Top > Lecture > CompPracR2003 > 10th
AND OR

コンピュータ演習(再) 第10回

今回のねらい

自己紹介や自分の関心、出身都市の紹介の文書作成を通じて、 ワープロソフトの機能と操作を学習し、 論理的・構造的な文書の作成のしかたを身につける。

構造的な文書

構造的な文書とは

ワープロソフトを使えば、きれいな印刷物を作りことができます。 つまり、きれいに飾ったり清書したりして、見た目を重視した文書が作れるということです。たとえば、案内状やパンフレット、ポスターなど、簡単で見た目が重要な文書です。

しかし文書には、見た目のほかに、「文書の構造」も重要です。 本やマニュアル、報告書などの、文字の量が多い文書では、 内容を論理的にわかりやすくし、説得力のある文書でなくてはなりません。

構造的な文書(構造化された文書)とは、次のような文書といえるでしょう。 文書の表現と構造を分けて作成することで、より効率よく文章を作成することができます。

  • 文書の組み立てが論理的
    • 中身や意味にあわせて、章や節、段落などの部分に分割されている
  • それぞれの部分に意味がある
    • 「ここは強調したい」、「ここはコメントだから重要でない」などの意味をつけることができる

文章の構造とは、たとえば、次のようなものです。階層構造になっているものが多いです。

  • 題名、章、節、要約
  • 本文、段落、注釈
  • 説明文、箇条書き、図、表
  • 強調、引用、キーワード

構造的な文書の良い点・悪い点

  • 良い点
    • 話の筋道がわかりやすくなる。
    • 話のポイントやキーワードがはっきりする。
    • ソフトウェアで加工しやすくなる。
  • 悪い点
    • 書き慣れるのに時間がかかる場合がある。
    • ソフトやツール類の機能を活用しないといけない場合がある。

構造的な文書の作成

ワープロソフトを使って、構造的な文書を作成するには、 次のような機能を使うと良いでしょう。

  • アウトライン
    • 話のアウトライン(骨組み)を中心に編集する機能です。章立てや節立て等に使うことができます。
  • インデント、箇条書き、段落番号
    • 文書や項目の大小や親子関係を説明することができます。
  • スタイル、書式
    • 見出しや段落など、文書の段落に意味を持たせるときに、それぞれの意味で統一したフォントや装飾を設定することができます。

参考リンク


リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 20:20:22 JST (3697d)