電子メール
テキスト: 84〜102ページを見てください。
メールが届くまでのながれ
電子メールを利用するには、「メールアドレス」が必要です。
メールを管理するコンピュータ「メールサーバ」に、
自分のメールボックス(私書箱)を作ることで、メールアドレスを持つことができます。
メールを読み書きするには、メーラー(メールソフト)というソフトウェアを使います。
- メールソフトを使って、メールを自分のメールサーバへ送信
- メールサーバは、宛先のメールアドレスを管理するメールサーバへメールを転送
- 受信したメールサーバは、届いたメールが自分のユーザ宛か確認
- 自分のユーザ宛なら、宛先のユーザのメールボックスにメールを保存
- 自分のユーザ宛でないなら、エラーメールを返信
- 宛先の人は、メールソフトを使って、メールサーバからメールを受信
メールアドレス
メールアドレスは、インターネット上の住所・氏名のようなものです。
たとえば「g2051000@ed.hyogo-dai.ac.jp」とは次のような意味になります。
- g2051000 : @マークの左は「ユーザID」です。メールサーバのユーザIDになります。
- @ : 「アットマーク」といいます。ユーザIDとドメイン名の区切りに使われます。
- ed.hyogo-dai.ac.jp : @マークの右は、メールボックスがあるメールサーバのドメイン名です。
練習: メールソフトの操作
テキスト92〜99ページを読んで、
電子メールの操作を練習しましょう。
- 自分宛にメールを送信して受信しましょう
- 自分の携帯電話や友達とメールの交換ましょう
- 「メーリングリスト」へメールを送信しましょう
- 届いたメールに返事を返信しましょう
- 自分と授業担当者のメールアドレスを「アドレス帳」に登録しましょう
- 注意: 「エラーメールが届いたら」
- 差出人が「Mail Delivery Subsystem」のようなメールは、エラーメールです。
もしエラーメールには、件名に、エラーの理由が書かれています。
ほとんどの場合が、送信したメールの宛先のアドレスの入力間違いです。
宛先のアドレスを確認しましょう。
「メーリングリスト」とは?
電子メールを使って、
多人数の人々がコミュニケーションするしくみを、
「メーリングリスト」といいます。
メーリングリストのアドレスにメールを送信すると、
登録されているメンバー全員にメールが送信されます。
特定のテーマや話題について、交流したり議論したりするのに利用されます。
「宛先」の使い分け
電子メールでは、複数のメールアドレスへメールを送信できます。
そのとき、
目的にあわせて宛先の種類を使い分けることが重要です。
受け取った相手は、自分の宛先の種類を確認することができます。
宛先(To) | メールを読んでもらい、返信してほしい人 |
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Cc | To宛のメールの内容を確認してもらうため、 必ずしも返信してもらう必要のない人(友達、同僚など) |
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Bcc | ほかの宛先にわからないように、 メールを送信したい人(先生、上司など) |
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課題(1): 署名の設定
はがきや手紙と同じように、
メールに書くときには、最後に自分の名前、つまり「署名」のが一般的です。
Netscapeへの署名の設定(PDF)
という資料にしたがって、メーラーに署名を設定してください。
設定できたら、次のようにメールを送ってください。
課題(2): 気になることをニュースにする
自分の身の回りで起こったことや関心のある社会のニュースを、
ニュース形式にしてまとめて、
メーリングリストに投稿してください。
件名や本文を書くときの注意点は、次のとおりです。
さらに、下の「チェックリスト」も守りましょう。
- 件名: インパクトがあり、ひと目で内容が伝わるもの
- 本文: 100〜300文字程度で、3つの段落に分けて書く
- 第1段落: 概要をまとめる
- 第2段落: 状況や経緯など、詳しい説明をする
- 第3段落: 自分の感想や意見をまとめる
メールは、次の宛先を設定して、送信してください。
メールを書くときのチェックリスト
電子メールで上手に利用するために、
次のポイントに注意しましょう。
- メールの内容や目的がわかるような、簡潔な件名をつける
- メールの最初は、宛先と差出人が誰かを書いておく
- コンピュータの機種特有の文字(機種依存文字)は使わない
- 行の長さをそろえたり、空白行で段落をわけて、内容を読みやすくする
- メールの最後は、署名で終わる