文字を赤くする」というスタイルを指定するものです。

h1 {color: #ff0000}

セレクタ」とは、 スタイルを指定する要素を指定する部分です。 「{...}」のカッコ内で指定したスタイルが適用されます。 「プロパティ」とは、 適用するスタイルの種類です。 色やフォントなどの種類を指定します。 「:」(コロン)で区切って、設定する「」を指定します。

複数のプロパティを設定する

複数のプロパティを設定する場合は、 「;」(セミコロン)で区切って指定できます。 複数の行で書いてもかまいません。 その場合は、それぞれのプロパティの行末に 「;」を入力するのを忘れないでください。

たとえば、次は「strong要素に、文字を赤くして、フォントサイズを大きくする」 という指定ですが、どちらも同じように表示されます。

strong {font: #ff0000; font-size: large}
strong {
  font: #ff0000;
  font-size: large;
}

複数の要素に同じスタイルを設定する

複数の要素に、同じスタイルを設定する場合は、 セレクタで「,」を使って複数の要素を指定します。

たとえば、次は「h1要素とh2要素に、文字を青くする」 という指定です。

h1, h2 {color: #0000ff}


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Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 20:20:22 JST (3689d)