電子メールのマナー
「宛先」の設定を使い分ける
宛先は、目的にあわせて種類を使い分けることができます。
送信先も、自分の宛先の種類を確認することができます。
宛先(To) | メールを読んでもらい、返信してほしい人 |
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Cc | To宛のメールの内容を確認してもらうため、 必ずしも返信してもらう必要のない人(友達、同僚など) |
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Bcc | ほかの宛先にわからないように、 メールを送信したい人(先生、上司など) |
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よいメールの書き方
「わかりやすい」「読みやすい」メールのポイントをいくつか紹介します。
- 1. 件名をわかりやすく
- 件名がないと、相手は不審に思い無視するかもしれません。
内容や目的がわかる具体的な件名にしましょう。
- 2. 行の長さをそろえる
- 行の長さを固定して読みやすくしましょう。(全角文字で30〜40文字程度)
ただし、携帯電話は改行しないほうが良い場合があります。
- 3. あいさつと署名
- メールの最初に、相手の名前や自分の名前、さらに挨拶を書きましょう。
相手は、自分宛であることがすぐにわかります。
また、連絡先として、最後に署名をつけておきましょう。
- 4. 段落と段落の間には改行を入れる
- 話題が変わるときには、1つ行をあけてから次の段落を書くと、
読みやすくなります。
- 5. 必要のない引用は省略
- メールに返信するとき、元のメールが引用されます。
引用を使うときには、
返事をする内容だけ残して、その他の引用は削除しましょう。
3つの「気配り」
- コンピュータの種類の違い
- パソコンや携帯電話の種類によっては、
文字情報の扱い方が異なります。
半角カナや機種依存文字は、使わないようにしましょう。
- チェーンメール
- 「不幸の手紙」のようなチェーンメールは、
相手に負担を強いて自分との関係を壊すだけでなく、
ネットワークにも負荷をかけることにもなります。
不審なメールは相手にしないでおきましょう。
- コミュニケーション
- 電子メールは便利ですが、
文字だけで表現するため、気持ちが伝わりにくいことがあります。
その結果、大きなトラブルが起こることもあります。
メールを送る前に、相手の立場になって、読み返すようにしましょう。