前回の復習
前回の内容
第3回、第4回に続き、
HTML(Hyper Text Markup Language)を使った、
Webページの作成を行いました。
タグ(文書の構造を示すマーク)を、
新たにいくつか紹介し、使ってみました。
- 同じページへのリンクをつくる
(a name="...")
- 表をつくる
(table, tr, th, td)
- 色を表現する(body bgcolor="..." text="...", font color="...", table bgcolor="...", ...)
- レイアウトをする(h1 align="...", p align="...", hr align="...", div align="...", ...)
おさらい: HTML文書の構造
HTML文書は、いくつかの基本的な要素で構成されています。
まず最初に、HTMLのどのバージョンかを示す、DOCTYPE宣言があります。
そして、
全体をhtml要素で囲み、その中にhead要素とbody要素が含まれています。
head要素には、さらにmeta要素やtitle要素など、文書情報が入ります。
body要素には、h1要素やp要素など、文書の構造が入ります。
つまり、
HTML文書は、html要素をルート(根源)とした、
木(ツリー)構造になっているのがわかります。
ブロックレベル要素とインライン要素
要素によっては、別要素の中に囲むことができるものとできないものがあります。
要素のタイプを大きく分けると、次の2つに分けることができます。
- ブロックレベル要素
- 文書の構造(骨格)を示す要素で、
内容をひとまとまりにします。
要素の前後が改行されます。
h1〜6 | p | ul | ol | dl |
hr | pre | table | address | div |
- インライン要素
- 単語や文章に意味を与える要素で、
文章に含まれます。
a | b | br | em | font |
i | img | strong | sub | sup |
それぞれの要素のタイプには、次のような原則があります。
- ブロックレベル要素は、
インライン要素を含むことができますが、
ほかのブロックレベル要素は基本的に囲むことができません。
- インライン要素は、
ほかのインライン要素を含むことができますが、
ブロックレベル要素は基本的に含むことができません。
- body要素の中で直接扱えるのは、
ブロックレベル要素だけである。
次へ進んで、
今回の内容を見てください。