情報処理演習 第3回
次回の連絡
作業のポイント
簡単な表の作成(つづき)データの入力と計算前回の復習もかねて、前回作成した課題ファイル(「1008」+学籍番号+「.xls」)に新しいデータを追加します。次の図のようにデータを入力してください。なお、2003年のデータは1月〜6月までのデータです。 次に、前回のように、計算式を入力して合計や割合を計算をしましょう。詳しくは、テキスト「インフォメーション・リテラシ」や前回の内容を見てください。 2001年度の場合は、次のような操作になります。
すべての計算式を入力すると次のような表ができます。 行・列の操作ここまでにできた表には、次のような問題点があります。
このような問題点を解消するために、「行の挿入」をしましょう。次の操作を繰り返して、空白の行を3行挿入してください。 なお、同じような操作をすれば、列を挿入することができます。 また、複数の行や列を選択してから、挿入の操作をすれば、選択した数だけの行や列を挿入できます。
行を挿入できたら、次のようにデータを入力・編集してください。
入力・編集すると次のような表ができます。 表示形式と配置の設定前回のように、セルを右クリックして「セルの書式設定」を選択し、次のように表示形式を設定してください。複数のセルを範囲指定してから、右クリックすると、一度に複数のセルに設定することができます。
次にセル内の文字の配置を、次のように設定してください。
フォントの設定表としての体裁を整えるため、表のタイトルと各項目名を目立たせましょう。 ここでは、タイトルと項目名にフォントの設定します。 セルを右クリックし、「セルの書式設定」から「フォント」を選択して、次のように設定してください。ツールバーの「フォント」や「フォントサイズ」ボックスでも設定できます。
ここまで設定すると次のような表ができます。 行の高さ・列の幅の設定印刷したときに、セル内の文字や数字が読みやすいよう、行の高さや列を幅を設定します。設定するには、行番号を右クリックし「行の高さ」を選択します(列は列番号を右クリックして「列の高さ」を選択)。次のように設定してください。
セルの結合「2000年」のような年をあらわす項目は、「件数」と「割合」の2つの項目を含んでいます。このように、複数のセルをまとめた内容をあらわすには、「セルの結合」を使います。次のように設定してください。
罫線と塗りつぶしの設定最後に表らしく見えるように、セルに罫線を設定します。 罫線を設定するには、ツールバーの「罫線」ボタンか、セルを右クリックして「セルの書式設定」を選択し「罫線」を選択します。
また、項目名のセルには塗りつぶしを設定して、色を塗って目立たせましょう。ツールバーの「塗りつぶし」ボタンか、セルを右クリックして「セルの書式設定」を選択し「パターン」で設定できます。好きな色で設定してください。 すべて設定できれば、次のような表が完成します。 表の印刷今回の授業では、実際の印刷は行いません。 しかし表は、画面で確認するよりも、紙に印刷して確認することが多いでしょう。 ページ設定と印刷プレビューまず最初に、どのように印刷するのかを「ページ設定」を使って設定します。 メニューバーから[ファイル]→[ページ設定]を選択します。 レイアウトや印刷の仕方など、次のような設定ができます。
実際に印刷する前には、「印刷プレビュー」でどのように印刷されるかを確認します。 メニューバーから[ファイル]→[印刷プレビュー]を選択します。プレビューを終わるときには「閉じる」ボタンをクリックします。 改ページプレビュー印刷プレビューで確認したときに、表やグラフがうまく用紙におさまらないことがあります。プレビューを閉じて、シートを確認すると、点線が表示されるのに気がつくでしょう。これは、ページの区切りをあらわしています。この区切りの点線を都合の良い位置に調整しなければなりません。 そのような場合には、ページ設定で拡大/縮小を設定するか、「改ページプレビュー」で微調整をします。「改ページプレビュー」を使うには、メニューバーから[表示]→[改ページプレビュー]を選択します。 この画面では、シートのどの部分が何ページ目に印刷されるかを確認しながら、データを入力したりセルの調整ができるようになっています。青い太枠や点線の枠をドラッグして位置を調整することで、印刷する範囲を設定することができます。 ここまでに作った表を改ページプレビューの画面で調整して、1枚の紙におさまるようにしてみましょう。改ページプレビューを終了するには、メニューバーから[表示]→[通常]を選択します。 ここまでできたら、課題の説明にすすんでください。 |